1日目瑞牆山 2日目笛吹川水系ヌク沢:暁山岳会会山行沢隊
- GPS
- 16:00
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
6日:西沢渓谷駐車場出発:9時頃ーヌク沢:登山道出合:12時頃ー西沢渓谷駐車場:13時頃
天候 | 5日:雨 6日:晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※瑞牆山:踏跡明瞭。 ※ヌク沢:途中までだったので支沢も少なくシンプル。初級者でロープが必要そうな滝は2~3本。 |
写真
感想
朝から天気も天気予報も不安定。1名寝坊で遅刻のため欠席。
小雨降る中、予定していた笛吹川水系釜の沢東俣へ向う。
高速を降り一般道を向う途中、水量を増し茶色になって流れる川が見えた。
天気図を見ると、明日も天気が悪そうな気圧配置。寒気も入っている。
最初の渡渉が厳しいだろうとEさん、明日も天気が悪いならしょうがないとWさん。
尾根隊予定の瑞牆山へ向かい合流しようということに。
みずがき山自然公園の駐車場には車が2,3台しかなかった。
キャンプ場がありR大の学生達がテントを貼っていた。
僕らは売店のおねえさまとおにいさまとお話しながら買物を楽しんだ。
待っていた尾根隊がやってきた、彼らは行程の短い魔子へ行くそうだ。
僕らは雨の中瑞牆山頂へ向かった。
久しぶりの登山らしい登山。なかなかの急登に息が弾む。雨具が蒸し暑く感じた。
休憩は不動滝と頂上分岐直下の2回。WさんEさんは息も乱れていない。おそるべし。
ところどころ出てくる岩のクラックに手を突っ込んではにやりと笑うEさん。
Eさんが語ってくれる岩の先輩達の話はとてもおもしろくタメになる。
僕もきっと瑞牆山を岩から登る日が来るのだろう。
山頂へ着いた。見事なまでにガスの中。
R大の学生達と2~3名の単独行の方達がいた。
岩陵側を見下ろすと、登ってくる自分の姿が見えるような気がした。
10分程休んで下山を開始した。
明日は予めオプションプランとして用意していた両神山の近く
大若沢へ行こうという話になった。
大若沢を越えるには大きな奥秩父山塊を超えなければならない。
山塊の越え方は2つ。この選択が僕らを狂わせた。
南へ下り西沢渓谷まで大きく迂回して雁坂トンネルを通るプラン。
北へ登り三国峠を越えるプラン。
間違った方向を示し続けるカーナビをバカにしながら、僕らはキャベツ畑の中を軽快に進む。
道路が狭くなる三国峠のほんの手前で、三国峠は土砂崩れで通行止めであることを知る。
カーナビは通行止めを知っていたのだ。
もう1つ上の国道299号から奥秩父へ向かおうと考えカーナビをセット。
もう僕はこの頃には眠くて酩酊状態。ドライバーのKさんにも疲れがみえた。
カーナビの進む方向がまたおかしいことにEさんが気づく、
ガソリンスタンドでLUNASEAのSINYA似の店員に
299号がもしや通行止めではないかと僕らはすがるように尋ねる。
「わかりません」と一言。SINYA程は愛想がないSINYAだった。
Wさんがスマホで衝撃の真実を知る。7月5日今日は国道299号は工事で通行止め。
僕は信じられなくてわざわざ自分の電源切りっぱなしのスマホを起動して調べ直した。
やっぱり通行止めだ。僕らは最新のカーナビの偉大さを知った。
敗北感に打ちのめされ明日の予定も決められない脳みそ4つのせて、
日産エクストレイルは北ではなく南へ向かった。
すがるように入ってみたテン場(世間的にはけしてテン場ではない)には大きなすのこと大きな屋根があった。
雨と汗の混じったあのキツイ匂いを振りまきながら、僕らは「天国だ天国だ」とはしゃいだ。
大鍋に4人では食いきれないだろうと思うほどのキムチ鍋と5合の白飯をペロリと平らげ、
せっかく貼ったテントを完全に無視して僕らはスノコの上で眠りについた。
ホタルが一匹飛んでいた。
すっかり弱気になった僕達は明日はヌク沢を途中まで遡行し山を下ることにした。
2日目へ続く。。。。。かもしれないし、続かないかもしれない。
※嬉しかったこと
・瑞牆山へ行けた!
・また沢に入れた!
・クライミング・トリップが楽しめた!
※感謝すること
・Kさんドライバー長時間ありがとうございました!
※学んだこと
・最新のカーナビはすごいね。
・沢の時は、アプローチ用のスパイク足袋、沢足袋と、車、テント用のサンダルがあると良い。
・雨が降りそうで天候が不安定な時はGOREの登山靴を持ってきた方が良い。
・予定変更は現地で現地の様子を見るまでしない方が良い。
・予定変更するなら翌日の行程も考えてするべし。
・梅雨時の天候はもうようわからん。
着実に山男になってるねぇ〜
レコもおもしろーい
小説みたい
>anthem様
コメントありがとうございます。
山男になるには、
一人でなろうとするより、
良き仲間を探した方が良いのだなぁ。
ということを知りました。
素敵な出会いに感謝であります。
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