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Yamareco

記録ID: 7424874
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾

晩秋の妙高山〜火打山+大渚山(信州百)

2024年10月31日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
09:47
距離
31.9km
登り
2,688m
下り
2,691m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:26
休憩
1:22
合計
10:48
5:48
30
6:18
6:20
47
7:07
7:08
13
7:21
7:22
17
7:39
7:40
12
7:52
7:55
24
8:19
34
8:53
8:54
1
8:55
2
8:57
9:02
5
9:07
4
9:11
9:25
26
9:51
9:55
15
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10:15
10
10:25
22
10:47
10:49
12
11:01
11:02
11
11:13
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11:34
11:41
21
12:02
12:20
13
12:33
12:34
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10
13:00
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20
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13:24
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13:56
29
14:25
14:28
62
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28
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15:59
5
16:04
16:11
4
16:15
21
下りは所々走っています。
天候 晴れ
午前中のうちからうっすら雲が広がりました。
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○妙高山〜火打山
笹ヶ峰登山口駐車場に駐車しました。

○大渚(おおなぎ)山
湯峠手前の駐車場(15台程度)に駐車しました。
 
コース状況/
危険箇所等
※10/31時点の状況です。今後の天候、積雪状況によっては状況は大きく変わります。

全体に整備された歩きやすい登山道ですが、雨上がりでぬかるみ多数。
朝方は凍結箇所も多く滑りやすくなっており、転倒等注意です。

○笹ヶ峰〜妙高山
一部でぬかるみ、凍結あり。
大倉乗越〜長助池間はクサリ、ローブ箇所あり。
妙高山への登りは凍結、ブラックバーンあり。
いずれも通行には支障ありません。

○火打山〜笹ヶ峰
一部でぬかるみ。転倒等注意です。

○乙見山林道
大部分が未舗装路の長い林道です。
通行に問題はありませんでしたが、水たまりやぬかるみ、一部抉れた箇所もあり、四駆推奨です。

○大渚山
「2/5」看板と「3/5」看板間は急登のぬかるみ。
分かっていても滑るので、コンディションの悪い条件下での下りは特に注意です。
上部はほぼ平坦で東峰〜展望台(山頂)間は水平移動です。
 
その他周辺情報 下山後に、雨飾高原露天風呂で汗を流しました。
料金は寸志、洗い場は無し、石鹸・シャンプー等使用不可です。
【雨飾荘HP】
https://www.amakazari.jp/spa/
 
