巾着田を見に行くついでに関八州見晴台まで
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- GPS
- 08:34
- 距離
- 27.8km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,389m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:31
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路)西武秩父線「正丸」駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
つつじ山→正丸駅の破線コース。踏み跡は明瞭ですが、一部藪漕ぎ。道迷いかと不安になりました。ここは急な下りが多いので、登るのにも二の足を踏みますね。 |
その他周辺情報 | 正丸駅の売店は2021年に廃業されたとのことです。 冷たいビールが飲めたのですが、残念です。 |
写真
感想
2週間雨にたたられて、運動不足は頂点?
前日誕生日を迎えいよいよ高齢者の仲間入り。
たるんだお腹と減らない体重、フレイルになりかけの足腰を少しでも若返らせるために、この日は飯能から曼殊沙華祭りの巾着田を経て、行けるところまで。頑張れば西武秩父まで?
前半はいつもの通り足を温存する作戦。日差しはきついが林に入れば涼しい風で気持ちいい一日でした。まずは天覧山。後ろからついてくる不慣れそうに案内板を見ていた女性2人組がいました。それではちょっときつめのコース「十六羅漢」をあるコースを進むと、やっぱり後をついてきました。先行者がいると、やっぱり追随しますよね。
ここからはいつもの多峯主山ではなく、高麗峠を目指しますが....。いきなりミスコースで天覧山中段に逆戻り。山頂下で道を間違えたみたいです。左方向へ進むトラバース道を進んで、正しいコースへの分岐に。少し下ると市街地の太い道に出ます。カインズホームとガソリンスタンドとの交差点をまっすぐに進みます。このあたりには標識はありません。ただし、国道299号線を渡ると高麗峠への案内がでます。
登山口からは少しだけ登りますが、巾着田までは下りが中心。ドレミファ橋を渡るとそこは曼殊沙華の花園。いつもは真ん中の道を進みますが、今日は曼殊沙華の中を遠回り。3年ぶりの曼殊沙華祭りで、駐車場は早くも多くの車で賑わっていました。
巾着田を抜けると、日和田山です。ここの男坂は岩場の初心者コース。長い距離を歩くときは女坂を選択することが多いのですが、今日は男坂から。本当に岩登りをしたい人はまっすぐ岩場を攻略するのでしょうが、なるべく3点支持を避けながら....。
神社の鳥居に着くと、すでに大勢の人。さっき渡ってきた巾着田も見えます。
鳥居から山頂までは10分弱。7ここから東側が良く見えます。ここも多くの人が憩っていました。この日初の給水をして、すぐに高指山へ向かってくだります。高指山は登山道から少し戻らないと山頂へはいけないのですが、山頂にはたしか中継施設があって、立ち入れないはず。それでも山頂への案内板がありました。
いったん林道を下って、物見山へ。物見山では少し滑りやすい登山道をひたすら登り続けます。20分ちょっとで物見山山頂へ。ここもある程度の人で賑わっていました。ここからは北向き地蔵に向かって下り気味の登山道。長い道のりなので、少し走って下ていましたが、向かいから20人くらいの登りの人が来ているところで、転倒。前に人がいて、右手に人がいて、右足のつま先が引っかかって.....。たぶんここは転ぶしかないととっさの判断だったのだと思い前しますが、いつもは打たない顔面を強打。鼻に痛みが.....。右手に擦り傷ができ、出血。鼻血はないけど、鼻が痛い。サングラスも中央で割れている様子。
「大丈夫ですか?」
対応する女性たちに訊かれて
「大丈夫です。」
大丈夫かどうかは別として、とにかく恥ずかしくて早々に立ち去りました。
「下に落ちるかと思った」という声も聴きました。
