八幡平横断 温泉山行（前森山〜八幡平〜秋田焼山）

2022年10月08日(土) ~ 2022年10月09日(日)

• GPS: 12:36
• 距離: 33.1km
• 登り: 1,460m
• 下り: 1,985m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:47

距離 22.3km 登り 904m 下り 1,226m

9:23 前森山
10:45 10:55 屋棟岳
11:26 11:27 大黒森
11:48 11:49 恵比須森
12:15 12:17 茶臼山荘
12:22 茶臼岳
12:28 12:41 茶臼山荘
13:11 13:12 黒谷地湿原
13:34 安比岳分岐
13:44 源太森
13:51 13:52 源太分かれ
13:59 陵雲荘
14:03 14:04 ガマ沼
14:10 八幡平
14:37 草の湯分岐
15:23 15:24 ブシ谷地
15:48 16:01 長沼
16:17 16:20 大谷地
16:59 八幡平ビジターセンター
17:07 ヌマガヤ湿原
17:10 後生掛(大沼)キャンプ場

2日目

• 山行: 3:46
• 休憩: 0:37
• 合計: 4:23

距離 10.9km 登り 562m 下り 766m

7:06 後生掛(大沼)キャンプ場
7:13 7:28 焼山ベコ谷地コース登山口
8:27 国見台
8:49 8:56 毛せん峠
9:17 9:18 焼山山荘
9:22 9:25 鬼ヶ城
9:39 名残峠
9:44 焼山山頂分岐
9:48 9:59 秋田焼山
10:03 焼山山頂分岐
11:28 玉川温泉
11:29 ゴール地点

