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Yamareco

記録ID: 468433
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ハイキング
奥秩父

意外に手強かった 両神山 (日向大谷ピストン)

2014年06月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
05:44
距離
11.0km
登り
2,154m
下り
2,157m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

10:10日向大谷BS - 10:14両神山荘 - 10:37会所 - 11:41弘法之井戸 - 11:56清滝小屋 - 12:51両神神社 - 13:19両神山山頂13:33 - 13:56両神神社 - 14:23清滝小屋 - 15:30会所 - 16:05両神山荘17:00 - 17:05日向大谷BS
天候 曇 にわか雨
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
秩父鉄道「三峰口」駅下車 小鹿野町営バス「日向大谷・三峰口線」日向大谷BS(53分 400円)
マイクロバスで、1日5往復です。
http://www.town.ogano.lg.jp/menyu/basu/jikokuhyo/hinata.pdf
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
・沢を数回渡過 滑り・増水時に注意。
・岩場・クサリ場あり。滑りやすい。
・ところどころ泥濘あり。
【登山ポスト】
・両神山荘前にあり
【トイレ】
・日向大谷BS下、両神山荘、清滝小屋
【売店・飲食店】
・両神山荘
バス停付近に設置された案内図。丁寧に書かれていて参考になる。今回目指す「表参道」以外はハードなコースが並ぶ。
2014年06月21日 10:11撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:11
バス停付近に設置された案内図。丁寧に書かれていて参考になる。今回目指す「表参道」以外はハードなコースが並ぶ。
バス停付近の様子。乗ってきたバスはちょっと小さめのマイクロバス。駐車場もこの周辺に完備。
2014年06月21日 10:11撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:11
バス停付近の様子。乗ってきたバスはちょっと小さめのマイクロバス。駐車場もこの周辺に完備。
バス停の上に建つ両神山荘。お楽しみは後で・・・。
2014年06月21日 10:14撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:14
バス停の上に建つ両神山荘。お楽しみは後で・・・。
登山道に入ってすぐのところに立つ「一の鳥居」。霊山の趣がひしひしと伝わる。
2014年06月21日 10:18撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:18
登山道に入ってすぐのところに立つ「一の鳥居」。霊山の趣がひしひしと伝わる。
神が宿る神山には緊張感が漲る凛とした立ち姿の杉の木が似合う。
2014年06月21日 10:23撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:23
神が宿る神山には緊張感が漲る凛とした立ち姿の杉の木が似合う。
荒川水系の支流の沢を何度か渡過。飛び石はきちんと整備されている訳ではなく、全般的に小さくて滑りやすい。ここは潔く川の中に足を突っ込んだほうが安全かも。
2014年06月21日 10:26撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:26
荒川水系の支流の沢を何度か渡過。飛び石はきちんと整備されている訳ではなく、全般的に小さくて滑りやすい。ここは潔く川の中に足を突っ込んだほうが安全かも。
七滝沢コースとの分岐点、会所。時間と体力に余裕があれば、下りは七滝沢コースを選ぶことにして、上りはメインルートを進むことにしよう。この辺りまでは沢の前後の軽いアップダウンを繰り返すだけで、比較的順調。
2014年06月21日 10:37撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:37
七滝沢コースとの分岐点、会所。時間と体力に余裕があれば、下りは七滝沢コースを選ぶことにして、上りはメインルートを進むことにしよう。この辺りまでは沢の前後の軽いアップダウンを繰り返すだけで、比較的順調。
広葉樹林帯の気持ちいい山道を進む。徐々にきつくなり始める。
2014年06月21日 10:56撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 10:56
広葉樹林帯の気持ちいい山道を進む。徐々にきつくなり始める。
弘法之井戸で水分補給。行き帰りでお世話になる。冷たくて美味しい。暑い季節の低山では特にありがたい。
2014年06月21日 11:41撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 11:41
弘法之井戸で水分補給。行き帰りでお世話になる。冷たくて美味しい。暑い季節の低山では特にありがたい。
立派な建物の清滝小屋。現在休業し、避難小屋として利用されている。トイレも完備していて、休業しているのが惜しい。都心から日帰り、あるいは下の両神山荘を起点とする登山者が大半だからか。縦走コースがあれば、利用されるのかもしれないが・・・。もったいない。ちなみに帰りがけににわか雨に遭遇し、ここでレインウェアを着込む。
2014年06月21日 11:56撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 11:56
立派な建物の清滝小屋。現在休業し、避難小屋として利用されている。トイレも完備していて、休業しているのが惜しい。都心から日帰り、あるいは下の両神山荘を起点とする登山者が大半だからか。縦走コースがあれば、利用されるのかもしれないが・・・。もったいない。ちなみに帰りがけににわか雨に遭遇し、ここでレインウェアを着込む。
清滝小屋のすぐ上にある、名前の由来にもなった清滝。水量は多くはないが、大きな一枚岩の裂け目から流れ落ちる滝は、荘厳さと厳粛さを感じる。
2014年06月21日 12:00撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 12:00
清滝小屋のすぐ上にある、名前の由来にもなった清滝。水量は多くはないが、大きな一枚岩の裂け目から流れ落ちる滝は、荘厳さと厳粛さを感じる。
