国師ヶ岳・北奥千丈岳 - 自転車併用 -
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- GPS
- 08:10
- 距離
- 71.3km
- 登り
- 2,575m
- 下り
- 2,584m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:08
天候 | 曇り一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
自転車
帰路交通: 塩山駅15:54-17:14高尾17:23-17:44立川駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
乙女湖から大弛峠までの川上牧岡林道では、路上のギャップ、段差、穴、泥砂の流出多し。 |
写真
感想
自転車併用の山登りを、一頃はかなりやっていた。しばらくやってなかったなと思って振り返ると、白山東面台地スキーのために白水林道を上がったのが2015年5月、本格的に標高差のあるものとしては飛騨ほうのき平から乗鞍畳平にあがったのが2013年6月だった。久しぶりにやってみようと思い立ち、今住んでいる東京からは近くなった奥秩父の大弛峠(標高2365m)に目をつけた。「規制なく一般の車で行ける日本最高所の峠」であり、峠の西に金峰山、東に国師ヶ岳がある。
自宅から朝一番に行ける中央線の列車で塩山駅(標高410m)に、6時22分に着いた、畳んで袋詰めのロードバイクと共に。人気の少ない北口でバイクを組立て、サイクリングの装備を整え、水を汲んで20分ほどで出発した。県道38号から、クリスタルラインと愛称付けられた県道219号に入り、第一段階として乙女湖(標高1470m)を目指す。そこまでの距離は20km。
葡萄畑の広がる甲府盆地の縁の斜面から谷間のつづら折れの道へ、のっけからローギアでじっくり進む。今日の体調は、万全とは言えないか、昨晩早くは寝れなかったのでちょっと寝不足だ。眠気をこらえたりもしながらなんとか乙女湖へ。その先の坂を僅か登った所に金峰山荘がある。
休憩して再出発しようとした時に雨が降って来た。一旦ためらって、金峰山荘の屋根下で様子を見た。強い雨ではないが、空模様では強くなったり降り続いてもおかしくない様にも思えた。ここまでの疲れも少々あり、天気を口実にもう下りようかとも思った。しかし雨は止んだので、20分ロスしたものの大弛峠を目指して再び登り出した。川上牧岡林道を峠へは標高差900m、距離は15km。
自転車で登る標高差で、1000mは今年一度経験したが、2000m近くとなると10年ぶりくらいになる。次第にペースが落ち、斜度10%の坂をほぼ歩くペースでのろのろ進む。塩山から大弛峠まで、途中停滞も含めて4時間かかって到達した。
大弛峠までの遅れと疲れ、そして雲行きから遠い金峰山は止めて、近い国師ヶ岳に登ることにした。満杯の駐車場の脇で足回りをトレランシューズに代え、歩き始める。大弛小屋の前を通って前半は木製の階段で整備された道、後半は岩ゴロの道で前国師ヶ岳を経て国師ヶ岳に達した。ガスって展望はないが、昼食含めしばしゆったりした時を過ごした。帰り道に北奥千丈岳に立ち寄って、大弛峠に戻った。
ここまで山中は曇りながらも、雨に降られることはなかった。峠で再びサイクリングの出で立ちになり、下り始めると間もなく、雨になった。ポツポツ降って来たと思ったら、みるみる強くなって来た。慌てて雨具の上下を着こみ、どこかで雨宿りしたいと思ったが適所がなく、水が流れる林道を下り続けた。スリップしないようにスピードを抑え、こんなに登って来たかとあきれるほどに下りが長く感じた。それでも、金峰山に行っていたら山中でもっと大変だった、とも思った。
乙女湖近くまで来ると雨は小降りになり、乙女湖畔では止んでいた。それから下では道路も乾き、爽快なダウンヒルに代わった。つづら折れのスラロームから、盆地端の直滑降道では時速50km、ずぶ濡れの体も大半乾いて塩山駅に戻った。
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