三ヶ上(さんがじょう) 岡山県北部:鏡野町
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- GPS
- 03:45
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 647m
- 下り
- 673m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備された登山道だが、粘土質の土のため、濡れていると滑りやすい。 特に三角点へ繋がる最後の道は柔らかいので、よく滑る。 |
その他周辺情報 | 国民宿舎いつき:2022年11月末で閉館。 クアガーデンこのか:モンベルカードで入浴料100円引き。 振興センター近くに公衆トイレあり。 多目的トイレもあって、洋式水洗ペーパーつき。 |
写真
感想
この日は朝食後に帰宅予定だったが、起きて外を見ると山の白帽子は消え、天気も悪くなさそう。
三ヶ上に行くべきか悩んで、最終的に家族にメールしてから宿に荷物を預けて出発。
昨日の雨で足場がぐちゃぐちゃになっていたら帰ろうと。
舗装路を登山口目指して進むうちに、雨が降り始めた。
嘘じゃろ!
中止にしようか考えたけど、小降りだし、行けるところまで行ってみよう。
って、これで実際に引き返すことって皆無に近いので、いつかどうにもならない状況になりそうで怖い。
駐車場にも休日なのに車は一台もなく、完全ボッチ山行の可能性が。
上へ行くうちに辺りが白っぽくなってきて、そこでも進むか迷うも、これまたさほど濃くない霧なので、やっぱり登り続ける。
幸い、視界が悪化することもないまま、最高点側まで来た。
レコを確認して、これは私史上最速では?とホクホク最後の登りを越えていくと、単独の男性に出くわし、凄く驚いた。
振興センターに駐車されていたのか、ルートが違うのか、徒歩なのか。
男性はすぐに下山され、再び一人に。
漂う靄で周囲は白く、眺望は望めず。
うっすら見える下界の建物に、「まさに雲上人!」と脳内高笑いした後、三角点へ向かった。
三角点への道は最終部分が粘土質で、ほぼ毎回、ツルンツルン滑っているのだが、前日からの雨もあって、今回はド派手に転んだ。
横滑りの大回転。
脇に密生している笹のおかげで滑落は食い止められたものの、咄嗟の時には何の対応も出来ないものだと思い知った。
雪山では滑落を防ぐのにピッケルを雪面に突き刺すらしいが、自分はピッケルを持っていてもそのまま転げ落ちて終了しそうだなあ。
ドロドロのままカルピス状態の三角点を踏んで引き返すと、複数人が最高点にやってくるところだった。
こんな天気でも登ってくる人たちはちゃんといるのか、さすが休日。
完全に一人きりという状態ではなくなり、ホッとしながら下山を開始してすぐのところで別の集団に遭遇。
転んだ話をすると、「後から痛くなるかも、湿布はあるか」と心配して頂いた。
どこか打ったわけではないし大丈夫、ありがとうとお礼を言い、三角点に行く場合は滑りやすいから気をつけてと伝えて別れる。
ちなみにこの時、グループのお一人に三角点はここかと見せられたアプリはYAMAPだった。
個人的には、やたら目立つ赤い線が縦横無尽に描かれているYAMAPよりも、ヤマレコの方が圧倒的にルートを見やすいと思っているけど、登山中に出会う方が入れている登山アプリはほぼYAMAPである。
確かに危険箇所コメントとか、マイナーな見所とか目安時間が書かれているのはメリットだと思う。
とは言え、今時スマホを持たない絶滅危惧種の一人として、オフライン用に広域地図をダウンロードできる、保存マップは二件までだけど、月のダウンロード数には制限なさげ、そして何よりみんなの足跡はすごくありがたいんだよねー。
なんてことをつらつら考えながら、三角点までの道ほどではないけれど、やや滑りやすい粘土質の道を降りていると、再びズルッときてドーンと尻餅。
初めて登って以来、毎回と言っていいくらい滑っている三ヶ上だけど、二度転びは初体験だった。
下山後はバスの時間までいつきさんでお昼を頂く予定だったが、温泉に入って着替える以外の選択肢がなくなってしまった。
着替えを済ませ、バスで帰宅。
なお、後で痛むかもと言われていた通り、全く体を打った覚えはないにも関わらず、翌日か数日後くらいから右胸が痛み始め、数週間は治らなかった。
症状からすると、肋軟骨損傷というやつだったのかも。
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