ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 466969
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

イワカガミもシャクナゲも! / 両方楽しむ表参道で登る金峰山

2014年06月19日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
7.2km
登り
961m
下り
972m

コースタイム

09:00 アコウの土場発(標高約1945m)
09:30 荒川渡河(標高約1800m;今回最低標高点)
09:50 御室(おむろ)小屋(廃屋)
10:35 片手廻し岩
12:00 五丈岩−金峰山山頂(標高2599m)以上往路所要3時間00分(最大標高差800m)
(昼食・散策30分)
12:30 五丈岩発(下山開始)
13:30 片手廻し岩
14:10 御室小屋
14:30 荒川渡河
15:00 アコウの土場着 以上帰路所要2時間30分
  合計所要時間6時間00分 歩行距離約7.2km

[ルート図]
上のルート図はGPSログではなく手書きです。
天候 天気/ 晴れ(AM9;出発時)〜ガス(AM11−)〜一時通り雨(PM2〜3)
気温/ 14℃(出発時;アコウの土場)〜5℃(AM12;山頂)
風 / 終日無風
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
甲府方面から国道140号線(通称;雁坂ライン)を北上。「牧丘トンネル」を越えた直後に左折し(信号なし)、約100m後に右折。
県道219号線(通称;クリスタルライン)に入る。その後約30分で「アコウの土場」着。右カーブの横に5台程度の駐車スペースがある。登山口まで完全舗装道路。

--[参考タイム]----------------------------------------------------------------------
07:20 国道20号線(甲府バイパス)国母交差点
(国道20号線;朝の通勤ラッシュ!)
07:50 「向町二」交差点
(西関東連絡道路+国道140号線)
08:15 牧丘トンネル北
(大弛林道)
08:50 アコウの土場着
その他周辺情報 [登山ポスト]
アコウの土場登山口にはなし。柳平ゲートにあり。

[最終コンビニ]
国道140号線「新隼橋北」交差点角にファミリーマート。
その手前、国道140号線「八幡橋西詰」交差点先、左にセブンイレブン。

[日帰り入浴]
山梨市営温泉「花かげの湯」
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/gover/public/spa/hanakage.html
はやぶさ温泉
http://www.hayabusaonsen.com/

