栗駒山〜神の絨毯(の切れ端?)と霧氷
- GPS
- 03:54
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 509m
- 下り
- 487m
コースタイム
- 山行
- 3:32
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 3:51
天候 | 曇り、ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
期間:9/26(土)〜10/16(日) 平日もです。 いわかがみ平駐車場の数ぶキロ手前に数百台ぐらい停められそうな大きな臨時駐車場があります。当日は平日でしたが、すでに40〜50台くらいは停まっていました。たぶんここで車中泊の人も結構いるんだと思います。 臨時駐車場からシャトルバスに乗り、8分ほどでいわかがみ平です。 始発は5時でした。小生含め乗りたい人がちょうど乗れた感じです。 協力金:500円(往復運賃のようなものです) 栗原市観光ポータルサイト: https://www.kurihara-kb.net/publics/index/217/#block1146 |
コース状況/ 危険箇所等 |
メジャールートですが備忘も兼ねて。 登り(東栗駒コース) それほど長くない割になかなか変化に富んで楽しい道でした。 最初は樹林帯で、ところどころアルミのハシゴ(脚立改造品)や、ロープ(ほとんど使いませんが)があったりします。 そして渡渉。 100mほど沢の右岸を石を飛び移りながら登り、最後にナメ滝のようなところを対岸に渡ります。苔で滑らないように注意。水量が多いときは厳しいかも。 その後しばらく登ると視界が開けて、東栗駒山、栗駒山、そして神の絨毯が現れます。(たぶん) 当日はこのあたりからガス、霧雨、風となり、小生は東栗駒山の山頂に気づきませんでした。後から振り返って「あれがそうだったのかな」って感じです。 ここからしばらくは多少のアップダウンはありますが平坦に近く、楽しいハイキングが楽しめます。 最後に木の階段が出てきてちょっと傾斜も急になり、中央コースに合流するとひとしきりで山頂です。 山頂からの展望はどうなんでしょう? 残念ながら当日はガスガスで一面真っ白でした(泣) もう一度確かめに来ないといけませんね。 下り(中央コース) 最初は階段、途中からはずっと石畳です。 まぁ楽ちんではありますが、このコースを往復するだけだとちょっと物足りない感じがするかもしれません。 |
その他周辺情報 | (栗駒山) ハイルザーム栗駒:550円 https://www.kurihara-kb.net/publics/index/124/) (月山) 水沢温泉館(道の駅にしかわに併設):(何と!)300円 https://yamagatakanko.com/attractions/detail_2800.html |
写真
感想
『神の絨毯』
一度は観てみたいと思っていたけどちょっと遠いんだよなぁ。
それに山の紅葉は期間が短い。早すぎて遅すぎてもダメ。休暇とのタイミングも難しい。
そして涸沢の紅葉も観たい。
時季はほぼ重なる。
悩ましい。
当初は涸沢テン泊で紅葉と久しぶりに奥穂でもと思って準備。
しかし強烈な寒気がやってくるということで数日前に予定変更。
栗駒山をメインとして、前日に月山、翌日に安達太良山の豪華三本立て東北紅葉行脚(のはずだったのだが)。
1日目(10/5)月山
仮眠していた寒河江SAでは期待が持てたものの、車を走らせていると途中から何だか怪しい感じ。まさしく雲行きが怪しいとはこのことか。
月山登山口の駐車場は一番乗り。しかしついた時には雨とガス、そして寒い。
400キロも走ってせっかくここまで来たのに、とも思うが天気が良くなる気配は無し。
あとから来たみなさんは割と躊躇なく出発していく。
しかし小生は行かない。
ここで一度登ってしまうと次に登る優先順位は当然低くなる。遠ければなおさらのこと。多分二度と来ない可能性大。すると小生にとっての月山は雨風で辛い思いと真っ白な世界だけになってしまう。
晴れた日にまたくればいいさ。
「道の駅にしかわ」に併設されている水沢温泉館でゆったりと温泉に浸かり移動。
ただ栗駒山は近くに車中泊に適当な道の駅がない。
ちょっと離れていたけど「道の駅 あ・ら・伊達な道の駅」へ。
実は最初「道の駅 路田里はなやま」を予定していて、行ってもみたのだけれど・・・。申し訳ないけどちょっと・・・。
なので途中で通った「道の駅 あ・ら・伊達な道の駅」に戻って車中泊。
2日目(10/6)栗駒山
ちょっと遠いので朝2時半起き。
空を見上げると満天の星。
期待は最大級。
ついに神の絨毯だ!
しかし、駐車場についてみると・・・。
雲が・・・。
それでも期待しながら始発のシャトルバスでいわかがみ平へ。
ここで5時半過ぎの日の出を見ようと待ってる間が寒かったなぁ。
正直雲で陽が出たのかどうかよくわからなかったけどスタート。
天気は期待に反して曇り空。
そして樹林帯を抜けるとガス、風、小雨。
寒い。ジャケットのフードで耳を覆いながら内心「こんなはずじゃぁなかった」と思いながら歩く。
ガスの切れ間に観える絨毯の切れ端を見逃すまいと。
青空が欲しい。
山頂に着いてもガス。
そして予期せぬ霧氷。
木々も寒そうだった。
山頂で紅葉を愛でながらのコーヒータイムは見送り。
下山開始。
ただ100mも下るとガスもだいぶ切れてきて時折絨毯(紅葉)の全体が観られた。
たしかに綺麗だ。
アップした写真よりも実際のほうが綺麗です。
これが「神の絨毯」か、と無理やり自分を納得させようとするんだけど・・・。
やっぱりこれが太陽の光に照らされて青空をバックにしたら最高なんだろうなぁ。
満足度、納得度は80%ぐらいかなぁ。
その後東北道に乗り南下。
二本松の「道の駅安達」にて車中泊。
3日目(10/7)安達太良山
晴れていればさぞかし綺麗な紅葉が・・・。
しかし前日の予報からして期待感はゼロに近かった。
案の定、朝起きれば下界でもどんよりと灰色の雲が立ち込め視界も悪い。
そして寒い。
山の状況は容易に想像できる。
見送り妥当の判断は瞬時。
来年以降に期待する。
こんな感じで豪華絢爛三本立ての予定は栗駒山の一つのみ。
それも100%の満足には至らず何だか中途半端。
まぁお楽しみをとっておいたと思って。
今回一番の目的だった紅葉鑑賞は今一つ二つだったけど、それでも相変わらず秘密基地感がタマラナイ車中泊、1,200キロ近いドライブ、各地の温泉、地場野菜の買い込みなどなど3泊3日気ままに遊んできたのでした。
おしまい。
拙文お読みいただきありがとうございました。
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