ブナ好きにはたまらない三国山ハイキングコース（ススキの原も素晴らしい）

2022年09月15日(木) [日帰り]

• GPS: 06:34
• 距離: 9.7km
• 登り: 552m
• 下り: 661m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:22
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:30

9:06 篭坂峠バス停
9:15 9:16 籠坂峠・三国山ハイキングコース入口
10:13 アザミ平
10:56 11:01 大洞山
11:44 11:50 楢木山
12:10 ヅナ峠
12:28 13:12 三国山
13:36 13:40 三国峠
14:11 14:16 鉄砲木ノ頭
15:08 15:11 パノラマ台
15:36 三国山ハイキングコース入口バス停

天候

曇りのち晴れのち時々霧、のち雨のち時々晴れと曇り（1日で全ての天気を体験できた）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

山中湖旭丘公園向かいの道の駅「森の駅」に車を停めて、すぐそばのバス停「旭丘」から5分ほど乗って「籠坂峠」へ。そこから登山開始

コース状況／危険箇所等

ピンクリボン、オレンジリボンが要所要所、頻繁につけられていて、道迷いはまずない。危険箇所はなし。
◉ 三国山山頂から三国峠まで
山頂直下から少しの間は急坂の下り。
◉ 鉄砲木の頭からバス停まで
土砂流出のために出来た深くて細い溝の道は片足のみ置けるスペースなので、歩きにくく、しかもススキが茂っているのでかき分けかき分け進む。所々足元も見えないので注意

その他周辺情報

旭丘公園から車で15分ほど走って「紅富士の湯」へ。内湯、露天、サウナあり。広くて気持ちよかったです

写真

9/15 8:24

バス停「山中湖 旭日丘」周辺は駐車場には困らない。私はバスターミナル隣接の道の駅「森の駅　旭日丘」（無料）に停めたけれど、公園に隣接している「山中湖公共駐車場」も台数たっぷり（無料）

9/15 8:23

トイレは旭日丘公園のところにあり。道の駅の、湖側の向かいにある

9/15 8:28

タクシー乗り場もあって、なんか安心

9/15 8:32

「旭日丘」バス停。篭坂峠まで5分なので歩くか乗るか、迷うけれど、車道の交通量が多く、歩道が狭いので、安全のためバスを利用することに。この日は8:38 発のバスが8:55に遅れて到着

