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Yamareco

記録ID: 4745887
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

麦山浮橋を目指せ!鶴峠から三頭山を経て奥多摩湖へ!!

2022年10月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:52
距離
12.3km
登り
1,042m
下り
1,363m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:40
休憩
0:10
合計
3:50
10:02
41
10:43
10:47
23
11:10
11:10
25
11:35
11:37
2
11:39
11:39
2
11:41
11:42
1
11:43
11:46
1
11:47
11:47
2
11:49
11:49
18
御堂峠
12:07
12:07
10
12:17
12:17
9
12:26
12:26
6
12:32
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33
13:05
13:05
24
13:46
13:46
4
13:50
13:50
2
13:52
峰谷橋バス停
天候 快晴。気温は朝は約20℃、昼は約30℃でした。湿度も低く、当日は栃木県に乾燥注意報が出たようです。風はほぼ無風で凌ぎやすい一日でした。
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:富士急バス  上野原駅  0850発
          鶴峠    0957着
          <ICカード料金1060円>
          ※鶴峠へのバスは季節運行/休日のみ1日3本
復路:西東京バス  峰谷橋   1411発
          奥多摩駅  1435着
          <ICカード料金 525円>
   JR青梅線   奥多摩駅  1443発 青梅行
コース状況/
危険箇所等
◆鶴峠〜向山分岐〜三頭山分岐〜三頭山(西峰)
鶴峠行バスは鶴峠の手前100mほどにある転回場が終点になります(小菅方面へ往来するバスは鶴峠のバス停に停まるので注意)。なお、転回場にはトイレがあります。転回場から県道に沿って鶴峠まで上がると、三頭山へのトレイルヘッドになります(指導標あり)。なお、道路の斜め反対側に奈良倉山方面へのトレイルヘッドがあります。
トレイルヘッドから少し往くと林道に合流しますが、すぐに山道になります。トレイルの斜度はきつめですが、路面はフラットです。道標も要所に設置されています。そのうち、山腹に絡むようになると緩急のあるトレイルになり、所々細いところも出てきます。向山分岐を分けてしばらく往くと、尾根通しに往くトレイルと、巻き道に分かれます。巻き道は平坦ですが、奥多摩らしく少し細くて斜面が切れ落ちています。また、1箇所桟道が老朽化している場所があります。
さらに往くと、三頭山へ登るトレイルと三頭山の北斜面をトラバースしながら、ヌカザス尾根の鶴峠分岐へ向かうトレイルが分岐しますが、分岐ポイントには道標がないので注意が必要です(以前は道標があったようです)。赤テープと小さな石積みが目印ですが、見落とすと鶴峠分岐まで連れて行かれます。
三頭山への直登トレイルは、尾根通しに上がっていきます。今までのトレイルと異なり、やや荒れた感じになりますが、トレースは比較的明瞭です。ただし、思ったよりアップダウンがあります。途中に富士山の展望ポイントがあります。
尾根通しに詰めていくと、最後に三頭山(西峰)に飛び出して山頂に着きます。
山頂は、ある程度の広さがあって休憩が可能、富士山を眺めることのできるポイントもあります。

◆三頭山(西峰)〜御堂峠〜三頭山(中央峰)〜三頭山(東峰)
西峰から階段を下って御堂峠に出たあと、少し登り返すと、三頭山の中央峰、さらに30mほど進むと東峰に出ます。特に展望がありませんが、それぞれに山名の入った標柱があります。なお、中央峰の脇には、休憩の出来るテーブルとベンチがあります。

◆三頭山(西峰)〜鶴峠分岐〜入小沢ノ峰〜ツネ泣峠〜ヌカザス山(糠指山)
ヌカザス尾根に入るには、三頭山の西峰から下りていくのが無難です。御堂峠からトラバースして合流する短いトレイル(巻き道)もありますが、細い上に荒れていて、歩きづらいです。
鶴峠を経由して入小沢ノ峰までは、非常に歩きやすいトレイルで特に危険なところはありません。入小沢ノ峰を過ぎてからツネ泣峠への下りに入ると、急傾斜のザレた斜面となるので、慎重に下りていく必要があります。ここから先は積雪や悪天候等のコンディションの悪い時の通過は避けた方が無難です。
ツネ泣峠から少し登り返して上がると、ムロクボ尾根への分岐を分け、さらに進むとヌカザス山に着きます。特に展望等はありません。

