トムラウシ山〜ヒサゴ沼1泊2日の紅葉登山
- GPS
- 18:04
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 1,975m
- 下り
- 1,957m
コースタイム
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 9:28
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:29
天候 | 9/10 晴れ 夕方やや雲あり 9/11 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
数日雨が降らなかったおかげか、ぬかるみ歩きにくいと言われている場所も乾いていて、歩きやすかった |
写真
感想
おそらく、今年最後の大雪山系。
締めは憧れのトムラウシ。
どうせならゆっくり楽しみたい。
それなら日帰りはちょっと足の自信がない。
ならばと、頑張ってヒサゴ沼で一泊をする計画とした。
前泊はトムラウシ自然休養林野営場で過ごし、
短縮路コース登山口からスタート。
短縮路コースは8月半ばから雨で通行止めになっていたらしいが、奇跡的に前々日くらいから開通してくれていた。
正規の登山口から登れば分岐点まで約2.8kmの短縮、
私の足なら1時間半ほどの短縮になりそう。
本当にありがたい。
登山口からすぐは多少のアップダウンはあるものの、登山道がちゃんと整備されていて、道幅も広い。
ぬかるむと噂のポイントも比較的乾いていて歩きやすかった。
しばらく登ったと思ったら100m以上の下り、帰りは応えそうだと思いながら、コマドリ沢でひと休憩。
さらに登り、ナキウサギの声が聞こえるガレ場までやっと到着、一休み。この時点でかなりしんどい。
大好きなナキウサギの姿を遠目で見るが、近くには現れず…
泣く泣く前に進むことにする。
そうしたら、左手にナキウサギが現れて、テンション回復。
ありがとう。私は君に会うためにここに来たんだ。
前トムを過ぎ、さらに進んだ先に、ようやくトムラウシ公園がみえた。
息を呑むような自然の日本庭園。
紅葉が始まりかけていてなんとも言えない美しさ。
しかし、熊の親子がいると他の登山者が教えてくれたので、見ると本当に親子が。
まだ離れた距離だったので、冷静でいられたけど、小熊がいると親熊が子どもを守るために行動するかも知れないから怖くて
トムラウシ公園はなるべく素早く通り過ぎた。
公園から少し登ると、南沼。
南沼のキャンプ指定地は、数幕テントが貼ってあった。
雪渓頼りとの水場はすでに枯れている。
仮設トイレもあるけど、ここでの泊りは本当にやばい時にしたいところだと思ったし、
ヒサゴ沼へ無理ならここの宿泊も考えつつ、時間は充分なので前に進む。
すでに疲労を感じているが、まずはトムラウシ山頂へ行くしかない。
宿泊荷物が重くて苦しいし、休み休みでやっと山頂。
残り数十メートの登りでヒーヒーしてるのをみて、あと少しだと声をかけてくれた男性に感謝しかない。
山頂はガスが上がってしまって景観はそこそこだけど、とにかく登れてよかった。
山頂で休憩して、少し気持ちも身体も回復した。
山頂からは苦手なガレ場が数カ所、
それを越えるのも一苦労で、
下って、登って、まだまだ遠い。
今思えば、とんでもなく深い山の中にいるという不安が、さらに疲労を生んだように思う。
最後のガレ場を過ぎると、木道が現れて、まさに天国歩き。
それも束の間、ヒサゴ沼まで降りるのに、また岩場。
遠目で見ると雪渓がなくて、今日明日の水は沼で煮沸と濾過でとしょんぼりしてたけど、
近づくと雪渓が枯れていなくて、水が流れていた。
雪渓の水場からヒサゴ沼へはおよそ10分ほどの距離だったと思う。
テント泊の人が多くて、なんとかいい場所にテント建てれて、ホッとした。
中秋の名月は今宵だが、日暮れとともに雲が上がってきて、月も星も望めないかなと思いつつ。
テント設営、ごはんの支度。
エビ味噌ラーメン 相方作
スモークサーモンとチーズのタパスぽいやつ
鍋風サンラータン
二次会は干し肉で焼肉。
これが濃ゆくて美味かった。
そうこうしているうちに、満月が美しく大きく登って、周りの星が霞んでる。
炊いたお米を抱いて就寝。
朝はテントが凍って植物にも霜が降りるくらい冷え込んでいた。
風がベタ凪だったから、ヒサゴ沼が鏡のように美しかった。
ヒサゴ沼に別れを告げ出発したが、
帰路も充分なボリュームだった。
あとは下山後もおもうがお天気に恵まれて最高だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する