火打山
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 1,369m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
笹ヶ峰登山口 |
写真
装備
個人装備 |
保温効果有りのシュラフカバー
レッグウォーマー
モコモコスリッパ
ダウン
|
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備考 | 夜の気温…予報:5度前後、予想:0度、実際:-1度 |
感想
1泊2日で火打山へ行きました。
相変わらず行きたい山はお天気が悪く…。
ここ数日Twitterでちょこちょこ見かけて「いいな」と思っていた火打山が、最高のコンディション! ということで直前に決めました。
登山口で500円の支援金を納め、お守りをGETして入山。
この山はとても整備されていて、木道のオンパレード。苦手なので地味に辛かったです。笑
木道が終わると、今度はごろごろ岩の道に変わります。雪解けが遅いせいか、ぬかるみもたくさんあります。
そして富士見平分岐までは樹林帯で、ほとんど展望はありません。
この火打山、下界から山容が全然見えなくて前半は歩くに徹する感じです。
なんですが、富士見平を超えて少しすると、、景色どん!です。
一人で「うわー!すげー!!」と、シャッターを切る手が止まりませんでした。本当にすごい!
絵画か絵本の世界みたいでした。
左手にはこれから向かう火打山、右の方には小さく高谷池ヒュッテさんの建物が見えます。
草原の中にポツポツと立つ木がとても可愛く見えました。すごく素敵な景色でした。
テントを設営して、火打山山頂へ。
その途中に"天狗の庭"という場所を通りました。これまた美しい…。お見事な山容と湿原。
通りがかったお兄さんが「鏡火打になってます」と池を指差して教えて下さいました。風もほぼなく、綺麗に反射した火打山。
見るもの全てが美しかったです。
山頂からの眺望は360度。お隣の影火打、新潟焼山、糸魚川?の町、日本海、妙高山、遠くには北アルプス。たくさんの山々が見えました。
帰りにも天狗の庭でシャッターをパシャリ。
ずっと眺めていたかったです。
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テントに戻りうとうとしながらも、やることがなく無いのでご飯。
翌日の準備をしたり、なんやかんやして夕刻に。
日が沈み、月が照らされ始め、空が青から紫へ変わる頃。池から蒸気が湧き出ているのが見えました。
既に手持ちのフリースとダウンを着込んでいましたが、今晩は冷えるだろうな…と不安になりました。
予報では夜の気温は5度前後。0度を想定して装備を整えていました。
しかし言うて寝具は3シーズン化線シュラフとシュラフカバー、マットは薄いのが2枚。レッグウォーマーとモコモコスリッパでなんとかいけるだろうと思っていました。
…無理でした。笑
20時くらいまではシュラフに入って星を眺めている余裕があったのですが、いざ眠りにつこうとすると寒くて眠れない。あとやはりマットが薄くて腰が痛いw
震えはしませんでしたが、今のこの装備の限界を見ました。。
下界に下りてウェザーニュースをチェックすると、この日の夜中の気温は-1度とのことでした。読みも準備も甘かったです、、
とりあえず死なないことだけ判明しました。笑(笑うな)
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そして翌朝。そんな状況だったので早起きする気にもなれず、元々体調も微妙な感じだったこともあり、のんびり撤収して早めのバスで帰路につくことに。
レインフライにも霜が降りていて、片付けにも手間取ってしまいました。
途中で朝ごはん食べたり、お〜いお茶を沸かして飲んだりしながら、2時間掛かっての準備となりました。笑
なんだかこのまま下りるのも物足りないので、妙高山分岐の黒沢池ヒュッテさんまで足を伸ばすことに。
茶臼山を経由して富士見平までの周回コースとなりました。ここは標高差があまりなく、すいすい進めました。
そしてこの辺りの湿原も素晴らしい風景でした。広大な湿原の中にポツンと小屋が立っているのが絵になります。とても楽しい登山道でした。
分岐にはすでに先行者がデポしたザックがちらほら。CTは往復で4時間程。行くかどうか少し迷ってしまいましたが、大事を取ることにしました。
湿原の道の木道をてくてく歩いて行きます。
途中で何か工事をするお兄さんたちの姿。どうやら近くの小屋で住み込みで作業をされている模様。朝早くからお疲れ様です。とても爽やかな方達でした。
霜柱や、霜を纏った木道、熊笹などを横目に、富士見平まで戻りました。
そして昨日来た道を戻ります。登って来る方達がとても多かったです。私がテント場の予約をした時には、すでにこの日は満員でした。
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無事に下山してバスを待ちましたが、時間を30分間違えており、結果として1時間バスを待つことに。笑
大きな駐車場の横に芝生? とベンチテーブルがあったので、濡れたレインフライを束の間乾かせてもらいました。
バスで妙高高原駅へ戻り、観光センターでクッキーとピンバッヂもGET。
長野駅に着いてからは久々に善光寺へ立ち寄り、手土産を買って帰路につきました。
妙高高原駅から見える妙高山は最高の景色です。いつかここから登りに来たいです。
長くなりましたが、今回の山行の様子でした。ありがとうございました。
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