◆ヌカザス山〜イヨ山〜三頭山登山口(奥多摩周遊道路)
ヌカザス山からイヨ山の手前あたりまでが、このルートの核心区間になります。ヤセ尾根や急傾斜の下りが続くので、転滑落に注意です。歩行の難易度自体はそれほど高くないのですが、傾斜が急で足許が滑りやすいザレの場所が多く、また場所によっては両側が切れ落ちているので、注意が必要です。トラロープが設置されている場所もありますが、最低限なので慎重に下りていく必要があります。
イヨ山を過ぎてからは、尾根が広くなり、トレイルも岩場やザレ主体から土主体になって歩きやすくなります。そのまま道なりに下りてくると、車の通行音が聞こえてきて、最後は擁壁の上のフェンス沿いに奥多摩周遊道路に下りていきます。

◆三頭山登山口〜麦山浮橋入口〜麦山浮橋〜小河内神社前バス停〜峰谷橋バス停
奥多摩周遊道路沿いに800mほど進むと、浮橋への下り口が出てきますが、奥多摩周遊道路は非常に交通量が多く、車やバイクが猛スピードで頻々と通るので、道路沿いの歩行には注意が必要です(特に道路を横断する場合は注意)。また下り口に一応指導標は出ていますが、目立たないので、見落とす可能性があります。
浮橋への下り口を下り遊歩道沿いに、浮橋へ向かいます(道標あり)。浮橋を渡って湖岸に上がると、小河内神社前バス停にでるので、そこから車道(国道411号線)に沿って200mほど往くと、峰谷橋バス停が橋の上にあります。
その他周辺情報 ◆富士急バス時刻表(鶴峠・松姫峠方面)
https://www.fujikyubus.co.jp/pdf/rosen/uenohara/uenohara-iio_202204.pdf

