早池峰山 〜ガスのなかの登山〜

2022年09月17日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.9km
• 登り: 665m
• 下り: 851m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:05
• 合計: 3:10

11:10 小田越
12:00 御金蔵
12:15 天狗の滑り岩
12:25 剣ヶ峰分岐
12:35 早池峰山頂避難小屋
12:35 12:40 早池峰山頂
12:43 門馬コース分岐
12:46 剣ヶ峰分岐
13:05 御金蔵
13:55 小田越
14:20 河原坊
14:20 ゴール地点

雨のためほぼ休憩もせずペースは早め。
早く下り過ぎてバスまでの時間潰しに困った。

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

バス

■早池峰登山バス
花巻駅・新花巻駅⇒河原の坊・小田越
期間・日にち限定直通バス　5日前までに予約。

【時刻表】
花巻駅9:20-小田越10:54／小田越17:12-河原坊17:18-花巻駅18:45
往復3,600円
https://www.kanko-hanamaki.ne.jp/imagem/files/1654072802_01.pdf

【乗り場】
花巻駅東口（改札はひとつ）　左手にあるカフェの前
バス案内所は、現在休日は閉鎖。乗車券は乗車時に運転手さんから購入。
http://www.iwatebus.or.jp/bus_rotary/hanamaki_rotary/

【都内から】
新幹線の新花巻駅からバスに乗車できるため、日帰りも可能な山。

コース状況／危険箇所等

岩場、梯子あり。雨の日は滑るので注意が必要。
梯子の1つは巻き道があり回避可能。
「河原の坊登山道」は一部崩落のため通行不可。

写真

【小田越】
バス停は目の前。
登山ポスト、簡易トイレあり。
ボランティアの方が携帯トイレを売っている。

【登山道】
最初は樹林帯だがすぐに岩場になる。

【登山道】
晴れていたら、対になってる「薬師岳」がよく見えるらしい…残念。

【登山道】
早池峰の生態系をつくった蛇紋岩がゴロゴロしている。

【登山道の花】
ナンブトウウチソウ
早池峰山の固有種。

【登山道の花】
ナンブトウウチソウの群生。たくさん咲いている。

【登山道の花】
ナンブトラノブ
早池峰山の固有種。

【登山道の花】
ミネウスユキソウ？

【登山道の花】
タカネナデシコ

【鉄の梯子】
2つの長い梯子が設置されている。
下の梯子は巻き道があるので回避可能。
混雑していたので登りが梯子、下りの人が巻き道を通っていた。

【早池峰山頂】
信仰の山として崇められている。

【早池峰山頂】
ガスwww

【早池峰山頂避難小屋】
山頂にある。

【早池峰総合休憩所】
「河原の坊」にあるビジターセンター兼、資料館。
登山バッチはこちらで購入できる。（結構買う人がいた。）

感想

tom50

シルバーウィーク前半。台風14号前。
予報は晴れで、翌日、翌々日の人たちがズラすほど、バスは満席だった。
しかし、予報は外れてずっと雨のなかの山行となる。

【小田越】
簡易トイレあり。
山頂は携帯トイレのため、小田越でボランティアの方が携帯トイレを売っている。
また、小田越には、携帯トイレを捨てる回収ボックスが設置されている。

【登山道】
樹林帯は1割程度で、ほとんど蛇紋岩の岩場登り。
雨のため岩場で滑った。梯子はなかなかスリリング。
「花の早池峰山」と呼ばれるのが納得、固有種も多く今は秋の花がたくさん咲いていた。が、写真を撮って楽しむ余裕はなかった…。
本来「剣ヶ峰」も行きたがったが、雨なのでやめた。

帰りは時間があったので「河原坊」まで下り、「早池峰総合休憩所」でバス待ちさせてもらう。

【トイレ】
早池峰総合休憩所、河原坊、小田越（簡易トイレ）、早池峰山頂避難小屋（携帯トイレ）

【早池峰総合休憩所】
・「河原の坊」にあるビジターセンター。
・資料館になっていて早池峰の写真や模型で地形や花などを解説。管理の方が常時していて、早池峰のビデオを流してくれたり早池峰の説明をしてくれる。
・グッズ類はなく、登山バッチだけ売っている。買うときは、窓口で管理の方を呼ぶ。不在と思って諦めないように。
・食事処はないが飲食は自由。
・バスの時間までは営業。

バス待ちで3時間滞在したため、早池峰の花に詳しくなったwww
その他、蛇紋岩が独特の生態系を形成し、そして、搾取、鹿の食害や河原の坊登山道の崩落など現状の状況も知ることもできた。生態系を維持しようとされているボランティアの尽力に感謝。

変化の富んだ楽しい山で天気だけが心残りだったので、リベンジしたい。