清滝小屋から上はさらに急勾配、岩場も続く。しかもガスがかかってきた。やばい、山頂の眺望は期待できないかな。
2014年06月21日 12:13撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 12:13
清滝小屋から上はさらに急勾配、岩場も続く。しかもガスがかかってきた。やばい、山頂の眺望は期待できないかな。
横岩。大きな岩が横倒しになって、辛うじて土俵に足を残しているような状態。やはり神の山。神がなせる技か。
2014年06月21日 12:42撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 12:42
横岩。大きな岩が横倒しになって、辛うじて土俵に足を残しているような状態。やはり神の山。神がなせる技か。
鎖が残され、最近鉄の階段が設置された様子。事故でもあったのかな。確かに鎖で登るには、岩場も滑りやすそうで、危険だ。
2014年06月21日 14:07撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 14:07
鎖が残され、最近鉄の階段が設置された様子。事故でもあったのかな。確かに鎖で登るには、岩場も滑りやすそうで、危険だ。
急登は続く。
2014年06月21日 12:42撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 12:42
急登は続く。
ようやく両神神社に到着。一応、鳥居、狛犬、本殿、拝殿らしきものは設置されている。
2014年06月21日 12:51撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 12:51
ようやく両神神社に到着。一応、鳥居、狛犬、本殿、拝殿らしきものは設置されている。
両神神社を越えた辺りから明るい尾根伝いの雰囲気。ここまで来れば、多少の難所はあるものの、山頂まではあとわずか。足取りは軽い。
2014年06月21日 12:54撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 12:54
両神神社を越えた辺りから明るい尾根伝いの雰囲気。ここまで来れば、多少の難所はあるものの、山頂まではあとわずか。足取りは軽い。
これまで樹林体の中を歩き続け、あまり眺望は良くなかったが、稜線に出て徐々に眺望が開けてきた。木々の合間からわずかに見えるのは目指すべき山頂だ。あと一登りだ。
2014年06月21日 13:03撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:03
これまで樹林体の中を歩き続け、あまり眺望は良くなかったが、稜線に出て徐々に眺望が開けてきた。木々の合間からわずかに見えるのは目指すべき山頂だ。あと一登りだ。
ところが、この山はそう簡単に落ちない。さすが神の山。下人に試練を与え給う。クサリ場・岩場は続く。
2014年06月21日 13:14撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:14
ところが、この山はそう簡単に落ちない。さすが神の山。下人に試練を与え給う。クサリ場・岩場は続く。
岩肌が荒々しくむき出しになる山容。人々を簡単には寄せ付けない神々しさを醸し出している。
2014年06月21日 13:16撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:16
岩肌が荒々しくむき出しになる山容。人々を簡単には寄せ付けない神々しさを醸し出している。
正真正銘、山頂直下の最後の岩場。あの向こうには、視界の開けた山頂の景色が迎えてくれるいるはずだ。
2014年06月21日 13:18撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:18
正真正銘、山頂直下の最後の岩場。あの向こうには、視界の開けた山頂の景色が迎えてくれるいるはずだ。
両神山山頂に到着。そこに一人で佇む石祠。風雪厳しい自然環境の中で、よく生き延びてきたものだ。多くの人から信仰されている表われだろう。
2014年06月21日 13:19撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:19
両神山山頂に到着。そこに一人で佇む石祠。風雪厳しい自然環境の中で、よく生き延びてきたものだ。多くの人から信仰されている表われだろう。
山頂標識、首の取れた石像、そして360度見渡せる満天の下の頂上。
2014年06月21日 13:20撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:20
山頂標識、首の取れた石像、そして360度見渡せる満天の下の頂上。
山頂からの眺望。多少ガスがかかっているが、ちょうどいい塩梅に幻想的な雲海が眼下に広がる。
2014年06月21日 13:20撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:20
山頂からの眺望。多少ガスがかかっているが、ちょうどいい塩梅に幻想的な雲海が眼下に広がる。
少し灰色がかったガスが空一面覆い始める。山頂までは何とかおとなしくしていたが、雲行きが怪しい。程なくして本格的なにわか雨に遭遇することになる。
2014年06月21日 13:34撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 13:34
少し灰色がかったガスが空一面覆い始める。山頂までは何とかおとなしくしていたが、雲行きが怪しい。程なくして本格的なにわか雨に遭遇することになる。
下りは比較的受長に歩を進める。次のバスまで1時間強。ここは両神山荘でビールをご馳走になろう。宿のおばあちゃんが、サプライズでおつまみを出してくれた。これが結構いける。早めに下りて、
時間を作ってゆっくりとビールとおつまみ、そして縁側から見渡せる折り重なる山々を眺めながら、至福の瞬間を楽しむ。ささやかな満足感と充実感・達成感を味わう。頑張って試練を乗り越え、神様からのご褒美かもしれない。
2014年06月21日 16:29撮影 by  SH-25MR , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/21 16:29
下りは比較的受長に歩を進める。次のバスまで1時間強。ここは両神山荘でビールをご馳走になろう。宿のおばあちゃんが、サプライズでおつまみを出してくれた。これが結構いける。早めに下りて、
時間を作ってゆっくりとビールとおつまみ、そして縁側から見渡せる折り重なる山々を眺めながら、至福の瞬間を楽しむ。ささやかな満足感と充実感・達成感を味わう。頑張って試練を乗り越え、神様からのご褒美かもしれない。

