南アルプスのお花畑
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 1,170m
- 下り
- 92m
コースタイム
am7:23鳥倉(豊口登山口)着-登山届け書込み提出
am7:30登山口出発
am8:00目印2/10到着
am9:30水場着
am10:04豊口山分岐
am10:33あと200歩着
am10:36三伏峠小屋着2560m
am11:00三伏峠発
am11:07塩見・烏帽子分岐
pm12:00烏帽子岳着2726m
pm12:50烏帽子岳発
pm13:30三伏峠小屋着
pm13:40小屋発
pm14:20水場着
pm14:30水場初
pm15:15目印2/10着
pm15:25目印2/10発
pm16:04鳥倉(豊口登山口)着
pm16:50鳥倉林道駐車場到着
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険な所はありません。 駐車所、ゲート手前に水洗トイレあり。水場もあり。駐車可能は20台前後。 さらに手前にも駐車場あり。 登山口には仮設トイレあり。 登山口から1時間30分くらいの所に「水場」あり。ただし夏に向けて水が細くなるかもしれません。12日現在は台風の雨の影響もあり水量は豊富でした。 三伏峠を過ぎ、塩見と烏帽子岳分岐を烏帽子方面に水場あり。 |
写真
感想
20日21日の連休、テント担いで発の南アルプス「塩見岳」を予定。
12日が好天の予報でしたので、テン泊にむけてどこかトレーニング。地図を色々みていると、やはり塩見岳方面の地図に目が行ってしまいます。そこで、塩見岳の南側にある「烏帽子岳」南アルプスのメイン縦走路上にある為、烏帽子岳だけの目的の人は少ないようです。しかし、「黒い鉄兜」の異名をもつ「塩見岳」の絶景ビューポイントだそうですので気にかかります。
テン泊にしても日帰り山行にしてもそうですが、比較的「水」の心配がない場所での行程がほとんどの私たちにとって、南アルプスは敬遠していた理由です。そこで、20.21日の前に一度日帰りで南アルプスを経験してみようと思い立ちました。
結果は大満足でしたが、僕のちょんぼが三度もあり「トホホ」な一日でもありましたが・・・
まずは行程についての感想です。
林道駐車場から登山口まで
19日から登山バスが「伊那バス」により運行されますが、本日はまだ運行されていませんので登山口まで歩きます。
舗装道路を約40〜50分位歩きます。ウォーミングアップにはちょうどよい感じですね。
駐車場は20台ほど可能です。トイレも水洗で立派なのがあります。12日は6時20分ころ、すべて埋まっていましたが、バスがまだ運行していない為、路上に縦列駐車で2台あいてました。私たちが止めてすぐいっぱいに。さらに手前にも駐車場がありますが、バスを利用しない場合はその分歩く距離が伸びます。
登山口には、仮設トイレ・立派な登山届け場。あとは自転車が4台デポしてありました。駐車場から自転車を利用してきた人たちのですね。登山口までは上りなので結構きついかもしれませんが、帰りは下りなのでペダルを踏まなくても駐車場まで帰ってこれると思われます。自転車を持っていく事が可能な方は是非検討してみてください。
登山道全般について
初の南アルプスでしたが、目印1/10から9/10等の目印が小屋まであります。小屋までほぼ樹林帯の中。また、八ヶ岳や北アルプスより森林限界が高いと思いました。時折、木で組んだ橋があります。見た目はちょっと心もとないのですが、割合としっかりしてます。ただぬれている時は注意してください。水場は駐車場から2時間くらいの所です。行きには十分な水分補給ができるよう持参していってください。
登山道は「シダ植物の中を歩いたり、木の根が張り出した所」などがありますが、岩や砂礫・苔ですべるような場所は無いです。またアップが続いても、平坦になったりと体感リズムはとてもいい感じです。そのため下りでも足への負担は少ないですね。
三伏小屋から烏帽子岳まで
テン場から分岐を過ぎると、水場があります。そこは「お花畑」となっており、標高が2600mの場所とは思えないくらいさわやかな場所です。ちょうど美ヶ原みたいな感じです。でもそれより1000位高い場所なんで正直びっくりしました。