天候

10月8日（土）：ガス
10月9日（日）：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

＜行き＞
●クルマ
安比高原スキー場大駐車場（無料）

●ゴンドラ：安比ゴンドラ遊覧（往復1,800円）
※片道券の販売はなし

＜帰り＞
●バス
12:15玉川温泉発〜田沢湖駅13:30着（羽後交通／1,490円）

●新幹線
14:09田沢湖発〜14:48盛岡着（特定特急券：1,530円）

●在来線
16:39盛岡発〜17:38安比高原着（IGRいわて銀河鉄道＆JR花輪線／1,170円）

●徒歩
安比高原から安比高原スキー場大駐車場まで約3.5km
　

コース状況／危険箇所等

よく整備されていますが、全般的にウェッティです。
特に茶臼岳付近から八幡平付近まで登山道は川と化してます。
あと、濡れた木道は要注意、分かってても滑ります。

※後生掛（大沼）キャンプ場から秋田焼山の登山口までが分かりづらい
※後生掛温泉からのベコ谷地ルートは立ち入り禁止

●後生掛（大沼）キャンプ場：1人500円
　

その他周辺情報

【温泉】
●八幡平温泉ゆらら（通常500円）
※毎月八幡平の8が付く日で400円でした。

●玉川温泉（800円）
　

写真

10/8 8:56

【10月8日 Day.1】
安比高原のゴンドラへ。ボクたち以外誰も乗る人がいない。。。

10/8 9:02

ちょっとラクして15分で前森山山頂へと運んでもらいます

10/8 9:18

蜷川実花のイベントやってました

10/8 9:22

ガスガスなので無理矢理テンション上げて出発！

10/8 9:26

5分もかからず

10/8 9:26

前森山に到着

10/8 9:42

茶臼岳への縦走路に入ります

10/8 10:05

西森山は気づかずにスルー

10/8 10:15

紅葉はほぼ終わってました。ってか今年は紅葉したのでしょうか？

（photo komemame）

10/8 10:33

高原大地ならではのぬかるみ

10/8 10:58

屋棟岳山頂へ寄り道

10/8 10:55

1397.3

10/8 11:15

眼下に御在所沼と温泉

10/8 11:29

雪が現れ始めました。昨日〜今日降ったものかな

10/8 11:30

大黒森

10/8 11:30

子熊のイラストがいいね

10/8 11:39

登山道はずっとこんな感じ

10/8 11:50

雪が増えてきたな

10/8 11:51

恵比須森

10/8 11:56

脇は雪。真ん中は水で歩きにくい

10/8 12:09

足元はぬかるみから石へ

10/8 12:17

茶臼小屋に到着。これまで誰とも会いませんでしたがここからはチラホラ人影が

10/8 12:23

茶臼岳へ向かいます

10/8 12:25

地図には360度の展望と書いてましたがご覧の通り

10/8 12:26

いちおね

10/8 12:55

茶臼小屋でごはんを食べて八幡平方面へ出発

10/8 13:08

飛び石で進んでいきます

10/8 13:09

黒谷地湿原

10/8 13:10

登山道は川

10/8 13:12

木道が現れ始めました

10/8 13:12

池塘

10/8 13:14

だらけ

10/8 13:20

濡れた木道はわかってても滑るね

10/8 13:36

安比岳からのルートと合流

10/8 13:39

八幡沼に向かって緩やかに登っていきます

10/8 13:48

源太森は以前行ったのでスルー、ってか天気悪いし何よりコースタイムがめちゃキビしくこの辺りからアセり始めて立ち寄る余裕なし

10/8 13:54

この辺りからは観光客もチラホラと

10/8 13:55

広い湿原

10/8 13:57

そして池塘

10/8 13:57

広々〜
ガスガス〜

10/8 13:58

池塘群。まるで棚田のよう

10/8 13:59

草黄葉

10/8 14:00

もっこり八幡平

10/8 14:02

八幡沼

（photo komemame）

10/8 14:06

ガマ沼

10/8 14:13

八幡平頂上でいちおね

10/8 14:15

時間が読めないのですぐに先に進みます

10/8 14:28

藤助森下の湿原

10/8 14:32

中心部から少し外れただけで再び誰もいなくなります

10/8 14:40

草ノ湯分岐

この辺りで岩手から秋田県に入ります（photo komemame）

10/8 15:07

1670m付近からは急降下

10/8 15:10

ようやくガスが取れ始め眺望が出てきました

10/8 15:10

1370から1250mくらいまでの急斜面の下りは沢に沿っているところも多く足元が悪い

10/8 15:11

標高を下げるとほんのり紅葉

10/8 15:39

おー青空

10/8 15:48

ブシ谷地

10/8 15:51

長沼に到着

10/8 15:51

少し紅葉

10/8 15:52

長沼まで来てようやく時間に目処がたち休憩

10/8 15:53

ひっそり長沼

10/8 16:16

大谷地

10/8 16:17

池塘

10/8 16:24

この辺りもちょい紅葉

10/8 16:24

大谷地も名前通り大きな低湿地

10/8 16:32

大谷地からは雰囲気の良いブナ林帯

10/8 16:32

ところどこにブナの巨木

10/8 16:47

ルートも遊歩道的に

10/8 16:49

赤川の渡渉。確かに赤い

10/8 16:58

泥火山。不思議な現象こんなの初めて見た

10/8 17:04

大沼に到着

10/8 17:04

湖畔は少しだけ紅葉

10/8 17:05

こちらも誰一人といませんでした

10/8 17:08

大沼湿原の中を通ってキャンプ場に向かいます

10/8 17:09

今日だけで何個の湿原を見たんだろ

10/8 17:13

後生掛（大沼）キャンプ場に到着

10/8 18:25

まずは温泉へ行き（キャンプ場の方にクルマで連れて行ってもらった。ありがたい）、帰ってきてから暗い中本日の我が家設営

10/8 18:40

何はともあれ、乾杯

10/8 18:45

お肉焼き焼き

10/8 19:05

鍋

10/9 6:15

【10月9日 Day.2 】
この日は歩く距離が短いのでゆっくり起床。前日長距離運転でほとんど睡眠取れなかったので助かります

10/9 6:59

ちょうど7時に出発。静かでキレイでとても良いキャンプ場でした

10/9 7:08

本日は良い天気になりそう。朝の大沼

10/9 7:09

登山口がわからずちょっと右往左往

