利尻山(カメラ壊れて写真なし)
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,553m
- 下り
- 1,748m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は九合目付近の崖の際が危険ですが、道幅もなんとかすれ違える程度ありますし、ロープも張ってあるので注意しながらの歩行であれば問題ありません。 現在、工事中で少しずつ改修しているので、数年後にはさらに安全な登山道になりそうです。 |
写真
感想
25年ぶりの利尻山、踏んだり蹴ったりの山行でした。
1週間前の礼文トレッキングで400枚も撮影したせいか、28日(土)朝の稚内駅周辺の雰囲気をカメラに収めようと1枚撮って見て...ア然。モニターが真っ白。シャッタースピードが1/1000から変わらない。
フェリーの中でも色々初期設定に戻したり1時間以上格闘して諦めた。カメラの死亡(脳死)と判定した。
せっかくの利尻なので予定どおり朝一番7:15発で乗船した。9時下船。9:22分発のバスで姫沼口まで。10分かからず(¥310)。
姫沼までは2kmの舗装道路をひたすら登る。結構急勾配。姫沼を散策した後、鴛泊方面へサイクリングロードを歩いた。見晴らしのいい渓谷に150mクラスの立派な橋が3本、当然利尻山の姿もよく見える。
正午過ぎに鴛泊市街に戻り、食堂でゆっく〜り1時間食事....。そうです次に行く場所が予定に無かったのです。
13:00に食堂を出た後、なんとなく吸い寄せられる様にペシ岬の頂上へ...。13:30から16:30までぼ〜っとしていた。
たくさんの方々が入れ替わりやってくる。シャッターを押してあげた回数......4回。フェリーの出入りや飛行機の離発着、そして八合目より上にガスをまとっているけど利尻山を最高の場所から見れるので気分がいい。たくさんの方々がここで記念写真を撮るのも頷ける。「じゃあ、僕の写真もお願いします」と言えなかったのが残念だった。
「利尻」で山行記録を検索すると出てくると思いますが、murrenさんお勧めの素泊り民宿マルゼンを予約していた。
★5つの快適な宿だが、チエックインを16時以降にする様に予約時に念を押されていたのがペシ岬3時間の理由。
荷物を下ろして、鴛泊唯一のコンビニ「セコマ」にいく。晩飯+つまみ+ビール+朝飯(パン、ミルク)+昼食(カップ麺)+おやつ(大福)+広口アルミ缶コーヒーを購入。そうです、利尻は立ちション禁止です。(基本どこでも禁止らしいが)人も多いので、安心して隠れて出来るのも、よほど好条件が揃わないと不可能です。途中3箇所にある携帯トイレブースの中で広口缶が活躍します。万が一「大便」の対策はやはり携帯トイレです。重いものでもないので、1個は持っていたほうがベター。自分は2年前の早池峰山で購入したものを持参しました。
宿に入って、さてシャワーでもと思い、近くの公共温泉まで送迎するという話も合ったが、既に歩きすぎて何もかもがめんどくさい自分は宿のシャワーで入浴を済ますことにした。度入りサングラスから通常の眼鏡に交換しようとザックの中を探しても見つからず......(結局、稚内港にある自動車の中に忘れてました。)
風呂あがり、真っ黒なサングラスでTVを見るわけにも行かず、TV近くに陣取りビールを飲んで21:30没。深夜2:40起床、TVはブラジル対チリが延長戦中、チョッと気になるが朝支度を淡々とこなし、3:45迎えに来た10人乗りに乗車。
3:55到着4:05登山開始。写真を撮るという強迫観念がないのでサクサク登る。いつもは休憩をあまり取らないが、富士の名前が付くだけの山らしくフラットな部分が序盤以外は皆無なので地味にこたえる。
8.5合目付近からは前日同様頂上付近はガスを纏っている。体は半袖シャツ1枚なのに汗だく。ガスが晴れてほしい反面、ガスの中に身を置いて涼んでいたい自分がいる。9合目すぎたあたりで頂上が確認できたと同時に鴛泊港も確認出来た。今がチャンスと思い、踏み出す足のペースを上げるが、9合目はガレ場の難所でなかなか進まない。
頂上に到着後、鴛泊港や礼文・稚内・サロベツ方面はしっかり確認できるが目の前にあるはずのローソク岩が見えない。1時間近くいたが、状況もさほど変化が無いし、フェリーの時間も心配だ、区切りがいいので9:00下山開始。
12:20には甘露泉水に到着。誰もいない、独り占めで顔や腕をタオルで拭く、やたらめったら気持ちいい。飲んでもやっぱりおいしい、後続が数名追いついてきたので登山口へ向う。
マルゼンさんは登山口から港までの送迎も無料でやってくれるが、14時頃以降でないと難しいと言われていたので、休憩後また徒歩る。無事、14:25発のフェリーに余裕で間に合う。フェリーの中でもまだ、体が火照っている。船尾のテラス席?(天井はあるが、横はむき出しの席)に陣取り、離れていく利尻山を眺めながら稚内までの100分間を過す。「ついさっきまで、あのてっぺんに俺がいた。」と思うとニヤけてしまう。
稚内に戻ると自分の車だけフロントガラスとボンネットがカモメのくそまみれ。洗車してから帰路につく。
乱文・長文失礼しました。
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