[写真]
下の写真のうち主なものは地図上に撮影ポイントが落としてあります。
なお、写真は巾1600pxあります。各写真クリック(巾800px)よりも「スライドショーで見る」か「元サイズ」をクリックして頂いた方が大画像になります。
杣口(そまぐち)集落の上部にある「金桜神社」。
このルートが古の金峰山登拝ルートであることを証明している。
8
杣口(そまぐち)集落の上部にある「金桜神社」。
このルートが古の金峰山登拝ルートであることを証明している。
「アコウの土場」という登山口。
林道のカーブの横に5台程度駐車可能なスペース。
4
「アコウの土場」という登山口。
林道のカーブの横に5台程度駐車可能なスペース。
歩き始めて一気に70mほど降下。
トロッコ線路の跡だろうか。
3
歩き始めて一気に70mほど降下。
トロッコ線路の跡だろうか。
さらに降下すると荒川に突き当たる。
ここを渡河するのが核心部だ。
7
さらに降下すると荒川に突き当たる。
ここを渡河するのが核心部だ。
川の横にはキバナノコマノツメが大群落。
でもずいぶん小さな型だった。
5
川の横にはキバナノコマノツメが大群落。
でもずいぶん小さな型だった。
いかにも奥秩父なコケの森を行く。
道はあるようなないような。
5
いかにも奥秩父なコケの森を行く。
道はあるようなないような。
「KK分岐点」に到着。
KKとは「Kuroberaーkinpu」だろう。
ここから少し枯れ沢歩きとなる。
3
「KK分岐点」に到着。
KKとは「Kuroberaーkinpu」だろう。
ここから少し枯れ沢歩きとなる。
沢に下りて「KK分岐点」の標識を見返す。
ここを見逃すと帰れないよ。
3
沢に下りて「KK分岐点」の標識を見返す。
ここを見逃すと帰れないよ。
沢を上流に登っていく。河原の石に「↑金峰」の赤ペイント。
沢の周りの緑が美しい。
6
沢を上流に登っていく。河原の石に「↑金峰」の赤ペイント。
沢の周りの緑が美しい。
御室川を遡って「御室小屋」に到着。
廃屋になってから年月が経ち、一層壊れつつある。
2
御室川を遡って「御室小屋」に到着。
廃屋になってから年月が経ち、一層壊れつつある。
御室小屋の周りにシロバナヘビイチゴの花畑。
なんとも哀愁を感じさせる。
4
御室小屋の周りにシロバナヘビイチゴの花畑。
なんとも哀愁を感じさせる。
御室小屋の先で道は一気に急登に。
アルミ階段が出現。
1
御室小屋の先で道は一気に急登に。
アルミ階段が出現。
その先はこの鎖場。このルート一番の難所か。
5
その先はこの鎖場。このルート一番の難所か。
鎖場を登って見返す。
岩はすぐ右で切れ落ちているから怖い。
9
鎖場を登って見返す。
岩はすぐ右で切れ落ちているから怖い。
鎖場の上から南の方を望む。
どこまで深い森が続いているようだ。
2
鎖場の上から南の方を望む。
どこまで深い森が続いているようだ。
「片手廻しの岩」はどう見ても不思議。
ずっと昔から転げ落ちないであそこに立っているのだ。
20
「片手廻しの岩」はどう見ても不思議。
ずっと昔から転げ落ちないであそこに立っているのだ。
足元に可愛らしいコイワカガミ。
17
足元に可愛らしいコイワカガミ。
標高2100mを越えた頃からシャクナゲの花が現れ始めた。
そう、これを見に来たんだよ。
11
標高2100mを越えた頃からシャクナゲの花が現れ始めた。
そう、これを見に来たんだよ。
上に登って行くとさらに花の密度が濃くなる。
2
上に登って行くとさらに花の密度が濃くなる。
案外すぐに「片手廻しの岩」の足元に到着する。
5
案外すぐに「片手廻しの岩」の足元に到着する。
大ぶりのピンクの花がドキリとさせる。
8
大ぶりのピンクの花がドキリとさせる。
崖が崩れた跡をトラバースする。
見た目ほど急傾斜ではなく怖さはない。
崖が崩れた跡をトラバースする。
見た目ほど急傾斜ではなく怖さはない。
こんな奇岩の下にもシャクナゲ。
まるで岩を支えています、と言いたげだ。
7
こんな奇岩の下にもシャクナゲ。
まるで岩を支えています、と言いたげだ。
標高を上げるにつれガスが濃くなる。
もう五丈岩が見えてもいい頃だが、なにも見えず。
4
標高を上げるにつれガスが濃くなる。
もう五丈岩が見えてもいい頃だが、なにも見えず。
その先の崖トラバースではコイワカガミとシャクナゲがコラボしていた。
11
その先の崖トラバースではコイワカガミとシャクナゲがコラボしていた。
いよいよ森林限界突破。
しかしガスが濃くなって来たので視界はほとんどない。
いよいよ森林限界突破。
しかしガスが濃くなって来たので視界はほとんどない。
それでもシャクナゲの花に励まされながら上に登って行く。
4
それでもシャクナゲの花に励まされながら上に登って行く。
足元の岩の下にもコイワカガミ。
4
足元の岩の下にもコイワカガミ。
気をつけないと踏んでしまいそうなくらいコイワカガミが多い。
歩きながら足元ばかりを注視。
2
気をつけないと踏んでしまいそうなくらいコイワカガミが多い。
歩きながら足元ばかりを注視。
こんなコイワカガミの大群生もあり。
いやあ、見飽きないねえ・・・。
24
こんなコイワカガミの大群生もあり。
いやあ、見飽きないねえ・・・。
足元ばかり見ているうちに山頂に接近したらしい。
突如として五丈岩のシルエットが現れたのでびっくり。
1
足元ばかり見ているうちに山頂に接近したらしい。
突如として五丈岩のシルエットが現れたのでびっくり。
わずかな時間青空がのぞいて五丈岩がクッキリと見えた。
もう山頂はすぐそこだ。
6
わずかな時間青空がのぞいて五丈岩がクッキリと見えた。
もう山頂はすぐそこだ。
山頂直下でもコイワカガミは群生。岩をスキップしながら花を楽しむ。
12
山頂直下でもコイワカガミは群生。岩をスキップしながら花を楽しむ。
本当に五丈岩の真下で。
13
本当に五丈岩の真下で。
五丈岩の南面に金桜神社の奥宮あり。
小さな石の祠だけど。
5
五丈岩の南面に金桜神社の奥宮あり。
小さな石の祠だけど。
金峰山の山頂標識と三角点の前で。
ガスばかりで他に何も写っていないね。とほほ。
10
金峰山の山頂標識と三角点の前で。
ガスばかりで他に何も写っていないね。とほほ。
「山梨百名山」標識は山頂標と離れた五丈岩のそばに。
それにしても、すでに倒れそうだが?
7
「山梨百名山」標識は山頂標と離れた五丈岩のそばに。
それにしても、すでに倒れそうだが?
帰路にて、こんな花が。あでやかだね。
17
帰路にて、こんな花が。あでやかだね。
こちらは「つぼみ三姉妹」か?
つぼみの色は一層濃くて驚かされる。
11
こちらは「つぼみ三姉妹」か?
つぼみの色は一層濃くて驚かされる。
駐車スペースに帰着。
もちろん他に車は一台もなかった。
3
駐車スペースに帰着。
もちろん他に車は一台もなかった。

