那須岳(流石山・大倉山@野際)
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- GPS
- 07:00
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 677m
- 下り
- 660m
コースタイム
天候 | 曇のち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期、林道終点のPAから流石山登りの途中まで、ブユの大群に取り巻かれて困ります。ブユ対策を忘れずに!! |
写真
感想
那須連山の北部に位置する花の山、流石山と大倉山に登った。
野際PAの登山口を利用すると、三本槍ヶ岳を含めて、那須北部の山はかなり楽に登れる。
しかし、野際PAまでの車の運転は距離が遠いのと、道が不確かで、面倒である。
野際PAに着くとすでに満車状態で、入口際に何とか駐車できた。
流石山までの登り時は、ブユらしい虫の大群に常に取り巻かれ、大変閉口した。
大峠から流石山までの登りは、一面のニッコウキスゲの花畑で、素晴らしい光景が広がる。
●登山
流石山の尾根に出るまでは、ブユとの戦いである。本当に無数の虫が飛びまわり、ジッとしていることができない。
10分ほど林道を歩くと本当の終点になる。なんとそこに駐車している輩がいる。これはルール違反であるが、これだけ混んでいると止めてしまうかも・・・
しかし、ここに停めている連中は、止められることを事前に知っている確信犯である。
林道の先は、泥道とブユに悩まされながら歩く、傾斜はそれほどではない。
そのうちに大峠に飛び出す。視界が一気に開け明るい峠である。
天気は相変わらずの降りそうな曇りである。
左手には三本槍への登山道が延び、右手にはこれから取り付く流石山の道がある。
流石山への道の両サイドはニッコウキスゲが咲き乱れている。これには心が躍る。
休憩したいが、ブユのせいでジッとしてられない。
かまわず登山を開始する。
高度を上げるほど、ガスが濃くなる状態で、今回は花のみの山行を覚悟する。
手前の大峠山までは、一様な登りである。歩きやすいがかなり筋肉を使う。
最近は、スイス・筑波山と対して筋肉を使ってないので大腿部にくる。
これは筋肉痛覚悟と諦める。(後日、筋肉痛はほとんどなかった)
キスゲは高度を上げるほどきれいになる。その他の花もたくさん見れ、流石に花の山である。
満足満足。ブユは不満足。
大峠山に着くと天気は晴れてくる。なんと素晴らしい、この山行も晴れてしまった!
慌てて日焼け止めを塗る。この頃にはブユも少なくなり快適である。
尾根を歩き流石山山頂に到着する。5人ぐらいの先客が休憩している。
前には大倉山までのきれいな稜線が延びている。
ゼリーを飲んで中休止のあと、尽かさず大倉山に向かう。この頃はIkuは元気いっぱいである。
稜線ハイクはとても気持ちがいい。左手には、三本槍と茶臼がきれいである。
茶臼は活火山だけあり、一人はげ山で勇猛な山容が素晴らしい。また、登りたくなる。
一時間の尾根歩きで大倉山山頂に到着する。山頂は狭いし低木のせいで展望もイマイチである。
この先の三倉山に行くか迷ったが、渋滞を考え早めの帰路に着きたいのと、Ikuのヒザの問題も心配で今回はここまでとした。
三倉山は少しガスがかかっているし、遠景も雲が多く望みも少ないとも思った。
食事は、流石山までの途中の広場で取ることにして、先を急ぐ。
予定の広場で食事を取り、その後もユックリと歩く。
流石山から大峠の急登が下りれるか心配である。
流石山山頂に着くと、なんと紛失したIkuの帽子が低木に掛っていた。誰かが拾って掛けておいてくれたのである。感謝感謝である。
中休止後、急降下に向かう。この頃になると、かなり雲が湧いてくる。
天気は予報通り下り坂である。
坂をIkuはゆっくりゆっくり降りて行く。周りのキスゲは朝より花が開いてとてもきれいである。
何とかikuも大事には至らずに大峠にたどり着く。この頃になると、どこから入山したのかと不思議なぐらいの人でにぎわっている。
ロッククライミング装備の人達もいるが、どこを登るのか??
大峠をあらためて見回すと、多くの地蔵が祀ってある。後で調べると、大峠は戦場だったそうだ。そのための仏様と理解した。
休憩後は、最後のPAまでの道である。ここからは傾斜もゆるみ、コースタイムも45分で何とかなる目処がつく。
ブユは不思議くらい居なくなった。早朝のみなのか、とにかく良かった。
1.5倍のタイムで無事にPAに到着した。
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