10/9 7:22

やっと晴れた

10/9 7:22

紅葉

10/9 7:27

後生掛温泉の湯沼

10/9 7:30

小川もこんな色

10/9 7:31

ガオー

10/9 7:31

いやーいい光

10/9 7:35

これ、ガスじゃなくて温泉の湯気

10/9 7:41

昨日の道に比べるとだいぶ歩きやすい

10/9 7:56

良い森

10/9 8:00

光が入り込むと気分も良い

10/9 8:11

紅葉

10/9 8:30

標高を上げると昨日歩いてた八幡平が見えるようになりました

10/9 8:30

八幡平ととんがりは畚岳かな

アップで八幡平（photo komemame）

アップで畚岳（photo komemame）

眼下に後生掛温泉

10/9 8:30

奥羽山脈

10/9 8:36

栂森

10/9 8:47

青空

10/9 8:49

傾斜が緩み国見台を北から巻き…

10/9 8:49

樹林帯を抜け出したところが毛せん峠

10/9 8:52

栂森へ

栂森に到着（photo komemame）

10/9 8:52

栂森より。奥に鳥海山が見えました

アップで鳥海山（photo komemame）

10/9 8:55

栂森より。我が家のワンコの脇腹のような秋田焼山

10/9 8:55

栂森より。奥は森吉山

10/9 8:56

栂森より。八幡平と畚岳

10/9 8:56

栂森より。岩手山は雲の中

10/9 8:57

栂森より。方向的には秋田駒ケ岳。こちらから見ると秋田駒に見えないけど。おそらく

10/9 8:59

先へと進みます

10/9 9:00

荒々しい谷筋

10/9 9:02

正面に1354

10/9 9:04

栂森を振り返ります

10/9 9:05

北に岩木山が見えました

アップで岩木山（photo komemame）

10/9 9:09

1354も巻き巻き

10/9 9:09

ドーンと山頂、鬼ヶ城、避難小屋、名残峠

10/9 9:09

いいね！

10/9 9:18

焼山山荘に到着

10/9 9:22

1354と栂森を振り返ります

10/9 9:28

この辺りが鬼ヶ城

10/9 9:30

山頂はアバラ骨

10/9 9:30

眼下に沼

（photo komemame）

10/9 9:31

鬼っぽい

10/9 9:31

鬼ヶ城からは火口っぽい雰囲気

10/9 9:33

火口湖が見えてきました

10/9 9:34

火山らしい景色が広がります

10/9 9:34

火口湖はグツグツしてるところも

10/9 9:35

火山ガレを登り上げていきます

10/9 9:36

夜見たら怖そう

10/9 9:37

奇岩と火口湖

（photo komemame）

10/9 9:38

火口壁

10/9 9:39

おどろおどろしい

10/9 9:41

午後から雲が多くなる予報でしたが何とかもってくれそう

10/9 9:42

名残峠に到着

10/9 9:44

ここからもうひと登り

10/9 9:44

西側の眺望が開け奥に白神山地と岩木山

アップで岩木山（photo komemame）

10/9 9:44

森吉山が近い

アップで森吉山（photo komemame）

10/9 9:45

山頂まであと少し！

10/9 9:48

秋田焼山山頂に到着。山頂は笹に覆われていて眺望はありません

10/9 10:03

さて玉川温泉に向けて出発です

10/9 10:04

八幡平も見納め

10/9 10:07

森吉山を眺めながら下っていきます

10/9 10:08

冬に行きたいね

10/9 10:13

旧道と合流

10/9 10:14

雄大な景色

10/9 10:14

名残峠の西側も噴煙が上がっています

10/9 10:26

樹林帯を下ります。玉川温泉からのルートも良く整備されていました

10/9 11:14

前方に玉川温泉の噴煙

10/9 11:16

すごいなぁ

10/9 11:17

焼山登山口に到着

10/9 11:18

10/9 11:18

川の色もご覧の通り

10/9 11:19

すすき

10/9 11:20

あちこちの岩の割れ目から熱風が吹き出ています

10/9 11:21

すぐ近くまで近寄れます

10/9 11:22

フジツボが煙を吐き出しているような

10/9 11:25

湯治客がたくさん

10/9 11:32

玉川温泉バス停に到着。お疲れ様でした！

10/9 14:09

【おまけ】
玉川温泉に入ったあとはバス→新幹線→在来線→徒歩で安比高原まで戻ります

盛岡で電車2時間待ちの間に0-MEN

こちらはユッケジャンのON-MEN

29

10/9 17:55

安比高原駅から安比高原スキー場大駐車場までは約3.5kmの車道歩き。結局玉川温泉からおよそ7時間以上かかりましたが隙間時間にお土産買ったりご飯食べたりしてるとあっという間でした

撮影機器：

Canon EOS 6D Canon

感想

danyama

今年は紅葉が遅れているのでまだ大丈夫かな？
毎年この時季になると訪れたくなる八幡平・岩手山・秋田駒エリア。
これまで歩いことがなくて長く歩けるところを考えた結果、
1日目の宿泊先と2日目の下山口を温泉で繋ぐ今回のルート取りに。

直前まで天気が読めず前々日に深夜バスを予約しようとしたら既に満席。
当日の朝イチ新幹線も満席。
コロナが明け（ているのか？）た行楽シーズンの三連休を甘く見てた。
残った手段はクルマしかない。6時間以上の運転を覚悟。

1日目は午後から日差しが出る予報だったが終日ほぼガス。
スタート時少し霧雨だったくらいで大きく降られなかったのはよかった。
「いったい、いくつの池塘を見て来たのだろう」と振り返ってしまうほど、
この日は数多くの湿原を通り抜けてきました。
靴はグチャグチャになったけど。

持っている山と高原地図が古いせいかコースタイムがキビしくて、
八幡平までほとんど巻けずにアセりました。
宿泊予定の後生掛（大沼）キャンプ場への到着時間が危ぶまれましたが、
後半巻き返すことができてひと安心。
とはいえキャンプ場には遅めのチェックインとなり、
日帰り温泉の営業時間ギリギリ。
スタッフの方に温泉までクルマで送っていただき、
疲れたカラダに温かいお湯と地元の方の優しさが身に沁みました。

2日目になってようやく晴れ。
秋田焼山は予想の斜め上を行く良い山でした。

玉川温泉はその見た目からしても印象的。
源泉に浸かると見た目通りの強酸性の温泉水で身体中ピリピリ。
どうも正しい入り方をしなかったようで。。。

今年は紅葉が遅いのか始まっていないのか。
はたまた、色づきが悪いのかよく分からん。