女峰山


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,236m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
7:40霧降高原キスゲ平→8:15丸山分岐→9:20赤薙山→10:20赤薙奥社跡→11:15独標→11:25水場(20分休憩)→12:50女峰山山頂
【下山】
13:00女峰山山頂→14:10水場→14:20独標→15:10赤薙奥社跡→15:55赤薙山→16:35丸山分岐→17:00霧降高原キスゲ平
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<キスゲ平〜丸山分岐> 1400段以上の直登する階段がかなりキツい。一般の人も登ってる。下山時はここが一番足に応える。 <丸山分岐〜赤薙山> 前半は笹原の中を行くが踏み跡が無数にあり迷う。どのルートでも問題なく赤薙山に行けると思われる。両端には鹿避け?の柵等あるので迷う事は無いと思う。 <赤薙山〜奥社> 岩を巻いたり登ったり、起伏が多い。道が崩れた箇所に滑りやすい木の根などを頼りに登攀しなければならない。登り、下山時ともにここは難所。またここから山頂まで全体的に道の両端から草木が生えていて、登山道が非常に狭い。雨後であれば、雨が降ってなくてもレインウェアを着用した方が良いと思う。 <奥社〜水場> 奥社を過ぎるとシャクナゲがうるさい。依然として草木、倒木で道をやや塞いでる。 やはり起伏が多く、えぐれた道もあるので、登りにくい。下山時、奥社への登り返し、独標までの登り返しが標高差があって少しキツい。この辺りから灌木帯に入り再び空が開けてくるところが出てきて、気持ちがいい。中盤は水平道が何カ所かあり体力が多少回復できる。 ここまでくるアップダウンの多さに、標高差以上に疲労がたまる <水場〜山頂> 水場直後道が不明瞭。また少し傾斜がきつくなる。2318m地点からしばらく水平道になる。水場より30分ほど行くと山頂が見え、いよいよフィナーレ。 ただ、山頂直下の取り付きが、がれ場で落石注意。ただ地図には危険マークがあるが、特に気になるような箇所は無かった。一部ロープが張ってあるが、補助的に使う程度で登れる。 奥社より先はイワカガミが大量に群生してる。 曇天で気温が低かったせいか、ブヨはあまり気にならなかった。しかし、山頂近くになると少しアブ系にたかられた。 |
写真
感想
梅雨の合間に登山。久しぶりの登山なので、標高差も1100m前後、危険箇所も少なく、体力の損耗が少ないようななだらかな尾根で近場の山、ということで女峰山を選んだのだが、結果的にはかなりキツい山行になった。
キツかった点は
・こまかな登り返しす、というほどではないがアップダウンが多く、実際の標高差以上の登りを感じた。
・登山道の両端が草木が生い茂り、開放感もなく、服を木に引っ掛ける事も多く、気持ちよく歩ける箇所が極端に少ない。
・上記と似てるが、道がかなり雨等で浸食されえぐられている。整備もされていない。(これは登山において、だれかに強いるもの、望むものではないが)ロープ鎖を張るまでもないが、両手を使って登下降する箇所が無数にある。
・一番大きなミスは、5万分の1の地図では表記されないアップダウンが多かった事。短区間での起伏は全く表記されない。それは知っていたが、想像以上に多かった。
スタートしていきなりの1400段の階段。これで大きく体力を使う事になり、これが後々響いてくる。
前日の雨の影響を心配したが、道はそれほどぬかるみもなく歩けた。
ただ、赤薙山を過ぎた辺りから、道幅が狭くなったり、倒木が多かったりと歩きにくくなる。また奥社までの道が起伏が激しく、歩くのに苦労させられた。
赤薙山から奥社、独標から水場、というようにこの山は多数の登り返しが存在する。一つ一つはそれほど標高差もなく、せいぜい6、70m標高差ほど。ただ、足にこたえる。
一旦体力を回復させるために、水場で休憩。「水量細め」と地図にはあったが、まったく問題ない。
明日が会社休みなら、ここでテントを張って休みたい、気持ちだったが、そうもいかず、足を引きずってさらに上を目指す。
ところどころ樹林から抜ける所はあったが、遠方までの景色が見渡せるぐらいのビューポイントは少なく、まして、今回のようにガスで覆われてると、非常に閉鎖的な登山道に感じる。
しかし、水場から30分も歩くと、ようやく山頂までの開けた景色が開放される。
森林限界を超えたのか、背丈ほどのハイマツが生い茂っていた。
山頂まで見えると、今までの多少の苦労は忘れて足取りは軽くなる。実際、道もハイマツがうるさかったが、アップダウンもなく、またよじ上るような箇所にもしっかりロープが張られていて登りやすかった。
この日は10組近くの、パーティー・単独者とすれ違ったが、我々が追い抜く事は無く、最終下山者だったようだ。
標高差1200m程度なのだが、往復で10時間近くを費やすこのルートは、先ほどから何度もでてるアップダウンの多さからくる。体力的な問題もあるので、あまりにも時間がかかってしまうなら、奥社あたりで引き返すか、山頂に行くにしても、唐沢避難小屋での一泊を予備の計画として取り入れる事を勧める。
コメント
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unemeさん、はじめまして。
我々も前日、霧降高原から女峰山を歩いたので、レコの写真が手に取るように分かりました。朝は快晴でよかったですね。唐沢避難小屋からも男体山や、大小真名子も綺麗に見えていました。
ここは確かに思ったより歩きごたえのあるコースですよね。しかも日帰りピストンとは健脚でいらっしゃる。我々は片道だけでもやっと、でした。
次は快晴の日にリベンジしたいです。
お疲れ様でした。
ShuMaeさん、はじめまして!
甘く見ていたわけではないのですが想像以上に大変なコースでした。
このコースは、キスゲ平の草原のイメージが強かったので、あれほど起伏があって、道も険しいとは思いもよりませんでした。
装備があれば、我々も唐沢小屋に泊まりたかったです。まぁ翌日仕事なのでそう言うわけにも行かないのですが。。
唐沢小屋で朝を迎えられたのですね!
朝はかなり晴れてましたからね。行きしなの車中からも山頂が見えました。
今度は快晴の中で登りたいです。
では、お疲れ様でした
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