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Yamareco

記録ID: 4736152
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

荒沢岳 (銀山平より往復)

2022年10月01日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:18
距離
9.5km
登り
1,416m
下り
1,404m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:25
休憩
0:51
合計
7:16
距離 9.5km 登り 1,416m 下り 1,417m
5:44
38
6:23
6:23
45
7:08
7:08
41
7:49
7:57
10
8:08
8:08
74
9:22
9:58
61
10:59
10:59
19
11:18
11:25
32
11:56
11:56
37
12:34
12:34
28
13:03
0
13:03
ゴール地点
天候 大快晴。直射日光を浴びるとまだまだ暑いですが、稜線を吹き抜ける風は涼しくなりました。
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●関越自動車道小出ICから国道352号、奥只見シルバーライン(新潟県道50号)等を経て銀山平の荒沢岳登山口へ。
●荒沢岳登山口の駐車場は収容台数が少ないので激戦でした。目の前の国道の歩道を塞ぐようにして路駐も可能なようですが、奥只見シルバーラインの接続路が国道352号にぶつかるT字路のそばに大きな駐車スペースがあります。このほか、遊覧船船着場横にも大駐車場があり、登山口まで1km・徒歩15分ほどです。
●登山口駐車場には立派なトイレがあります。清掃が行き届き、紙もありました。感謝、感謝です。
コース状況/
危険箇所等
●数日間晴天続きで、ほとんどの岩は乾いており、スリップしませんでした。
●核心部の前瑤3つの区間に分けて感想を書きますと…
その1. 核心部開始点から稜線に沿って標高をぐいっと上げる区間。鎖・梯子完備で、また岩場自体ほぼ鎖を使わず登れましたので、後述の区間3に比べれば易しいと思います。逆に、ここでヤバいと感じたら深入りせず引き返したほうがいいかもです。
その2. 前直下の岩壁の下を東面から巻くために標高を徐々に下げ、次いで徐々に上げる区間。最初にスラブが2〜3枚出てきますが、乾いていれば登山靴のトラクションで立てます。その後狭いトラバースなどありますが、鎖が張ってあるのでさほど不安は感じません。
その3. 前瑤猟詐紊鯡椶けて急斜面を激登りする区間。思った以上に高低差が大きく、長い鎖が何本も続きます。意外に緊張するのが鎖のない場所でして、ホールドやスタンスが遠かったり小さかったりしますが、でもよく見ればちゃんとありますので。個人的には甲斐駒黒戸尾根の5〜7号目や8〜9合目よりちょっとだけ難しいかな?と思います。
●頂上直下にも岩場があります。こちらも鎖はあったりなかったりですが、短いです。
その他周辺情報 銀山平温泉白銀の湯。小ぢんまりした日帰り湯です。大人一人650円。大広間あり、食堂なし。
登山口駐車場の奥に登山届ポストと看板。この時点ではガスっていましたが、
2022年10月01日 05:41撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
10/1 5:41
登山口駐車場の奥に登山届ポストと看板。この時点ではガスっていましたが、
何のことはない、雲海の下にいたのでした。枝折峠はきっと写真屋さんたちで激混みだったでしょう。
2022年10月01日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
10/1 6:25
何のことはない、雲海の下にいたのでした。枝折峠はきっと写真屋さんたちで激混みだったでしょう。
紅葉というにはまだ早いですが、木々が色づき始めました。
2022年10月01日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
10/1 7:01
紅葉というにはまだ早いですが、木々が色づき始めました。
標高1,350mあたりから核心部その1。鎖や梯子が続きますが、ホールドもスタンスも豊富と感じます。
2022年10月01日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
10/1 7:21
標高1,350mあたりから核心部その1。鎖や梯子が続きますが、ホールドもスタンスも豊富と感じます。
トラバースはきわどい急斜面ですが、鎖が横に固定されています。
2022年10月01日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
10/1 7:30
トラバースはきわどい急斜面ですが、鎖が横に固定されています。
核心部その1が終わる頃、前瑤全貌を露わにします。稜線を歩けないので岩壁のすぐ下を東面(左)から巻き、それが終わったらすさまじい急斜面の激登りで尾根に戻るというルート取りです。ここを過ぎると間もなく核心部その2へ下降を開始します。
2022年10月01日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 7:33
核心部その1が終わる頃、前瑤全貌を露わにします。稜線を歩けないので岩壁のすぐ下を東面(左)から巻き、それが終わったらすさまじい急斜面の激登りで尾根に戻るというルート取りです。ここを過ぎると間もなく核心部その2へ下降を開始します。
核心部その2のスタートはスラブの下り。ロープが固定してあり、また登山靴のトラクションだけで立てるので、容易に通過できました。
2022年10月01日 07:36撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
10/1 7:36
核心部その2のスタートはスラブの下り。ロープが固定してあり、また登山靴のトラクションだけで立てるので、容易に通過できました。
核心部その3の始まり。写真に写っているよりも実物はずっと急で、しかも長く続きます。
2022年10月01日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
2
10/1 7:46