9/15 8:32

森の駅（道の駅）にバスターミナルがある。私が乗るバスはこのターミナルと道路を隔てた向かいにある。バスが近づくと、このターミナルで放送してくれる

9/15 8:34

ターミナルには観光バスも停る。富士急ハイランドの可愛いバスに遭遇。このほかにも可愛いバスが何台か発着してた

9/15 9:00

ふつーのバスに乗り、5分ほどで「篭坂峠」に到着

9/15 9:01

走ってきたバスの進行方向に向かって、車道から離れ、すぐ左にある側道を上がっていく

9/15 9:07

早速ピンクリボンが私をご案内。舗装道路をしばらく歩く

9/15 9:09

墓地を通りますよ〜

9/15 9:10

トイレは旭日丘が最後だと思っていたけれど、ここにもあった！墓地のすぐそばです

9/15 9:10

墓地を突っ切って行くと、標識あり。この道で合ってるようだ！

9/15 9:14

そしてこの突き当たりを左へ入ると登山道

9/15 9:15

今日は「三国山ハイキングコース」なるものを、満喫するのだ。どんな景色が待っているかな

9/15 9:15

この柵を抜けて、いざ！

9/15 9:19

うひゃー。最初っから、すごいグリーンパワー！感激です。今日はススキの原はもちろんだけど、ブナの原生林も大切な見どころ

9/15 9:25

とても歩きやすい道です。ここの地質は面白くて、言わば砂浜のよう。歩くとザクザク音がする

9/15 9:34

この道でオッケー！それにしてもこのブナ林はすごい。私の期待を大きく上回ってるわ

9/15 9:41

ここで変わった形の細長いカエルさんを見た。確かにこの落ち葉の中にいたのだけど、なぜか写真には写ってない・・・。そしてこの後ピョーンと跳ねて草むらへ消えていった

9/15 9:50

おぉ。。。すごいねーすごいねー

9/15 9:59

スパイダーマンが蜘蛛の巣を手裏剣のように飛ばして作ったと思われる、蜘蛛の巣の花の木

9/15 10:00

ブナ様祭りだー！！！

9/15 10:01

前後左右、ブナ様に囲まれた幸せな私

9/15 10:02

これはご機嫌な道だわー

9/15 10:04

登山道はなだらかになってきた。どこまでも歩けそう

9/15 10:05

ねぇねぇ、これってもう秋の景色だよね

9/15 10:08

私の前方

9/15 10:08

左を見ればこんな

9/15 10:08

右を見ればこんなです。もうたまりませーん

9/15 10:11

あっと言う間にアザミ平に到着！

9/15 10:11

右へ行けば北アルプスは立山（←うそ）、または須走。私は左へ行くけれど、こういう分岐点があるといろんな方向に行ってみたくなっちゃうね

9/15 10:13

少し開けてきて、景色が明るくなった。向かうは三国山、その前に二つのピークを超えます

9/15 10:14

ここが本来のアザミ平だそうな。アザミさんはもうおしまいだね

9/15 10:14

あれ？　前方にプラトゥーン発見！

9/15 10:15

ザッ、ザッ、ザッと私とすれ違う。この後も何度も小隊とすれ違う。みなさん、とても礼儀正しくて、細い道だからか、道の脇で、私が通り過ぎるのを待っていてくれる

9/15 10:16

アザミとミツバチ！蜂さんは蜜を食べ放題

9/15 10:17

しばらくこんな開けた景色が続く

9/15 10:20

今日はガスが視界を遮っているけれど、晴れていたらきっとこの先に山々が見えるのでしょう

9/15 10:23

そして再びブナの世界へ。。。苔が素晴らしい。苔好きのあの人に見せてあげたい

9/15 10:25

森に吸い込まれそう・・・。おどけているブナ様が約1名（笑）

9/15 10:29

山から霧が静かに降りてきている