感想

奥秩父のシャクナゲを見に行かねば、と思いつつタイミングが合わずに過ぎてしまっていました。
ヤマレコにはもう盛りは過ぎたという報告が入り始め、今年は見逃したなあと諦め始めていた朝、Casuminさんのレコで国師ヶ岳周辺はまだ咲いている様子がないとのこと。
あれ、じゃあまだ金峰でもシャクナゲが見られるかも、と木曜日なのに天気が良さげなので思い切って出かけてみることにしました。
今年のシャクナゲはどこで見ようか?。とそれも悩みの種でしたが、結局いつものように金峰。ただいつだったか素晴らしいシャクナゲを見た記憶のある「表参道」ルートを選びました。

アコウの土場という登山口(駐車スペース)から出発。下界は晴天だったのにここでは曇っているのが気になりますが、久しぶりのこのルートに心も浮き立ちます。やっぱり、金峰に登るルートの中でこの道は特別な気がするのが不思議です。
荒川の渡河では石伝いに渡ることができず、結局裸足になって川を渡るハメに。ちょっと苦労しましたが、その先は順調。御室小屋から急登になりハシゴ、鎖で進むと前方に片手廻しの岩が現れます。
天気良ければさらに先に五丈岩が見え始めるのですが、今日はガスが漂い始めてしまいました。
標高が2100mを越える頃になると登山道の周りのシャクナゲに花がびっしり。鮮やかなピンク色です。そして予想外にもこの時期に足元にはコイワカガミ! これでもかというくらいに咲いていました。

シャクナゲは標高が2400mを越えて森林限界の上になると花が一気に少なくなったのですが、コイワカガミはどこまでも咲いています。岩だらけになった最後の急登部分でもちょとした岩の隙間や登山道の脇にはイワカガミが。で、これを踏まないようにもう足元を注意しながら歩くことになりました。

そして、ふと目を上げて見たら、もうすぐそこに五丈岩がガスの合間に見えます。おや、いつの間に!です。
コイワカガミは山頂のあちらこちらにも。おかげでずいぶん楽しみながら歩くことができました。
シャクナゲとコイワカガミが同時に咲き誇る。やっぱりここはいい道です。

