笹谷峠〜山形神室〜神室岳往復・白鷹山(東北百名山二座)
- GPS
- 06:30
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 1,129m
コースタイム
04:50駐車場
05:45ハマグリ山
06:10トンガリ山
06:45山形神室山頂
07:45神室岳山頂08:15
09:20山形神室山頂
10:40駐車場
【白鷹山】
13:00小滝登山口
13:20白鷹山山頂13:25
13:40小滝登山口
天候 | 晴れ後曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山形自動車道「笹谷IC」降車、 国道286号線で笹谷峠を目指します 約8kmで峠、広い砂利の駐車場があり、 トイレもあります 【白鷹山】 笹谷峠から国道286号線で山形市内に向かい 信号「山形市南館」を左折、「すき家」前を右折、 国道348号線(小滝街道)を道なりに行きます 「すき家」交差点から約15kmで白鷹トンネル、 トンネル入口手前を右折し林道に入ります 林道を北に走ると終点が小滝登山口です 車は10台以上停められ、登山口に冷たい清水が引かれています |
コース状況/ 危険箇所等 |
【山形神室〜神室岳】 ハマグリ山までのジグザグ道の急坂を終えると 緩やかで快適な尾根道、花も色とりどりに咲き 快適な散歩道が続きます トンガリ山を過ぎるとまた急坂が現れ 三角の美しい山頂を眺めながら頑張ると 山形神室山頂に至ります 山形神室からは道の抉れた急な下り、滑りやすいので注意です 最低鞍部のダンゴ平からすぐ、更に直登の急坂が待っています 張られたロープに掴まって、大きな石の段差を登りました 落石にも注意してください 【白鷹山】 小滝コースは最短ルートで、 登山道と言うより山頂まで石段の続く参道です 上部は石段が歪み、苔むして滑りやすくなっていて 下山時、滑落に因る打撲等に要注意です |
写真
感想
一泊二日で、東北百名山を三座登頂するCLの計画の第二日目は
昨日と同じ駐車場から、反対方向にある神室岳を目指します。
神室と名の付く山が東北に幾つかあって、
頭の中を整理するのに、結構時間がかかりました。
日本二百名山の「神室山」は、秋田県と山形県境、
訪れた日、山頂近くの避難小屋を建て替える槌音が山全体に鳴り響き
その音が、今も懐かしく思い出されます。
東北百名山の「神室岳」は県境尾根から外れ、宮城県に入った地点にあり
宮城県の山なのだと分かりました。
帰宅にも時間がかかりますから、早朝避難小屋を出発。
今の時期は四時頃にはもう明るくなり、余裕があります。
ハマグリ山目指して登り始めると次第に雲海が遠のき
周囲の山々が鮮やかに見えて来て、昨日登った雁戸山はもちろん、
その後ろに蔵王の山々が見えた時には本当にわくわくしてしまいました。
登りの辛さはともかく、尾根歩きの心地よさは格別で
おまけに、前後の稜線が晴れ上がって、絶好のロケーション、
つい振り返っては下手な写真を撮りまくる写真班に
CLはペースを乱されていたかもしれません、悪しからず!
山形神室から俄かに急坂を下り、最低鞍部のダンゴ平へ。
ダンゴ平から更にきつい直登の激登りは、ロープも設置されていました。
山の形から見て、想像はしたものの、それ以上の辛さに耐え、
ようやく神室岳山頂に辿り着きました。
神室岳から北方面の素晴らしい眺め景色の中に、大東岳が聳えていました。
台形の稜線を持つ本当に存在感のある山です。
二ヶ月前に登った大東岳山頂は残雪に広く覆われていました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-443709.html
なんだか遠い昔のように思えます。
疲れながらも、元来た道を忠実に辿り、駐車場に着く頃には
あれほど鮮やかに清々しく見えていた周囲の山々は
ひとつ残らず又、雲に覆い尽くされていました。
仕方ない事ですが、天気予報は今の季節全く当てになりません。
さっきまで晴天に恵まれた運の良さに感謝しながら、
山形市に向かうと次第に晴れて来て、物凄い蒸し暑さです。
本日二座目の東北百名山は山形市の西方、白鷹町にある白鷹山。
約400kmの道のりを帰らなくてはならない都合上、
最短距離の小滝登山口からとしました。
登山と言うより、急な石段の参道を白鷹神社にお参りです。
帰路の無事もお祈りさせていただきました。
山頂の社殿まで続く急な長い石段や、参道の杉の古木が
この神社の由緒ある歴史を物語るようで、厳粛な感じがしました。
機械など全くない時代に、人力だけで作ったのでしょうか?
この急斜面に石段を積み上げるなど、大変な苦労があったと思います。
先人の信仰心の篤さと努力が偲ばれます。
登山口に、冷たくて美味しい清水が引かれていました。
明朝は美味しいコーヒーを淹れ、味わいながら飲みたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する