9/15 10:32

うわぁ、これもまたすごい！一体ここのブナ林はなんなんでしょう。素晴らしすぎて声を失う

9/15 10:33

見て、この堂々たる根っこ！

9/15 10:34

このハイキングコース、ただものじゃない！

9/15 10:37

森は生きている！　赤ちゃんのようにひっくり返っているブナ様

9/15 10:39

と、今度は真っ赤な実に目を奪われる。森の中で私は忙しい（笑）

9/15 10:40

カメラ、引いてみました

9/15 10:42

霧とブナ。黄金のコンビネーション

9/15 10:43

この神秘的で幻想的な美しさ

9/15 10:51

あら、このブナ様、お倒れになっている・・・

9/15 10:52

と、思ったら、違った。横に生えているのでした！

9/15 10:52

クローズアップ

9/15 10:56

と、遊んでいる間に本日の最初のピーク、大洞山山頂に到着

9/15 10:57

さて、ここからハシゴしますよ〜

9/15 10:58

大洞山の頂上は展望がないのだけれど、その分ブナの賑わい

9/15 11:07

山頂を後にして、またしてもすごいところにやってきた

9/15 11:10

もうここは夢の世界です

9/15 11:13

あれ？　一本だけヒメシャラがいる。そしてここはちょっと道を間違えやすい場所。ヒメシャラが突然現れたら、近くのピンクリボンを探しましょう。そちらです

9/15 11:20

ヒメシャラが増えてきました

9/15 11:24

ここもまた天国

9/15 11:27

フォギー

9/15 11:30

森の中で起きたちゃぶ台返し

9/15 11:32

ここもまたすごい。天然記念物レベル

9/15 11:34

あぁーーーーー

9/15 11:37

感動が止まらない。こんな凄い景色に包まれて歩けるなんて、生きていてよかった・・・

9/15 11:40

あ、女性グループ発見。今日の山行は私一人だけかと思ったら、よかった！他にも人がいました

9/15 11:40

大空に向かって！

9/15 11:45

第二のピークに到着。可愛い山頂標

9/15 11:48

ほんと、今日はいい日だなぁーーー

9/15 11:51

ヒメシャラ畑

9/15 11:53

楢木山を越えてズナ坂峠まではこんななだらかで歩きやすい道を行く

9/15 11:55

木の幹が苔をうっすら纏っているので、目に見えるもの、ぜーんぶ緑なんです

9/15 12:01

このコースは正直、最高ですね。「山歩きなんてとても・・・」と敬遠している人にこそ、歩いてほしいコース

9/15 12:04

ずっといい道です

9/15 12:08

ここから、リボンはなぜかピンクからオレンジに！　三国山までガイドしてね

9/15 12:09

また霧がうっすらと出てきた。今日はこれの繰り返しですね

9/15 12:12

あらら。これはまたどうしてこんなふうにひっくり返っちゃったのかな。生い立ちを聞いてみたい

9/15 12:14

うーん。。。幻想的

9/15 12:19

熊の腰掛け？

9/15 12:19

剣を天に向けて

9/15 12:22

まだまだ霧の世界は続く

9/15 12:23

可哀想に折れちゃったのね・・・

9/15 12:24

折れた木にたかるキノコたち

9/15 12:24

クローズアップ

9/15 12:27

三国山、登頂。山頂の女王

標高1328m。寒いっ

9/15 12:31

霧雨だけど、降ってきた。先日の愛鷹山で雨に降られ、薄くて通気性のいい防水ライトシェルが欲しくなって買ったばかりのシェルを今日は着てきて正解！しかもキャップもゴアテックスさ〜