晴れていたらもっとよかったけど。そうしたら周りを眺めて足元の花を楽しむことができなかったかも。
だとしたら、ガスガスの山行も、帰路では一時バラバラと音を立てて雨が落ちてくるほどの天気になってしまったこともまた幸運だったかもしれません。
そもそもこんなガスが出やすい地形のせいで奥秩父にはこんなにもシャクナゲが密生しているんだそうだからね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2309人

コメント

金峰山と五丈岩
こんばんは(*^_^*)

この山が茅ヶ岳から見える金峰山なんですね。
五丈岩もこの事だったんですね。
お花がいっぱいで、どれもキレイでかわいいですね!
キバナノコマノツメも黄花の駒の爪って教えて頂いたので覚えました。
カタカナだと、まるで外国人がカタコトで話すみたいになってしまい
なかなか覚えられなくて。。。
シャクナゲはうちにありますが、山の自然の中のほうがずっとキレイです♪

高山植物の図鑑を買いたいのですが、何かオススメの本があれば教えて下さい。
古い本なら、ネットや古本屋で探してみようかなーと。
2014/6/19 23:07
Re:ada-yoさん/ 金峰山と五丈岩
コメントありがとうございました。
ada-yoさんが茅ヶ岳山頂で撮られたShot23を大きくしてみると山頂に五丈岩がポツリと見えるような・・・(^^)。いや肉眼だと割とはっきり見えるんですが。

金峰山はいまは西の瑞牆山方面や東の大弛峠方面から登るのが主流になっていますが、山梨の人間は昔はみな南側の甲府方面から登ったようです。今回の道はその上部の部分ですね。
昔はやはり巨岩信仰があって、甲府盆地からは五丈岩はもうはっきり見えますからそれが登拝の対象になったらしい。金桜神社というのは金峰山をご神体として信仰する神社です。

高山植物についてはいまどきだとネット検索すれば調べられるものが多いですが、確かに本一冊持っていてもいいかもしれませんね。山にも持参できるし。
こんなのでいかがでしょう?古本でいいので直に中身を見て気に入ったのを買う方がいいかもです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4829901187/ref=rdr_ext_sb_ti_sims_2
2014/6/20 5:39
pasoさまらしい金峰。
いいですね、このルート。「古の」ってのにときめきます。
秋だったら紅葉も良さそうですね。
なかなか実現しませんが、平日代休が取れた際のpasoさまとのコラボ登山の候補地に躍り出ました☆
2014/6/19 23:14
Re:yokowvさん/ pasoさまらしい金峰。
おそらく初めて?木曜日に出かけました。終日ガスの中で、さすがに「スーパー・サースデイ」にはならなかったです。

私も「古の〜」などというのにときめく(^^)タチで、その意味で南から金峰というのはなんかライフワークみたいになりつつあります。
実際、機会があればぜひお誘いしたい、なかなかいい道ですよ。
2014/6/20 5:45
pasocomさん、早速イケテるじゃないですか!!
こんばんは
御見事なシャクナゲですね。色も鮮やか!
国師の方は全く咲いていなかったのですが、種類が違うのでしょうか。
う〜ん…謎だ。
シャクナゲは丸く手毬のように咲く所が好きです。可愛いですよね。
綺麗に咲いているシャクナゲにはお目にかかった事が無く、ここは凄いですね。
でもキツそう
2014/6/20 0:00
Re:Casuminさん/ 早速イケテるじゃないですか!!
昨日の朝、Casuminさんのレコにコメントを入れた後、たまらず速攻で(子供のようだ・・・)出かけてしまいました。時間帯を考えなかったおかげで甲府市内の大渋滞に巻き込まれてしまいましたが。
私の実感でもシャクナゲが咲いていたのは標高が中間の部分だけ。下ではもうすっかり終わって花が茶色になっていましたし、上の方ではツボミさえなかなか見られないような。
してみるとシャクナゲというのは標高によって(気温によって?)かなり花の時期が左右されるものなのかもしれませんね。
ならば、一番いい頃具合のところを探して歩けばかなり長期間どこかでは楽しめるはずだとも言えそう。大弛で7月中旬ていうのも驚きですが。
2014/6/20 5:51
庭園かと。
26-29はどこかの庭園みたいですね。
で、33にいたっては都会のオアシスでバックにオフィスビルが
霞んでいるのかと。

