剱岳(早月尾根で日帰り)

2022年09月15日(木) [日帰り]

• GPS: 11:10
• 距離: 17.0km
• 登り: 2,523m
• 下り: 2,497m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:10
• 休憩: 2:00
• 合計: 11:10

距離 17.0km 登り 2,525m 下り 2,503m

7:14 馬場島荘
7:48 松尾平
8:42 8:47 早月尾根標高1600m標識
9:36 9:41 1920.9m三角点
10:20 10:31 早月小屋
11:24 11:30 標高2600m標識
12:02 12:10 標高2800m標識
12:26 12:41 カニのハサミ
12:46 12:59 剱岳
13:03 13:19 カニのハサミ
13:35 13:45 標高2800m標識
14:17 14:22 標高2600m標識
15:11 15:30 早月小屋
16:08 16:10 1920.9m三角点
17:04 17:09 早月尾根標高1600m標識
17:59 松尾平
18:24 ゴール地点

写真

9/15 7:20

スタートは馬場島荘の駐車場(無料)からです。

9/15 7:21

有名な石碑。

9/15 7:22

「岩と雪の殿堂」です。

9/15 7:22

右の階段が登山口です。いきなり急な階段で始まっています。

9/15 7:28

木の根がむき出しになった急登。序盤はこれが多かったです。

9/15 7:39

こんなご褒美のような道は序盤にわずかにあるだけです。

9/15 7:56

立派な杉の大木

9/15 8:06

急登は大木の中をまたいで続いています。

9/15 8:15

1200mから2000mまでは200m毎に標識があります。

9/15 8:35

9/15 8:44

1400mを超えたあたりからガレた急登が多くなってきました。

9/15 8:47

9/15 8:47

毛勝山でしょうか。

9/15 8:54

どこに足を置いてどこを掴んで登るのか、判断の連続です。

9/15 9:10

9/15 9:13

9/15 9:32

1920の三角点に来ました。明治時代に造られた三角点だそうです。

9/15 9:43

おぉ、いよいよ剱の稜線が見えてきました。

9/15 9:43

9/15 9:51

9/15 9:55

9/15 9:59

9/15 10:00

9/15 10:09

小屋が近づくと極端な急登にはハシゴがかかっていました。助かります。

9/15 10:11

9/15 10:20

早月小屋にやってきました。30分ほど食事休憩。ミネラルウォーター500ml(\500)を2本調達しました。

9/15 10:33

9/15 12:00

途中、雷鳥さんに会いました。公園のハトのように近づいてもなかなか逃げないんですね。写真を撮ってもらいたいのでしょうか。

9/15 12:19

鎖場の「試練」が始まりました。

9/15 12:47

以降あまり写真を撮る余裕もなく山頂へ。山頂から周囲の展望はガスってて何も見えず。残念！

9/15 12:50

剱岳の三等三角点にタッチ

9/15 13:23

命の危険を感じながら元来た道を下ります。

9/15 14:18

途中、チングルマのお花畑がありました。

9/15 14:33

この左右に2本の鎖場の場所が「ここから本格的な鎖場が出てきますよ」的な所です。ストックを持っている人はここでザックにしまっていました。

9/15 18:26

疲れに疲れてフラフラになりながらも、何とか下山できました。個人的には「試練」の比重は90%ぐらいじゃないかな。

撮影機器：

Canon IXY 180 Canon

感想

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いや〜想像していた以上に過酷な山行でした。他の方のログからも想像してはいましたが。。。歩く距離はさほどではないにも関わらず、ほとんどの方が往復に10時間前後要されているのも納得しました。勾配がハンパないです。先日歩いた槍ヶ岳の日帰り登山と比較してみました。

　　　　　　　　　　　　水平距離 垂直距離 平均勾配 往復時間(私の場合)
-------------------------------------------------------------------------------
剱岳(早月尾根経由) 　　　8500m 2200m 25% 11時間
槍ヶ岳(新穂高温泉から) 　15000m 2000m 13% 10時間

感覚的な疲労度も剱は槍の1.5倍ぐらいでしょうか。
槍の新穂高温泉からのルートは極端な斜度の登りは少ないです。
しかし剱の早月からのルートは極端な斜度の登りしかありません。
しかも剱の後半は槍の穂先に登る時のような鎖場の連続です。
勾配が緩い場合、特に下りの速度が有利になる気がしています。
しかし剱のような極端な斜度では下りも慎重に進まざるを得ず、結果所要時間が多くなってしまいます。

日没までになんとか馬場島荘に帰ろうと頑張ってみましたが、到着はすっかり日が暮れてからとなりました。それでも「試練と憧れ」の石碑前に無事たどり着いた時は山頂に立った時以上に達成感ひとしおでした。
ただもう一度このルートを日帰りで歩いてみたいかと問われると「？」です。(^^;
もし歩くのなら早月小屋で泊まります。