お花畑を過ぎると、だけかんばの林を進みます。これもほんとうに2600m???と思えるくらいですよ!! 登山道は砂礫に変わってきます。そんな林を抜けるといきなり視界が開けます。視界が開けるまでに2つほど小山を超えますが、尾根に出たとたんに、「小河内岳」「その向こうには、荒川三山」が望めます。ただここでは、南の展望はありますが、北方面「塩見岳」はまだまれません。
この開けたところは片側が「スパッと」切れ込んだ崩壊地。ここまでくればあと少し急登を踏ん張れば「ど〜ん〜塩見岳!!」とのご対面です。
さて、本日の僕の「ちょんぼ」についての告白(^^;;
まずはガソリン・・・半分手前までのメモリ。高速を降りて「松川」で入れるつもりでした。たぶん帰りの松川で入れても十分間に合ったと思いますが、入れたほうがいいと思えば入れたくなるのが人情(^^;
でも、松川インターではスタンドが近くにない・・国道153で駒ヶ根方面に進んでもスタンドが開いていない。
駒ヶ根市内でもスタンドはあれど、すべてしまっている。結局、駒ヶ根インターのスタンドで入れる。この段階で「出鼻」をくじかれ、気分は思いっきりブルー。嫁の「視線」も痛い・・当初の予定よりこれで1時間のロスです。これが第一のチョンボ。
第二のチョンボ
登山口から、シダの森を「地味に嫌な勾配」を登りベンチを過ぎ平坦地で雰囲気のよい場所にきました。2/10手前。
そこでデジカメがザック胸のストラップにつけていたのが無い!! 落とした!! あわててベンチ付近まで戻ります。登ってこられた3組の方々にきけど、落ちてなかったし見てないとの事。おろおろしていると嫁さんが降りてきて、デジカメを発見。これで往復15分のロス。さらにいったん登ったのに、下りてまた登る(^^; 滅入りました。「嫁がガソリンといい・・」と、ボソリ。
第三のチョンボ
烏帽子岳の山頂で写真を撮ってもらったのですが、「お先に〜ありがとうございました〜」なんて調子のいいことを言って下山。
すると上から掛け声が・・カメラ忘れてますよ〜
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇ、不思議なものでこういうときは「ダッシュ」ができるんですね、烏帽子の急登をぜいぜい言いながら登ったのに走れるんですよなぜか(^^;
無事カメラを受け取りましたが、写真を撮っていただいたご夫婦に申し仕分けないです。ありがとうございました。「まったく何してるの? 嫁のトドメの一言、所で車の鍵はあるよね」あせって探した私です。無事ありましたけどね。
思えば今日はほんと調子が出なかったといえばそうかも。気持ちははやるが、体の調子が上がらなかった。ばてるのも早かった。朝ごはん食べなかったからかもしれないと思い、三伏小屋で「シャリばて解消」にと「カレーライス」を注文。ペロッと食べれましが、その後の「烏帽子岳」までの一時間ほどの行程で、お腹が一杯で動きづらく、おまけに眠気も・・お腹が膨れたら眠くなる・・子供みたいですな(^^;
なにはともあれ、無事に終えました。
初の南アルプスはとっても大正解。土曜日の晴天で「登山客」密度は高くなく、静かな森とお花畑、静かな山頂から見る南アルプス
360度。ただ、出足の1時間のロスのおかげで、下山が早まったと最後まで言われましたが、烏帽子岳山頂では、単独の女性と私たち夫婦と写真を撮っていただいたご夫婦のみ。このご夫婦はこれから今日は「野宿」をするとの事(^^;;
幕営禁止が多い南アルプス。また山小屋の間隔も開いており、無人の非難小屋を利用するか、寝袋に入ってそのまま「野宿」に(^^;
今回もトレーニングで、水を4リットル。水場で入れ替えて飲んだ分を補充し4リットルにてし、上り下りしました。
しかし、帰りの林道歩きが一番コタエましたね。水を捨てればいいんですが、家でまつ「らんたろう」きじトラ猫へのお土産です。山頂で入れたコーヒーは、南アルプス天然水コーヒー。これがまろやかでおいしかった。「らんたろう」は山から持ち帰る水は大好きらしく、今回もお土産です。
さて、20.21日は三伏小屋の人曰く、大変込み合うとの事。塩見小屋は予約制で「すでに一杯」
帰宅後、計画を練り直そうか思案中です。
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