もちろん自然が一番でオリジナルなのですが、それくらいに感
じる妙。
岩と緑と花と空間と暈し。

秘密の花園にしておいたほうがいいかも。
2014/6/20 0:42
Re:mmgさん/ 庭園かと。
コメントありがとうございます。
この道のいいところはここなんですよ。標高2400mのところで森林限界突破。一気に視界が開けます。(この日はダメだったけど・・・)。そこではすでに五丈岩ものしかかるような威圧感で見え始め、そこからはもう「斜めの庭園」状態。確かにです。
花崗岩の大岩がゴロゴロというのは独特な景色で、八ヶ岳では見ないですね。早川尾根の栗沢山あたりが似ていますが規模は金峰の方がずっと大きい。
こんな魅力的な道なのに、秘密の花園にしておかなくてもほとんど誰も歩いてくれません。むしろ残念なくらいです・・・。
2014/6/20 5:58
いいなぁ〜
pasocomさん、おはようございます

ルート地図あるでしょ?これを縮尺を小さくして行って太平洋と日本海がみえるほどになるとね・・山梨・長野・新潟・群馬付近には茶色が見えるんです

で関西をみるとね・・ないでしょ?茶色(。。;

山ヤには最高の住処(すみか)ですよね(って説明長いって

いろいろフィールド豊富でうらやましい・・ってだけの話でした

      でわでわ
2014/6/20 6:53
Re:uedaさん/ いいでしょう。ふふふ
おはようございます。
uedaさんもそろそろ本気で転居なんて考えませんか?(^^)
「松本で暮らして、毎日上高地の帝国ホテルでブランチ!」なんて言えば奥様も同意されるかも。

ただ東京あたりに住んでいても長野の山へとなると片道3、4時間かかるのも普通で、高速道路があっても首都圏はいつも渋滞だし、大阪からでも片道4時間半で行けるのは意外と近い感じもします。問題は経費ですが(^^)
2014/6/20 7:18
こんちはpasocomさん
う〜去年ワタクシ行く前から撤退したコースだ

イワカガミもシャクナゲもすごく咲いてますね!
甲武信ヶ岳あたりだとシャクナゲの時期は人が沢山でしょうけど
やっぱこのコースは人が少ないかもしれませんね〜。

表参道から金峰山に行きたいとは思ってるんですが
なかなか行けないので、早く!行きたいと思ってます
思ってるだけじゃダメなんですけどね〜
2014/6/20 8:18
Re:c-54さん/ こんちはです
そう、ちょっと前にc-54さんが「表参道から金峰」と書かれていましたね。
ここは大弛峠に向かう林道の峠の手前。それなのに大弛峠に向かう人は多いものの(この日も大勢そちらから登られていたようです。)、アコウ平から登ろうなどという人は一人もおらず、駐車スペースは言わずもがな、登山中には一人にも会いませんでした。いやそれどころか道には枯れ枝、折れ枝、倒木多数散乱で、この春からも何人も歩いたほどでないように見えます。まったく不人気なことですね。
荒川の渡河箇所にはずっと以前には丸木橋があったこともあるのですがその後流失したり仮の橋がかかったりして、現在はまったく何もない状態です。水量が少なければ飛び石伝いに渡れそうなのですが、今回は渡れず素足で渡渉しました。ここが一番のネックですね。