【妙高山〜火打山】
朝、笹ヶ峰登山口を出発します。
【妙高山〜火打山】
朝、笹ヶ峰登山口を出発します。
黒沢橋は霜が降り、滑りやすくなっていました。
黒沢橋は霜が降り、滑りやすくなっていました。
落ち葉にも細かな霜。
季節はいつの間にか晩秋です。
落ち葉にも細かな霜。
季節はいつの間にか晩秋です。
十二曲りを終え、さらに尾根上を登ります。
十二曲りを終え、さらに尾根上を登ります。
木々の間から槍ヶ岳。
木々の間から槍ヶ岳。
妙高山方面の斜面奥から日が昇り、辺りは明るくなります。
妙高山方面の斜面奥から日が昇り、辺りは明るくなります。
今年初の霜柱。
登山道を埋め尽くします。
登山道を埋め尽くします。
広い湿原端の木道を進みます。
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広い湿原端の木道を進みます。
未だ日かげの湿原。
湿原に日が差す時間帯に通れればよかったな〜と思いながら木道歩き。
未だ日かげの湿原。
湿原に日が差す時間帯に通れればよかったな〜と思いながら木道歩き。
黒沢池ヒュッテに着きました。
営業期間は既に終わり、山荘は閉じていました。
黒沢池ヒュッテに着きました。
営業期間は既に終わり、山荘は閉じていました。
大倉乗越への長い登りを終えると、火打山の展望。
大倉乗越への長い登りを終えると、火打山の展望。
見上げる青空。
葉は落ち、草は枯れ、晩秋の様相です。
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見上げる青空。
葉は落ち、草は枯れ、晩秋の様相です。
こちらも今年初、細い氷柱。
こちらも今年初、細い氷柱。
長助池分岐。
ここから妙高山へは急登の長い登り返し。
長助池分岐。
ここから妙高山へは急登の長い登り返し。
石の上の水は凍結し、所々でブラックバーンになっていました。
不用意に乗ると滑るので通行注意です。
石の上の水は凍結し、所々でブラックバーンになっていました。
不用意に乗ると滑るので通行注意です。
稜線に出ました。
稜線に出ました。
登り切って妙高山北峰。
標高は南峰のほうがわずかに高いですが、三角点は北峰にあります。
登り切って妙高山北峰。
標高は南峰のほうがわずかに高いですが、三角点は北峰にあります。
東側は雲は多めですが、展望はバッチリ。
麓からは水蒸気が上がっています。
東側は雲は多めですが、展望はバッチリ。
麓からは水蒸気が上がっています。
北峰から南峰へ。
北峰から南峰へ。
峰と峰の間のナナカマドの赤い実が映えます。
峰と峰の間のナナカマドの赤い実が映えます。
南峰からは黒姫山、飯縄山の展望。
南峰からは黒姫山、飯縄山の展望。
奥にはうっすら富士山。
奥にはうっすら富士山。
外輪山の奥には高妻山や、昨年歩いた金山、天狗原山。
外輪山の奥には高妻山や、昨年歩いた金山、天狗原山。
さらに奥には北アルプス北部の峰々。
白馬三山をアップで。
さらに奥には北アルプス北部の峰々。
白馬三山をアップで。
北側は上越市街と日本海。
北側は上越市街と日本海。
北峰、南峰間にある日本岩。
北峰、南峰間にある日本岩。
岩の上にホシガラス。
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岩の上にホシガラス。
北峰へ戻り、火打山、焼山の展望。
北峰へ戻り、火打山、焼山の展望。
晩秋の青空と雲が綺麗だったので。
晩秋の青空と雲が綺麗だったので。
北峰の岩の隙間からはシラタマノキ。
北峰の岩の隙間からはシラタマノキ。
山頂から来た道を下り、再び長助池分岐へ降りてきました。
山頂から来た道を下り、再び長助池分岐へ降りてきました。
再び大倉乗越から先ほどまでいた妙高山を望む。
再び大倉乗越から先ほどまでいた妙高山を望む。
反対側はこれから登る火打山。
反対側はこれから登る火打山。
黒沢池へ降り、さらに茶臼山への登り返し。
振り返れば黒沢池ヒュッテと広がる湿原を眼下に望みます。
黒沢池へ降り、さらに茶臼山への登り返し。
振り返れば黒沢池ヒュッテと広がる湿原を眼下に望みます。
登り切って茶臼山山頂。
展望は無く通過点です。
登り切って茶臼山山頂。
展望は無く通過点です。
高谷池へ降りてきました。
ここも湿原と池塘群。
高谷池へ降りてきました。
ここも湿原と池塘群。
少し進むと天狗の庭に着きます。
少し進むと天狗の庭に着きます。
池塘の水面は薄氷が張っていました。
しばらく湿原を迂回するように木道を歩き、火打山への登りに入ります。
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池塘の水面は薄氷が張っていました。
