岩木山 百沢登山道
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- GPS
- 05:57
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 1,454m
- 下り
- 162m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:58
天候 | 曇 一時雨 山頂では霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大沢は雪渓が残り、アイゼンがあると安心。 |
写真
感想
26日から1拍で青森市に出張。会議は26日で終了なので、帰宅日の27日を利用し、東北地方の日本百名山で唯一未登頂の岩木山に登る。スカイライン利用ではあまりにも安直と思い、百沢温泉の岩木山神社からの登拝路を登ろう。調べたら、5時間コースとなっていた。下りは、岳温泉へと予定する。
ホテルを7:00にチェックアウト。カーナビに百沢温泉と入力し、弘前経由で途中のコンビニで昼食を買い、百沢温泉の岩木山神社入口の駐車場に駐車。弘前通過に時間がかかり、出発は9:00になる。この時間では、予定のコースは無理だろうが、下山をスカイラインのバスを使えば大丈夫だろう。
後ろに岩木山が見える大鳥居から、参道を進み、茅の輪くぐりで穢れをはらい、拝殿で安全登山を祈る。左側の登山道に入ると、「山頂まで4時間15分」となっている。杉林を登り、「神苑桜林」を通り、百沢スキー場に入る。建物の中を登山道が通過している。スキー場の道を登ると、左折して沢に入る所に小さな三角屋根の囲いがある。恵比寿・大黒像らしい。すぐに木橋を渡るが、ここに「七曲」標識があり、急坂になる。樹林帯の展望のない登りで風もなく暑い。昨夜の酒がたたっているようで体が重い。「カラスの休場」で休憩。樹林帯の登りが続き「姥石」に出る。大きな石に縄が巻いてある。なおも樹林帯の登りが続き、そのうちに雨が降ってきた。下りてくる数グループとすれ違う。なかなか調子が出ずに時間がかかる。道がトラバースするようになると、雪の残る小沢を越え、やっと焼止ヒュっテに着く。雨宿りを兼ねて昼食休憩にする。幸いに休んでいる間に雨は止んだ。
ヒュッテを出てすぐに大沢に入る。雪が消え残り、踏み抜かないかと心配だ。少し登ると上部まで雪渓が続いているのが見えたので、アイゼンを付ける。こういう時のために買っていた6本爪の軽アイゼンだが初使用だ。アイゼンなしで苦労している方を追い越しぐんぐん登る。昼食休憩が効いたのか、雪渓で涼しくなってきたためかようやく調子が出てきた。坊主ころがしという難所や1340m当たりには錫杖清水があるというが、雪で埋まっていて何もわからずに通過し、1400mを越えてようやく雪がなくなりアイゼンを外す。すぐ上に「ミチノクコザクラ」が咲いていた。
雪の消えた沢筋を登り「種蒔苗代」に着く。小さな池があり、その左の急坂を登ると「鳳鳴ヒュッテ」に着く。リフトから登る道と合流したので登山者が多くなってきた。大きな石の積み重なる「おみ坂」を登り山頂に着く。トイレと小屋の脇を通り、岩木山神社奥宮にお参りしてから三角形のモニュメントのある一等三角点の山頂で休憩。北海道までも見えるというがガスで何も見えない。軽く食事をして下山にする。鳳鳴ヒュッテを通過し、リフト乗り場と8合目までの道の分岐で少し考えたが、バスに遅れたら大変なのでリフト乗り場に出る。片道510円でリフトで下山。(歩いて20分ぐらいで下れたらしいので歩けばよかった。)スカイライン8合目のバスターミナルで休憩しバスに乗る。
スカイラインのシャトルバスは定額1000円で、うねうねとした道をゆっくり下り、岳温泉で乗換だ。岳温泉から山麓の道を岩木山神社前までバスで430円で車に戻る。すぐ前の「温泉旅館中野」で入浴300円。営業しているかどうかわからないような古びた旅館だったが、温泉は加水かけ流しで他に入浴者もおらずゆっくり入れた。
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