9/15 12:35

このストックについているクマちゃん鈴も今日のお初です

9/15 12:40

雨が降っているけれど、腰を下ろしてランチタイムにしよう。目の前の大きなブナ様を拝みながら

9/15 13:03

この山頂も展望がないけれど、ブナの群生で独特の雰囲気を醸し出す。意外と広くてのんびりできる。ちょっと頼りないけどベンチもある

9/15 13:03

女王様に別れを告げ・・・

9/15 13:06

次なるピーク、明神山へいざ！北へ向かって下山

9/15 13:11

早速オレンジリボンが私を導いてくれる

9/15 13:14

おぉ。。。これまたすごく個性的なお方。木って自由なんだなぁとつくづく思う

9/15 13:21

三国山の山頂から三国峠までの道は急坂。そしてちょっぴり迷いそうなんだけど、こんなにオレンジのリボンがあるから大丈夫！

9/15 13:25

地面がやや溝状になっていますが、景色は抜群

9/15 13:25

ほら

9/15 13:28

シナを作るブナ様

9/15 13:37

オレンジリボンのおかげで迷わずにすみました。三国峠はもうすぐそこ

9/15 13:37

霧で見えにくいけれど、車道がある

9/15 13:38

ここが三国峠。車道を渡ると・・・

9/15 13:39

オレンジのリボンが待っている

9/15 13:40

オレンジのリボンから少し右に行ったところに登山道の入り口がある

9/15 13:44

ここからは登り。ススキの原を歩くのだ！

9/15 13:46

秋です。これが見たかった

9/15 13:48

霧に煙るススキの原は初めて

9/15 13:49

秋のお花もいっぱい咲いている

9/15 13:49

たらこ？

9/15 13:51

これは何かなー

9/15 13:52

ススキとたらこと白い花の饗宴

9/15 13:54

うひょー。ここを歩くの羨ましいでしょう。素晴らしいわ、これ。ただ、私の背丈があと30センチ高かったら、また違った景色が見えたことでしょう（苦笑）

9/15 14:00

ここは急登です。もうすぐ鉄砲木の頭（明神山）！ちなみにここも足元は砂浜っぽい

9/15 14:11

着いたー。今日は頂上にすぐ着くなー

9/15 14:12

ススキの原にある鉄砲木の頭、登頂記念！

9/15 14:13

ぼおおおおぉぉ・・・・。霧の向こうに何が？

9/15 14:13

これだった・・・。凄い絶景のところにあるのね

9/15 14:14

鉄砲木の頭、山頂からの絶景・・・

9/15 14:14

霧の中の山座同定（笑）。さあ、イメージを膨らませて

9/15 14:17

この子、好きなんです。富士、箱根周辺でよく見かける可愛いポンポン

9/15 14:17

あ、少し霧がどいてくれて、山中湖が見えた！ススキとのコントラストがいいです。晴れていれば左に富士山

9/15 14:24

霧で方角がよくわからないけれど、どうやらこちらの道が下山方向。パノラマ台を通って三国山ハイキングコース入口バス停へ向かう

9/15 14:26

晴れていたらここは絶景でしょう。真正面に富士山と山中湖を見ながら下る道

9/15 14:26

山中湖はいい感じで見えてる

9/15 14:28

これは道です。ススキで足元見えず！

9/15 14:35

ここからこんな溝の道を歩く。今日の一番の難所！

9/15 14:40

がんばって悪路を下ったご褒美にこの景色が突然現れる！わおぉ

9/15 14:48

キラッキラのススキ。そして青空

9/15 14:51

あ、まちが見えてきた！

9/15 15:09

あ〜、歩きづらかった！　やっとパノラマ台に着いた！　ここも本当は富士山の展望地です

9/15 15:09

トイレもある

9/15 15:09

駐車場もある

9/15 15:09

この道路の方へは行かないで、湖の方に向かって降りる。パノラマ台の敷地に大きなテーブルとベンチがあるのでその後ろに降りていく道がある。テーブルとベンチに人が座っていると、降り口が分かりにくい

9/15 15:16

で、途端にこれだよ・・・。大足の人は、一度足を置いたら抜けなくなりそう（笑）

9/15 15:19

悪路はすぐに終わる。車道が見えた！もうバス停は近いはず

9/15 15:20

15:38 のバスに乗れそう！

9/15 16:10

・・・と思ったら、バスの時刻表が変わっていて、午後のバスは16:48 一本だってさ。旭日丘の道の駅まで国道413号をずっと歩けば40分弱なのでテクテク歩くことに

9/15 16:11

道の駅はもうすぐ。ここは旭日丘湖畔緑地公園の中

9/15 16:14

素敵な公園

9/15 16:14

右手に山中湖＆富士山を見ながら（富士山は今日は見えない）、緑地公園を歩くのも悪くないです

9/15 16:16

で、こんな立派なブナ様も緑地公園にふつーにあったりする

9/15 16:26

駐車場に戻ってきました！　ただいまー

今日も無事安全に上り下りできました。森林浴三昧でした

9/15 17:29

下山後の温泉は「紅富士の湯」。食堂もあったので、ほうとうをいただきました！美味しかったです♪

撮影機器：

iPhone 13 Pro Apple

装備

個人装備

アウター ソフトシェル ベスト Tシャツ インナー トレッキングタイツ アルパインライトパンツ スポルティバブーツ ソックス ソックス替え 膝サポーター（左右） かっさ ライトタオル x 2 エアクッション スリング フィンガーグローブ ネックゲーター キャップ 自分の眼鏡 スパッツ ダブルストック ポールのチップ入れ 熊鈴 x 2 サーモボトル x 3 炭水化物 行動食 ファーストエイドキット ヘッドライト 予備用乾電池 ネックライト レインジャケット レインパンツ Mystery Ranch 40リッターパック Mountain Hardware サコッシュ お財布 Fitbit iPhone 充電器とケーブル 地図 ティッシュ 濡れティッシュ ゴミ入れプラスチックバッグ マスク

感想

こりす

三国山ハイキングコース、素晴らしすぎました。
チャレンジ的に山登りする人や高度感のある展望、絶景を好む人にはつまらないかもしれないけれど。
私のように森林とかススキとかが好きな人にはイチオシです。
このコースの最後のピーク、鉄砲木の頭からは富士山の絶景があるけれど、そこまではずっと展望なしの樹林帯歩きなので、子供とか血気盛んな若者はもしかしたら飽きてしまうかも。
私はブナ好きなので本当にサイコーでした。輝くようなススキの原も素晴らしかったです。
ここは人気コースだと思うのですが、平日は人がほとんどいないので（自衛隊の小隊とは数回すれ違ったけれど）、熊鈴をお忘れなく。