しばらく湿原を迂回するように木道を歩き、火打山への登りに入ります。
稜線に出て、天狗の庭を見下ろします。
稜線に出て、天狗の庭を見下ろします。
マルバダケブキ綿毛と。
マルバダケブキ綿毛と。
季節外れのミヤマキンバイ。
季節外れのミヤマキンバイ。
稜線を進み、山頂が見えてきます。
稜線を進み、山頂が見えてきます。
だいぶ登ってきました。
奥の妙高山から歩いてきた道のりを望めます。
だいぶ登ってきました。
奥の妙高山から歩いてきた道のりを望めます。
登り切って火打山山頂。
登り切って火打山山頂。
火打山から焼山への縦走路。
次回は焼山かな〜
火打山から焼山への縦走路。
次回は焼山かな〜
斜面からは水蒸気が湧き昇っていました。
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斜面からは水蒸気が湧き昇っていました。
暫く休憩し下りへ。
上部は天空の木道歩き。
暫く休憩し下りへ。
上部は天空の木道歩き。
再び天狗の庭へ戻ってきました。
行きに張っていた氷は完全に溶けていました。
再び天狗の庭へ戻ってきました。
行きに張っていた氷は完全に溶けていました。
再び高谷池へ。
三角屋根の高谷池ヒュッテ。
小屋閉め作業中のようでした。
三角屋根の高谷池ヒュッテ。
小屋閉め作業中のようでした。
笹ヶ峰への下り。
標高を下げると徐々に晩秋から秋の景色へ移り変わります。
笹ヶ峰への下り。
標高を下げると徐々に晩秋から秋の景色へ移り変わります。
紅葉を見ながら時折足を止めながら、笹ヶ峰登山口へ戻ってきました。
紅葉を見ながら時折足を止めながら、笹ヶ峰登山口へ戻ってきました。
笹ヶ峰から乙見山林道で雨飾高原へ。
林道の紅葉もちょうど見頃。時折車を停め、写真に収めます。
笹ヶ峰から乙見山林道で雨飾高原へ。
林道の紅葉もちょうど見頃。時折車を停め、写真に収めます。
乙見山峠はトンネルを抜けます。
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乙見山峠はトンネルを抜けます。
トンネル抜ければ、眼下の渓谷の紅葉。
トンネル抜ければ、眼下の渓谷の紅葉。
【大渚(おおなぎ)山】
県道と合流し、さらに進み湯峠の大渚山登山口へ。
時刻は15時半。おおよそ予定通りの到着でした。
【大渚(おおなぎ)山】
県道と合流し、さらに進み湯峠の大渚山登山口へ。
時刻は15時半。おおよそ予定通りの到着でした。
大渚山までは片道2kmの行程。
5分割した400mごとに看板が設置されています。
大渚山までは片道2kmの行程。
5分割した400mごとに看板が設置されています。
やまぶしたけ。
ぬかるみの急登を進む。
ぬかるみの急登を進む。
登り切って東峰から雨飾山の展望。
裾野はブナの紅葉で赤く染まります。
登り切って東峰から雨飾山の展望。
裾野はブナの紅葉で赤く染まります。
東峰から山頂へは300mほどの平坦な道のり。
展望台が見えてきました。
東峰から山頂へは300mほどの平坦な道のり。
展望台が見えてきました。
展望台手前に山頂道標が建っています。
展望台手前に山頂道標が建っています。
展望台から再び雨飾山。
展望台から再び雨飾山。
展望台には山座同定盤があります。
展望台には山座同定盤があります。
頭のみ覗かせる、地蔵山、高妻山、戸隠連峰。
頭のみ覗かせる、地蔵山、高妻山、戸隠連峰。
北アは爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳と続きます。
北アは爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳と続きます。
時刻は16時過ぎ。
斜面に日が沈む手前でした。
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時刻は16時過ぎ。
斜面に日が沈む手前でした。
上部はロープ箇所があります。
疲れも出てくる時間帯なので、慎重に下ります。
上部はロープ箇所があります。
疲れも出てくる時間帯なので、慎重に下ります。
ぬかるみの急斜面も無事下り、大渚山山頂方面を振り返ります。
ぬかるみの急斜面も無事下り、大渚山山頂方面を振り返ります。
湯峠駐車場へ戻ってきました。
もちろん、私以外に車は残っておらず。
湯峠駐車場へ戻ってきました。
もちろん、私以外に車は残っておらず。
下山後は最寄りの雨飾高原露天風呂へ。
洗い場はありませんが、汗を流しゆったり浸かり疲れを癒してから帰宅しました。
下山後は最寄りの雨飾高原露天風呂へ。
洗い場はありませんが、汗を流しゆったり浸かり疲れを癒してから帰宅しました。