落ちても怪我しそうな場所ではないんですけどね。
そのままの勢いで北向き地蔵へ。幸い鼻の調子も良くなってきて、どうも右手で転倒時に顔をかばったみたいでした。手のひらの傷も土は洗い流せませんでしたが、もうすっかり固まっている様子。想定どおり、スカリ山を経て顔振峠へ。スカリ山から下ったところで、トレランの人とダブルポールの登山客に追い抜かれました。このあたりで、自分より早い人に会うのは初めて?結局、一本杉峠手前で林道を進み追い越した形になりました。いわゆるズル(ショートカット)ですね。
顔振峠で水道を探しましたが、手を洗う場所がなく、そのまま進むことに。傘杉峠への下りで2度目の転倒。今回は軟らかい地面だったので、たいしたことはありませんでしたが、もう足が上がっていない?花立杉峠からは関八州見晴台へ登りの連続。すでに足が上がりにくくなっていますが、そこは我慢。ペースを落とさずに山頂へ。
関八州見晴台からは晴れていましたので、なかなかの眺め。ただし富士山には雲がかかり、武甲山は木々が茂って見えません。もっとも疲れ果ててどうしようかな?という気持ちが強く、景色を楽しむ余裕がありません。狩場坂峠へは5.5辧狩場坂峠から正丸駅に下るには、虚空蔵峠からきつい登り返しが3回と思うと、今日はここまで?でもまだ13:30だし、進めるところまで進もう。
関八州見晴台からは林道と平行した登山道で、何回か林道から出たり入ったりを繰り返します。そこで、なるべく林道を歩くというスタンスで、疲労を軽減する作戦。歩いている途中で、つつじ山から下る?という方法を思いつきました。確かあそこは破線コースでしたが、虚空蔵峠からのきついアップダウンを考えると、余力を考えてもツツジ山から下る方が良さそうでした。林道からツツジ山までの登り返しは、いつも大変。山頂か?山頂かな?とか見上げますが、となかなか山頂が現れずに、この日最大の苦渋。
ほうほうの体でたどり着いた山頂では、歩いてきた関八州見晴台からの道を眺めつつ、作戦を立てます。案内板には「正丸駅への道は関東ふれあいの道ではありません」との断り書きが....。地図では破線、急坂とあるし、ふれあいの道ではないので迷っても自己責任(笑)?でもこの日の僕には余力がないので、ここから下ることに。まあ、一度も通ったことのない道を開拓するのも一興かな。
下り始めると過ぎに藪漕ぎ。この藪漕ぎは大したことがなく、踏み跡明瞭な登山道が続きます。急坂はけっこう続きましたが、いつもより慎重に通過。確かに登りにとると大変な道でした。途中で広い林道?作業道?と出くわしました。これが林道かな?と思って下ろうかと思いましたが、ここがその林道なら「正丸駅→」と看板があるはずです。向かい側の斜面には踏み跡があるし.......。ここでGPSロガーを確認。地図をその場でダウンロードして、直進しなけれなばならないことが確認できました。電波があってよかったとこの時思いました。
その後は急な、本当に急な登り返しが1回あったと、またもや林道に出くわしました。今度は進む方向と林道の方向が一致していたので、間違いないと思いながら歩きました。ところが、この後はススキの茂る藪に。踏み跡は真ん中が惚れた形になってるので明瞭でしたが、ススキとの格闘がしばらく続きます。何度か道間違いかと思いましたが、林道が林に入ると、再び明瞭な踏み跡に。三田久保峠からはつづら道で降りて行き、舗装された林道に出くわしました。ただし予想とは違い「正丸駅→」の案内板はありませんでした。
林道が国道299号線に出た場所で、ついに寝転がて地図を確認。何とか正丸駅に着くことができました。駅では先着していた女性客と話をする機会がありました。彼女たちも猛者で、一人は飯能駅から伊豆が岳を経て到着、もう一人の方は二子山→武川山→伊豆が岳というロングコースを歩かれてきたとのこと。今日は天気が良く、いつもより人が多かったイメージでしたが、夕刻下山する人は猛者が多いということを改めて感じました。
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