◆麦山浮橋の通行状況
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/topic/

◆(参考)武蔵五日市/都民の森発着のバス時刻表<運行日注意>
https://www.hinohara-mori.jp/content/access_bus.html
天気は快晴
上野原駅から鶴峠行きのバスに乗ります
ちょうど座席が一杯になる+αぐらいの人数
2022年10月02日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 8:40
天気は快晴
上野原駅から鶴峠行きのバスに乗ります
ちょうど座席が一杯になる+αぐらいの人数
転回場で下車
奥のトイレは3つが男性用で、女性用は1つだけ
2022年10月02日 09:58撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 9:58
転回場で下車
奥のトイレは3つが男性用で、女性用は1つだけ
鶴峠
右側の擁壁に上がる階段が三頭山へのトレイルヘッド
左奥にあるバス停の向こう側が奈良倉山へのトレイルヘッド
2022年10月02日 10:01撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 10:01
鶴峠
右側の擁壁に上がる階段が三頭山へのトレイルヘッド
左奥にあるバス停の向こう側が奈良倉山へのトレイルヘッド
今回のコースは栗が多かったです
小さな山栗ですが、味は普通の栗と同じです
2022年10月02日 10:44撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 10:44
今回のコースは栗が多かったです
小さな山栗ですが、味は普通の栗と同じです
三頭山直登コースへの分岐手前の老朽化した桟道
さすがに足を載せるのは怖かったので、壁側を伝って通過
2022年10月02日 10:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
6
10/2 10:45
三頭山直登コースへの分岐手前の老朽化した桟道
さすがに足を載せるのは怖かったので、壁側を伝って通過
三頭山直登コースへの分岐
正面の赤テープと足許の石積みに気づかないと、そのまま連れて行かれます
見た限り、この先には途中で合流できるトレースはありませんでした
2022年10月02日 10:51撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 10:51
三頭山直登コースへの分岐
正面の赤テープと足許の石積みに気づかないと、そのまま連れて行かれます
見た限り、この先には途中で合流できるトレースはありませんでした
富士山の展望ポイント
快晴の富士山でした
2022年10月02日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:25
富士山の展望ポイント
快晴の富士山でした
富士山アップ!
2022年10月02日 11:25撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:25
富士山アップ!
画面左端(枝直下)遠景が御正体山、その右に杓子山、さらに富士山の右隣が三ツ峠山、本社ヶ丸、御坂黒岳
御坂黒岳手前中景の尖ったピークが滝子山、右に向かって高くなっていたところのピークが雁ヶ腹摺山、さらに右端で見切れかけているのが小金沢連稜の黒岳
2022年10月02日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:26
画面左端(枝直下)遠景が御正体山、その右に杓子山、さらに富士山の右隣が三ツ峠山、本社ヶ丸、御坂黒岳
御坂黒岳手前中景の尖ったピークが滝子山、右に向かって高くなっていたところのピークが雁ヶ腹摺山、さらに右端で見切れかけているのが小金沢連稜の黒岳
三頭山(西峰)に到着
ちょっと人が多かったので、写真だけ撮って退散
2022年10月02日 11:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:36
三頭山(西峰)に到着
ちょっと人が多かったので、写真だけ撮って退散
中央峰
ここはちょっと狭いですが、テーブルが脇にあるので、そこで休むのもいいかも
2022年10月02日 11:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:41
中央峰
ここはちょっと狭いですが、テーブルが脇にあるので、そこで休むのもいいかも
東峰
ここは皆さんさっさと通り過ぎるので、静かなのがいいです
2022年10月02日 11:42撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:42
東峰
ここは皆さんさっさと通り過ぎるので、静かなのがいいです
う〜ん、空が碧い
2022年10月02日 11:46撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 11:46
う〜ん、空が碧い
一気にヌカザス(糠指)山へ
ここまでも結構大変だったけど、ここから先がこのコースの核心部
2022年10月02日 12:33撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 12:33
一気にヌカザス(糠指)山へ
ここまでも結構大変だったけど、ここから先がこのコースの核心部
写真だと伝わりにくいですが、かなりの急傾斜です
平均斜度でも20°くらいはあったかと
2022年10月02日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 12:34
写真だと伝わりにくいですが、かなりの急傾斜です
平均斜度でも20°くらいはあったかと
何とかイヨ山にたどり着きました
2022年10月02日 13:05撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 13:05
何とかイヨ山にたどり着きました
今日のルートでもっとも危険な難所(笑)
手前が麦山浮橋への下り口になります
ライダーの方々も、この道路を歩行者が歩いているのはほとんど想定外だと思うので、ハングオンしながらかっ飛んできます
道路を渡る時はマジで命がけ
2022年10月02日 13:41撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 13:41
今日のルートでもっとも危険な難所(笑)
手前が麦山浮橋への下り口になります
ライダーの方々も、この道路を歩行者が歩いているのはほとんど想定外だと思うので、ハングオンしながらかっ飛んできます
道路を渡る時はマジで命がけ
麦山浮橋を見渡して
2022年10月02日 13:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 13:45
麦山浮橋を見渡して
渡ってきた後を振り返って
橋を独り占めでした
2022年10月02日 13:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
14
10/2 13:48
渡ってきた後を振り返って
橋を独り占めでした
20分ほどでバスが来て、うまいこと座れました
2022年10月02日 14:10撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 14:10
20分ほどでバスが来て、うまいこと座れました
奥多摩駅に到着
乗り継ぎもちょうど良く、慌ててビールを仕込みます
2022年10月02日 14:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 14:36
奥多摩駅に到着
乗り継ぎもちょうど良く、慌ててビールを仕込みます
お疲れ
さて帰ろう
2022年10月02日 14:40撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 14:40
お疲れ
さて帰ろう
ビールが旨い!!
2022年10月02日 14:44撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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10/2 14:44
ビールが旨い!!
ヤマトリカブト(山鳥兜)
思ったよりあまり咲いていませんでした
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ヤマトリカブト(山鳥兜)
思ったよりあまり咲いていませんでした
オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)
風が吹き抜ける場所だったので、静止することがなく、エイヤッで撮ってしまいましたが、やっぱりブレ気味でした
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オクモミジハグマ(奥紅葉白熊)
風が吹き抜ける場所だったので、静止することがなく、エイヤッで撮ってしまいましたが、やっぱりブレ気味でした
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ(半袖)(1) Tシャツ(長袖)(1) サポートタイツ(1) ハーフパンツ(1) シューズ(1) ザック(1) キャップ(1) 靴下 グローブ 雨具 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

土曜日は山に行けませんでしたが、この日は麦山浮橋を渡ったことがなかったので、赤線つなぎを兼ねて鶴峠から入って抜けてくることにしました。ヌカザス尾根は非常にハードであることは以前から聞いており、また2018年には大量遭難が出たこともあるので、覚悟していったのですが、ヤセ尾根、急傾斜の連続でやはり噂に違わぬキョーレツさでした。何とか無事に下りて来て、目的の浮橋を渡ったところで、ホッと一息。
いよいよ来週あたりからは秋本番。これからますます日は短くなるわ、気温も下がるわ、仕事もいろいろ忙しくなるわで、条件が悪くなってきますが、引き続き体力を維持しながら、山行の機会を探っていきたいと思います。

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