感想

10/31は笹ヶ峰から妙高山、火打山を歩き、乙見山林道を越えて雨飾高原へ。
併せて信州百名山の大渚(おおなぎ)山を歩いてきました。
妙高、火打は何度も登っていますが、大渚山は今回が初めて。
大渚山だけだと行程的に短いので、久々の妙高、火打と組み合わせて歩くことにしました。

朝は3時過ぎ起床。
笹ヶ峰登山口には5時半頃到着し、準備して出発。
平日なので駐車場はガラガラ。登山口前の方に停めました。
ヘッデンの要らないギリギリの時間で、既に数組は出発されていたようでした。
歩き始めは紅葉見頃。まだ薄暗いので帰りに撮ることにして登りに専念します。
黒沢池分岐から先は湿原の端を通る木道歩きとなりますが、まだ日が差しておらず草紅葉は映えず残念。
この時期ならば先に火打山を歩く逆ルートでも良かったかなと思いました。
大倉乗越まで登ると、火打山の展望。
一旦長助池分岐まで下り、妙高山への長い登り。
岩場の登りとなるので、腕の力を使い足の方は温存できます。
山頂は強風も想定していましたが、陽だまり無風のぽかぽか陽気。
Tシャツ1枚のまま、展望眺めながらの長休憩になりました。

黒沢池ヒュッテまで来た道を戻り、茶臼山経由で火打山へ。
妙高山でわずか2人しか会わなかったのとは対照的に、高谷池から火打山山頂の区間では多くの登山者とすれ違いました。
この時期でも登りやすい人気の山なのだと実感できます。
火打山山頂で、こちらも展望を楽しみながらお昼休憩。
妙高山の展望や雨飾山、遠くに北アルプス北部を望むことができます。
うっすら雲が広がりますが、天気は心地良い晴れ。
この日は展望は最後まで健在でした。

笹ヶ峰へ戻り、乙見山林道を通り雨飾高原へ。
乙見山峠を経由し小谷村へ至る未舗装路が大部分の長い林道です。
今回、一部悪路ではありましたが、問題なく抜けられて何よりでした。
また、紅葉はちょうど見頃で、周囲に広がる樹林帯の紅葉を楽しめます。
(実際には運転しながらじゃそこまで余裕ありませんが…。)

1時間ほど走り、大渚山の登山口、湯峠へ着きます。
時刻は15時半。日がどんどん短くなる季節なので急ぎ出発。
ぬかるみの急登に悪戦苦闘しながら山頂へ。
山頂展望台からは、目の前に雨飾山を望める好立地。
紅葉前線が裾野まで降りてきているのがはっきり見て取れました。
今年は遅い秋となりましたが、季節はもう晩秋なのだと改めての実感。
この週末でまた景色は一変しそうです。
来た道をピストンし、ぬかるみを踏ん張りながらそれでもなお滑りながら慎重に下りました。

下山後は雨飾荘の雨飾高原露天風呂へ。
17時までかなと勝手に勘違いしていましたが、実際は21時まで。
山荘に宿泊されている方も入りに来ているようでした。
露天風呂には電灯があり、日没後で薄暗くとも問題なし。
洗い場は無く汗を流すのみですが、ゆったりと浸かり疲れを癒しました。
帰りは国道を南下し、19時前には帰宅しました。

土曜日は仕事、日曜日は用事、次の登山は連休最終日になるかな〜
 

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火打山、妙高山二座周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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