それでもとにかくこのルートなかなか変化に富んでいるし、最後の石の庭園は最高に気持ちいい。ぜひ挑戦下さい。
2014/6/20 8:27
コイワカガミとアズマシャクナゲ!!
大きいのと小さいの二つのピンクが交互に咲き誇る良い季節ですね。シャクナゲも好きなお花なんですが昨年は見逃しちゃいました。今週は見たいと思っていたのですが。14:00から予定。雨予報で微妙です、2100m以上の所ですね。
荒川は靴脱いでの渡渉でしたか。この季節はやはり水が多いんでしょうね。誰かのレコで奥仙丈から周回されたいたのを思い出しました。
ところで、茅が岳の登山靴さすがpasocomさん、若い女性にもててますね。私が縁があるのは67歳の女性のようです(笑)
2014/6/20 8:53
Re:nori3さん/ コイワカガミとアズマシャクナゲ!!
お忙しい中のコメントありがとうございます。本当に忙しい時にはスルーしておいて下さい。
今度の週末、土曜日はそこそこでも日曜日は雨予報ですね。
まあ、シャクナゲの時期というのは梅雨時ですからどうしても天気が悪いことが多いですね。
ただシャクナゲはそういう時期のものだから案外と雨に濡れそぼる姿もいいんじゃないかと(^^) もちろんどしゃ降りはイヤですが・・・。
私も今回ガスに囲まれてしまい戸惑いましたが、いっそガスの中でフワッと幽霊のように咲いているシャクナゲなら却って「幽玄」かもと思い直しました。写真もそういう観点で「ガスとシャクナゲ」みたいなのを多く撮ったくらいです。
情報によると標高の高い場所はまだこれかららしい。あせらずとも見られるのかもしれません。
2014/6/20 9:09
パソコンさん、木曜日は呪われてますから 笑
こちら、表参道なんですか?!
わが家は瑞籬山荘からも、大弛からのズル金もしたことありませんし〜
ここなどはお初見レコです
金峰山にはいろんなコースがあるのですね!
今年中には行きたいなと、思っておりますがまず フツーに瑞籬の方からかなぁ

イワカガミのすんごい群生
ガスに霞むシャクナゲも幻想的です!!
2014/6/20 8:55
Re:nyagiさん/ 木曜日は呪われてますか??
そうです。金峰山は信仰の山。その対象が山頂の五丈岩です。
五丈岩は甲府盆地からはすごく良く見えますから平安時代くらいから金峰登山(登拝というそうです)が始まったらしい。富士登山よりずっと以前のことです。
ですから、古のしきたりにのっとれば甲府市北部、金桜神社のところから歩き始め、御室小屋で一泊しつつこのルートでお参りするのが正式かと。
以前に私が書いた日記「甲斐国志の金峰山」をご一読いただくとさらに味わいが深まるかも(^^)。
http://www.yamareco.com/modules/diary/21844-detail-60963

もちろんそんなコースで歩くのは大変で、わたしこそ「ズル」の短縮路なのでした。
それでもこのルート、所要3時間半もあれば登頂可能。みずがき山荘ルートよりもお手軽なのですよ。
ただ、みずがき山荘ルートは砂払いの頭からの絶景稜線歩きが魅力で。
どうも甲乙付けがたいですねえ。金峰はいい山です。
2014/6/20 9:21
いいですねー!
クラシックルート、もとはここが、あそこが、と富士見平小屋で話してました。
金桜神社から一気踏破も面白そうなんですが、
休みをたくさん取らないと厳しそう。
まずはアコウ平から様子みて徐々にルート延ばしたい…(何年かかるんでしょう!)

花も、石も、ここはとても興味あります。
レコ、参考にさせて頂きます!
2014/6/23 8:55
Re:pokoroさん/ いいでしょう(^^)
コメントありがとうございます。
富士見平小屋の方々なら金峰の歴史についてもご存じなのでしょうね。
このルートはいまはほとんどの人から忘れ去られています。ヤマレコでも、このルートを歩かれたレコは一年で一件入るかどうかくらいですね。

古道というとかなり荒れ果てている印象がありますが、ここはそれほどでもない。どなたかが手を入れて下さっているようです。
アコウ平からならこのレコのように十分日帰りコースでこの「表参道」の核心部を楽しむことができます。
鎖、ハシゴ、森林限界を超えたあとの景観、五丈岩の迫力。他のルートでは味わえない醍醐味があります。
ぜひ、一度お試し下さい。
2014/6/23 12:27
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 奥秩父 [日帰り]
御嶽道
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら