94.越後駒ヶ岳「黄金の一矢」枝折峠ピストン
- GPS
- 09:30
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,259m
- 下り
- 1,253m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:50
天候 | 曇り 強風で寒かった |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは15時30分枝折峠出発。鈍足の僕は間に合うか心配でしたが、発車一時間前に登山終了で間に合いました。 片道500円、往復1000円。 毎年、枝折峠の駐車スペース争奪戦が熾烈極まりなく、それがこの山へ向かう最大のネックになっていました。お陰様で、いい時期に登山が出来ました。 この企画を立案して頂き、ありがとうございました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前日が雨だったため、泥とぬかるみが多く、ゲイターを付けて正解でした。 帰路は階段で滑って転倒したこと数回。 駒の小屋直下の岩場が今回の核心部分でした。特に帰路は。 |
その他周辺情報 | 登山バッチは、駒の小屋で500円で購入。 登山後の温泉は、白銀の湯 650円(割引券頂いていたのですが出すのを忘れてました) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
充電器
ハイドレーション
ダウンジャケット
|
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備考 | 自撮り棒 落として紛失 |
感想
第94座 「黄金の一矢」
7月と9月に空木岳に挑むも、自分自身が情けないがために阻まれてしまった。その間、8月に木曽御嶽山、9月上旬に燕岳に登頂と果たすも、百名山を一座も登れぬまま2022年は終わってしまうのか? せめて、一矢報いたい。そういう気持ちで、二座残っている「新潟枠」をひとつ消したいと思って、越後駒ヶ岳に照準を合わせた。
当初は登頂日を10月8日、9日天気がいい日を登れればいいと思って、特に宿泊する場所も決めず緩やかな日程で組んでいた。一週間前から天気予報サイトを見ていたのだが、どうも9日が天気がいいらしいということで、登頂日を9日に決定。7日は有休を取っていたので、この朝に自宅を出発。雨の中であるが、上杉謙信の居城である春日山城を見学。その後に長岡市のネットカフェで一泊。翌8日は市内にある新潟県立歴史博物館、河井継之助記念館、山本五十六記念館を見学して、道の駅ゆにたにで車中泊。どうせ枝折峠の駐車場は早いうちから満車だろうと踏んで、「滝雲シャトルバス」の発車場である銀山平 白銀の湯に向かった。そこに到着して、トイレに行って、たまたま一緒になった登山者と話したのだが、枝折峠の駐車場は既に満車だったので、ここに来たと話していた。
4時頃に白銀の湯の前でスタッフらしき女性が倉庫からテーブルを出して受付を作った。それを見て、車中泊で鳴りを潜めていた登山者が行動を始めて次々と受付へ向かった。僕も遅れを取るまいと受付を済ませ、一番バス(といってもジャンボタクシーだったが)に乗ることに成功した。
難なく、枝折峠に到着。同乗者は次々と出発した。僕も遅れを取るまいと出発した。登りながら上を見上げるとオリオン座が輝いていた。道中、滝雲を撮ろうと待機するカメラマンの一群に遭遇した。僕らが挨拶すると、挨拶を返してくれた。
夜の帳が明けようとする山肌には、滝雲らしき雲の群れが山肌を舐めるように漂っていた。ああ、これが滝雲なんだなと思った。道行山へ向かう途上でご来光を見たが、ぬかるんだ登山道に苦しみながらも前を進めた。
ある程度歩くと、朝日を浴びた越後駒ヶ岳を見ることが出来た。あまりにも山容が立派で、僕に登れるのだろうかと不安になった。小倉山、百草の池と無難に登り切って、駒の小屋直下の岩場にさしかかった。ここは無難に登り切って、8時55分に駒の小屋に到着。帰りに寄るとして、そのまま山頂へ向かった。道中、山肌が草紅葉になっており、この時が晴天であれば黄金色に輝きて神々しく感じただろうが、今の僕にはそれで充分だった。9時15分に山頂に到着。やっと百名山94座目。山頂は登山者で混雑していたので、早々と下山。駒の小屋に戻って、小屋にてバッチを購入。水場まで降りて喉を潤し、昼食のソイジョイ一本を食べて、これからの下山に備えて休んだ。
下山は難しいとは感じなかったが、数回、転倒した。どうやら、濡れた木道が湿ってそうなったのらしい。それでも、14時30分。枝折峠に到着。シャトルバスの復路が発車する15時30分から一時間余裕を持って下山することが出来た。
最初は鈍足で所定の時間に間に合うか不安で、万が一、間に合わなかったら、道行新道を降ることも考えたのだが、その必要もなくてホッとした。難なくシャトルバスの復路に乗って銀山平 白銀の湯駐車場に到着した。
93座目の苗場山より435日、一年二か月振りに新規で百名山を登ることが出来た。二度も空木岳登山に失敗した時は、もう百名山には登れないのだろうかと思ったが、そんな不安を吹き飛ばすに充分だったと思う。
これからは、長い冬の季節に入るが、コロナ禍で失った気力と体力を取り戻して、来期に挑みたいと思った。
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