核心部その3の始まり。写真に写っているよりも実物はずっと急で、しかも長く続きます。
厄介だと感じたのが鎖のない場所でした。数ヶ所あります。
2022年10月01日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
10/1 7:53
厄介だと感じたのが鎖のない場所でした。数ヶ所あります。
核心部その3の激登りを終えて稜線に復帰しました。前頂上付近です。
2022年10月01日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
10/1 8:04
核心部その3の激登りを終えて稜線に復帰しました。前頂上付近です。
眼下に銀山平の民宿村が見えました。そして枝折峠への国道が山の斜面を走っています。
2022年10月01日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 8:04
眼下に銀山平の民宿村が見えました。そして枝折峠への国道が山の斜面を走っています。
荒沢岳頂上に通じる痩せ尾根。崩壊地がいくつかあって、気を遣わされます。
2022年10月01日 08:06撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 8:06
荒沢岳頂上に通じる痩せ尾根。崩壊地がいくつかあって、気を遣わされます。
頂上に近づくと紅葉の気配がしてきましたが、ちょっと早かったようです。
2022年10月01日 08:46撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
10/1 8:46
頂上に近づくと紅葉の気配がしてきましたが、ちょっと早かったようです。
前瑤ら歩いてきた痩せ尾根を振り返ったところ。標高差400m以上あります。自分は連続登坂はあまり苦にしないほうですが、ここはややうんざりしましたw
2022年10月01日 08:55撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 8:55
前瑤ら歩いてきた痩せ尾根を振り返ったところ。標高差400m以上あります。自分は連続登坂はあまり苦にしないほうですが、ここはややうんざりしましたw
山頂に近づくと、小さいながらもまた岩場が出てきます。ここは鎖なしのトラバース。
2022年10月01日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
3
10/1 9:10
山頂に近づくと、小さいながらもまた岩場が出てきます。ここは鎖なしのトラバース。
鎖なし。何気に嫌らしい岩の昇り降りです。(画面左外の岩を登ればもっと簡単です)
2022年10月01日 09:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 9:12
鎖なし。何気に嫌らしい岩の昇り降りです。(画面左外の岩を登ればもっと簡単です)
いよいよ頂上間近。
2022年10月01日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 9:20
いよいよ頂上間近。
着きました! 荒沢岳頂上。登山口から3時間40分でした。
2022年10月01日 09:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
10/1 9:23
着きました! 荒沢岳頂上。登山口から3時間40分でした。
越後駒ヶ岳と中の岳が並んでいます。
2022年10月01日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 9:24
越後駒ヶ岳と中の岳が並んでいます。
画面中央の双耳峰は燧ヶ岳。
2022年10月01日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
10/1 9:24
画面中央の双耳峰は燧ヶ岳。
平ヶ岳です。荒沢岳の真正面に、異形とも思えるようなどっしりした巨大な姿を横たえています。
2022年10月01日 09:26撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 9:26
平ヶ岳です。荒沢岳の真正面に、異形とも思えるようなどっしりした巨大な姿を横たえています。
奥只見湖も。
2022年10月01日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
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10/1 9:37
奥只見湖も。
山頂に随分長居しました。下りましょう。
2022年10月01日 10:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
1
10/1 10:12
山頂に随分長居しました。下りましょう。
番外その1。左へ行くと奥只見シルバーライン、左下から右上へ延びているのが国道352号です。このT字路のそばに大きな駐車スペースがあります。
2022年10月01日 13:10撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
10/1 13:10
番外その1。左へ行くと奥只見シルバーライン、左下から右上へ延びているのが国道352号です。このT字路のそばに大きな駐車スペースがあります。
番外その2、奥只見湖遊覧船の船着き場の横にある大駐車場です。ここから登山口まで徒歩15分。こちらは舗装もされていますが、紅葉シーズンには混むのかもしれません。
2022年10月01日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G9 X Mark II, Canon
10/1 13:19
番外その2、奥只見湖遊覧船の船着き場の横にある大駐車場です。ここから登山口まで徒歩15分。こちらは舗装もされていますが、紅葉シーズンには混むのかもしれません。

装備

備考 ヘルメットを持参しました。また暑いので水は十分に。2リットルで不足しそうになり、ヒヤリとしました。

感想

眺望は絶品でした。また岩場のスリルをほどほどに味わうにはよい山です。

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