餓鬼岳《白沢〜ピストン・オコジョのお出迎えに感激♪》


- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,734m
- 下り
- 1,730m
コースタイム
4:22 白沢登山口
5:50 最終水場
7:30 大凪山
9:55 餓鬼岳山頂
(のんびり大休憩)
11:00 餓鬼岳山頂
12:50 大凪山
14:15 最終水場
15:40 白沢登山口
15:50 駐車場登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場:登山口手前に20台程度可。 駐車場に仮設トイレ有り、登山ポスト:登山口に有り。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・魚止メの滝手前までは、白沢沿いに山側へ登ったり降りたりのアップダウンを繰り返す。 木製の梯子、橋、鉄・アルミの梯子、巨岩乗越える鎖場等多数。 しっかり整備されているので、慎重に進めば大丈夫です。 ・最終水場からは沢を離れ、樹林帯の急登に急登…とにかく急登が続く。 ・大凪山までの途中にガレ場があり、落石要注意。 ・大凪山から百曲り入口までは、樹林帯のアップダウンを繰り返す。泥濘が多い。 ・百曲りに入ると、ジグザグの急登であるが、ダテカンバ等明るい緑に覆われた樹林帯となる。 ・全体的にバリエーションに富んだ登り堪えのある登山道と言った印象。 ・下山後の温泉:松川村のすずむし荘を利用。 http://www.suzumushiso.com/index.html |
写真
感想
出発直前まで白馬岳・常念岳・餓鬼岳で迷いに迷っていたが、まだ行ったことがなく、以前から気になっていた『餓鬼岳』に決定。
日帰りロングコースでもあり、今回もろくに睡眠をとざず、0:30に自宅出発。
3:30に白沢登山口に到着。
駐車場は満車ではないかと?余計な心配で、私以外に3台止のみであった。
4:10 ヘッドライトを点け、今回も夜明け前に出発する。
駐車場登山口のポストに登山届を投入し、登山開始。
白沢本登山口までは未舗装の林道を歩く。
ここからまず白沢へ下り、沢の音を聞きながらアスレチック的な登山道となる。
しばらく進むと、夜が明けてきた。
沢沿いの道は、山側に登ったり、沢へ下りたりのアップダウン。木製の橋、木・鉄・アルミの梯子、岩を攀じ登る鎖場等々、バリエーション豊富なコースでした。
それにしても、早朝にも関わらず、気温が高く、すぐさま汗だくになる状態でした。
話通り確かに虫が多い。
山に虫がいるのは当たり前とは思いつつ、この暑さの中ではうっとうしい限り!
魚止の滝に着くと、滝が天然のスポットライトを浴びている光景に出くわす。
最終水場で小休憩し、ここからは急登に次ぐ急登、急登が容赦なく続く。
暑さと虫と闘いながらしばらく登ると、進む道の真ん中に何やら動く生き物が!
オコジョではないですか!!!
思わずカメラを準備したが、すぐに隠れてしまった。
カメラを構えていたら、再び現れてくれました。
思わぬ出会いに感動です。
そこから少し登ると「落石注意」の看板があり、ガレ場の始まりです。
巨石が途中にくい止まっている斜面を、落石に注意しながら登る。
ガレ場を抜け、しばらく登ると「大凪山」の標識があり、百曲り手前まで樹林帯の尾根をアツプダウンを繰り返す。
百曲りに入ると、緑が眩しく明るい樹林帯に様変わり!
シナノキンバイの花畑が迎えてくれます。
「餓鬼小屋まで10分」の看板からは、大町を眼下に展望が開けるが、残念ながら東側の山々は霞んでいた。
小屋に着くと常念山脈・槍ヶ岳・裏銀座の展望が現れる。
山頂まで約10分。
山頂からは、小屋からの展望に加え、立山連峰、蓮華岳・針の木岳、鹿島槍他、予想以上に見事な展望!
1時間ほどのんびりと至福の一時を過ごす。
さて、名残惜しくも下山とする。
沢まで下りたころは足がパンパン状態!
巨石を横渡る場所で、右足をクロスしようとしたところ、右足の大腿直筋が攣りそうになり、バランスを崩してヒヤリする場面がありました(情けない)。
下山は予定より1時間オーバー!
駐車場へ戻ると10台程に増えていた。
登り・下りともにきついコースでもあったが、バリエーション豊かなコースに圧巻!
山頂からの見事な展望!!
今日一は「オコジョ」の出現!!!
天候にも恵まれ、すばらしい山旅となりました。
こんばんは
お花の名前です。チングルマの次の花はオオバキスミレ、その次のはヒメイチゲ、何とかの花はミヤマカラマツ、ベニバナイチゴ、エンレイソウ、オオヒョウタンボクの蕾、ノウゴウイチゴ、ショウキランというところでしょうか。
餓鬼岳、いつか登りたいと思ってる山です。
失礼いたしました♪
hotakahanaさん、こんばんは☆
お花の名前教えてくださり、ありがとうございました。
餓鬼岳は初めての山でしたが、独特の魅力がありました!ぜひ登ってみてください。
餓鬼のコマクサを見つけるのを忘れたので、もし行く機会がありましたら代わりに見つけてくだされば幸いです♪
それでは失礼します。
タフな餓鬼岳の日帰り行、お疲れ様でした。小生は5〜6年前に2人のムスコを連れ、燕岳から剣ズリを経て頂上を踏み、その日のうちに白沢登山口へ下りました。剣ズリ前後の岩稜の道が険しかったのと、大凪山へ下る途中のガレ場通過に苦労し、白沢手前で暗くなってしまった苦い記憶がありますが、餓鬼岳自体は展望絶佳で、大変良い山でした。あのロングコースを日帰りされるとは、すごいパワーです!
オコジョの撮影成功も素晴らしいですね。過去何度か登山路に現れたのを目撃した経験はありますが、カメラを向ける間もなく姿を消してしまうのが常でした。14番の山岳展望写真は、どうやら手前に三股ピークの爺ヶ岳、真後ろに双耳峰の鹿島槍ヶ岳が重なって写っているようですね。これもある意味「奇跡のツーショット」と言えるのではないでしょうか。
satonao1jpn さん
コメントありがとうございました。
おっしゃる通り、ロングコースで大変厳しい山でしたが、オコジョの出会いと餓鬼岳山頂の絶景に疲れを忘れさせてもらえました。オコジョは見たことはありましたが、写真が撮れたのは初めてで、ラッキーとしか言いようがありません。
14番の写真、「奇跡のツーショット」などと恐れ入ります。重なっていたとは!?どうりで鹿島槍ヶ岳or爺ヶ岳のどっちなのかわからないはずです!
ところで、satonao1jpnさんの記録を拝見したら、東京から白木が峰と三方岩岳へいらっしゃったようで!私の地元に近い山なので嬉しい限りです(まだ登っていないのですが…)。また、燕から剣ずり・餓鬼岳・白沢登山口へと下ったコースもかなりきつそうで!私などをはるかに勝るパワーだと思います!!!
まだまだ登山シーズン真っ盛り、お互い素敵な登山を楽しめたらいいですね♪
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