平ヶ岳
- GPS
- 06:43
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
この宿を選んだ理由は、送迎バスの乗車人数が少なかったのとコテージ泊になることから。 コロナ禍、プリンスルートで90分のバス移動。 出来るだけ知らない人との接触は避けたく。 予約のタイミングが3月下旬だったし、コロナがまた流行りだしてもと思い。 ただ、バスは人数が増えたから、他に委託して少し予定より大きなバスに。 あれっ、私の思惑が、とも思いましたが、同宿宿泊の10名で、1人2席使えるくらいの余裕があったので、逆に密にはならず良かったと思います。 プリンスルートの送迎は、ガタガタの未舗装路も含めて、きっちり90分かかりました。 運転手さんによるところ、帰りより行きの方が酔う人が多いそう。 車酔いを考えていず心配でしたが、宿の出発が4時だったので、到着までぐっすり眠って過ごしました。 今回一緒に登った他のメンバーは、揺れで何度も起こされたと話しておりましたが。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は、浅草岳と同じく、登山口から森林限界までの樹林帯は木の根の張り出しに気を付けながら急斜面を上がります。 笹が生い茂る辺りから注意が必要です。 崖側から丈の高い笹が生えているので、崖になっていることに気がつかない場所がありました。 また、深い溝の淵を歩くところが続きました。 森林限界を超えると木道が続きます。 アップダウンはわずかで、息切れを気にすることなく、景色を堪能しながら、軽快に歩くことが出来ました。 今回は天気が良い日が続いたこともあり、登山道の状態が良く、泥濘や特別滑りやすいところもなく、大きな転倒や怪我もありませんでした。 ただ、雨の日や霜が降りた朝など、滑りやすくなるコンディションの時は、最大限の注意が必要です。 出発前には運転手さんから、縄をもらいました。 朝方、木道が滑りやすい時には、靴に巻いて使うものでした。 使ったあとは、元が草なのでそのまま現地に捨ててしまっても土に還るという、環境に配慮された気遣いでした。 |
その他周辺情報 | 銀山平周辺には、買い物ができる場所はありません。 温泉は、「銀山平温泉 白銀の湯」があります。 下山後は、時間が重なるためにいくらか混雑していました。 また、最終入場の時間が6時?、6時半?と早いので、前泊日は余裕をもって到着する方が無難です。 宿の夕食時間が6時からだったので、私たちは4時半に到着後、夕食前にお風呂に入りました。 泊まった宿の情報を記載しておきます。 宿泊したのは「民宿 樹湖里」のログハウス。 4人から6人まで宿泊可能で2階建て。 寝室は3部屋あり、ベッドも2台ありました。 6人どころか、10人以上は楽に泊まれる広さです。 暖房、テレビ、トイレ、レンジが付いていて、浴衣も用意されていました。 タオルや歯ブラシはありません。 食事は1泊2食で、夕食は本館で、その時に翌日の詳しい説明がありました。 朝食はおにぎりとソーセージ、それとゆで卵を用意してくれ、3時40分に宿泊のログハウスまで届けてくれます。 送迎バスは、ログハウス前に来て、4時出発。 夕食時に集まった人数は、我々も含めて10人でした。 夕食会場のキャパは、4人×4席くらいなのかと思いますが、宿のキャパは謎です。 実際に泊まるまで謎が多い宿だったので、参考にしてもらえればと思います。 嬉しいことに県民割が適用できるとのことで、正規の料金の2/3くらいで泊まれた上に、2,000円のクーポン券までもらえました。 送迎付き、2食付きの宿泊料金としては破格でした。 お店の方の対応にも好感が持てました。 |
写真
感想
何年か前に、真っ赤に染まった平ヶ岳の紅葉をテレビ番組で見て以来、毎年今年こそは平ヶ岳に行こうと口にしてきました。
コロナが流行ったり、宿の予約が取れなかったり、その他諸々。
なかなかチャンスに恵まれませんでしたが、今年の3月に宿を押さえ、半年間待ち、そして天候不順が続いた2022年の夏を乗り切り、ようやく、念願の平ヶ岳への挑戦を、これ以上ない快晴の中で迎えることができました。
平ヶ岳は、ピークハントより、途中の景色を楽しみたいと思っていたので、登頂は副賞。
それより、晴れて素敵な景色を見れて、またそこでしたか味わえない空気を感じることができて、とても満たされた気分になりました。
紅葉が遅れ気味で、テレビ番組で見て憧れた一面真っ赤な紅葉ではありませんでしたが、何度も来たいと思って止まないので、それはまた次の楽しみと思っています。
最後に備忘録として、
今回の山行遠征を通して感じたことが2つ。
1つは、今回登った浅草岳、平ヶ岳を辿る道にはきれいなすすきの群生があり、セイタカアワダチソウなどの外来種の侵略がない、昔からの景色が残っていたことです。
2つ目は、植生保護の呼び掛けについて。
特に平ヶ岳では、池塘があり、木道があり、登山者は木道からはみ出さないように歩くのがマナーだと思いますが、その意識の共有には、工夫が必要との言うことです。
前を歩いていた男女のペアがいて、向かってきたピンクのシャツを着た男性に道を譲ろうとした時、「降りないで」と言う声が聞こえました。
私には、男女のペアは、木道から降りるのではなく、杭の部分に足を置こうとしているように見えました。
男女のペアが、その言葉にどう感じたか分かりませんが、後ろから見ていて、印象の良いやりとりではありませんでした。
正しい指摘ですが、正しい伝え方と謝った伝え方があると思いました。
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