奈良倉山、景色はともかく歩幅測定と考察&絶品そば(鶴峠→びりゅう館)
- GPS
- 10:19
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 505m
- 下り
- 835m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
https://www.fujikyubus.co.jp/regular (復路)学校前→上野原駅(富士急バス) https://www.fujikyubus.co.jp/regular |
写真
感想
新田次郎が加藤文太郎を描いた「孤高の人」では、文太郎が吹雪の稜線を黒部五郎岳から三俣蓮華岳に向かうとき、自分の歩数を数えながら凍える手で地図に軌跡を記していくシーンが出てきます。
現実問題として、歩幅で現在位置を知ることができるのか、ちょっと考えてみました。冬の北アルプスのような過酷な条件下でどうなのかはともかく、そもそも登山で歩幅というものは一定にはならないはずだというのが出発点です。
で、写真15は本日、奈良倉山を登り50m刻みで歩数(複歩=2歩)を数えたもの。
私は普段から、緩斜面は大股でぶっ飛ばし、急登はゼイゼイゆっくり小幅なので、同じ50m登るとどちらも同じくらいの歩数になるだろうと思っていました。でも単純に歩数を数えると1️⃣のようにかなりばらつきがある。それで、平坦な部分の歩数を適当に思い出して引いたものが2️⃣。GPSの誤差でもこれくらいはあるだろうから、まずまず予想通りの結果じゃないかと思います。
で、平坦な部分以外のどんな斜面も標高50mあたり2️⃣の平均値の185複歩で登っているとすると、複歩を一歩に直して、
勾配20%の緩斜面は一歩69cm
勾配25%の中斜面は一歩56cm
勾配30%の急斜面は一歩47cm
で登っていることになります。これも割と実感にあってるんですけど、かなり差がありますよね。
そうすると、勾配によって異なる歩幅をうまく使い分けて計算していかないと、現在位置を正しく知ることはできなさそうです。
どうでしょう?そもそも、斜度によって歩幅が変わるという歩き方は、あまり正しくはないのでしょうか。
もう少し、道のりの見積もり方も含めて考えないと、地図上で位置を知るという課題には足りない感じですが。。。なかなか、ネット上でも情報を見つけることができていないので継続して考えたいところです。
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