装備

個人装備
ヘッドランプ コンパス 筆記具 保険証 飲料 ティッシュ バンドエイド タオル 携帯電話 計画書 雨具 防寒着 ストック 水筒 時計 非常食 グローブ
共同装備
ファーストエイドキット カメラ

感想

なにかと忙しく日々の日常を過ごし、天気ももつかなと不安を抱えながらの早起き。
多少雨にうたれたり、蒸し暑さにも堪え、足場は滑りやすい箇所も多く、意外に手こずったが、無事踏破することができた。一応面目を保ったといったところか。

岩場・クサリ場・沢など多少難所もあり、初心者にはちょっとハードかな、と思えるコース。他のコースはもう少し難度が高いという。でも霊山とあって、どことなく神様が包み込むような優しさと自然の畏怖を感じさせる厳しさを体感させてくれるような山だ。途中に石碑や石像が鎮座していることからも由緒ある山の威厳を感じられる。

時間と天候に恵まれたら、他のコースと絡めて再度チャレンジしてみたくなる。

これまで愛用していたデジカメが、誤って落として、逝ってしまった。新しい愛機のデビュー戦となったが、イマイチ操作方法がわからない。早く使いこなしたいものだ。

今回は、GPSの調子がおかしい。途中で再起動したらなんとか復活した。これもやはり神祟りか。

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