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Yamareco

記録ID: 477618
全員に公開
沢登り
奥秩父

奥秩父ナメラ沢

2014年07月13日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:07
距離
14.2km
登り
1,718m
下り
1,700m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

8:25 雁坂トンネル駐車場→8:56 沓切沢橋→9:07-9:20 久渡沢入渓点→9:58 中丿沢二俣→10:15 15m2段三条滝→10:34 10m二条ナメ滝→10:43-10:50 小休止<1541>→11:00 15mS字状ナメ滝→11:32 二俣<1675>→1145 イカダのある5m滝<1745>→11:57-12:22 遡行終了<1807>→13:30 15m2段三条滝→14:27-14:48 入渓点→15:30 雁坂トンネル駐車場
天候 曇り、一時雨(25℃→17℃)
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆駐車場
雁坂トンネルのトールゲート手前の駐車場を利用。駐車場は上下線両方にあるが、西側を利用した。トイレ、自販機あり。林道には東側の駐車場の方が近い。
コース状況/
危険箇所等
◆道の状況
・林道区間
歩きやすいが法面が緩くなっている所や落石も所々に見られるので気は抜けない。
・沢
滝の難度は高くない。下降も両岸が歩きやすい所が多く快適。懸垂下降も一箇所のみ。
雁坂トンネル料金所手前の駐車場(西側)を利用。トイレと自販機はこちらにある。
2014年07月13日 08:14撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 8:14
雁坂トンネル料金所手前の駐車場(西側)を利用。トイレと自販機はこちらにある。
秩父街道を挟んだ向こう側にも駐車場があり、その奥から林道に入る。
2014年07月13日 08:22撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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秩父街道を挟んだ向こう側にも駐車場があり、その奥から林道に入る。
林道に入る手前の熊王大権現で安全登山を祈願。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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林道に入る手前の熊王大権現で安全登山を祈願。
雁坂トンネルを見下ろす。交通量は少ない。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:29
雁坂トンネルを見下ろす。交通量は少ない。
この分岐は右へ登って行く。路面には右カリサカとペンキで描かれていた。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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この分岐は右へ登って行く。路面には右カリサカとペンキで描かれていた。
長閑な景色の林道だが結構落石がある。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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長閑な景色の林道だが結構落石がある。
沓切沢橋が見えてきた。舗装路はここまで。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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沓切沢橋が見えてきた。舗装路はここまで。
この先は登山道になる。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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この先は登山道になる。
ナメラ沢へと描かれた道標に従い久渡沢に下降。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ナメラ沢へと描かれた道標に従い久渡沢に下降。
結構な急傾斜で帰路に苦労することになる。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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結構な急傾斜で帰路に苦労することになる。
久渡沢に降り立つ。ここで沢装備を装着。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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久渡沢に降り立つ。ここで沢装備を装着。
雁坂みちから「ナメラ沢」の標識に従い河原に降りたところ。
2014年07月13日 09:14撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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雁坂みちから「ナメラ沢」の標識に従い河原に降りたところ。
13Kさんが目印にケルンを設けた。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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13Kさんが目印にケルンを設けた。
150m程沢を下る。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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150m程沢を下る。
ナメラ沢に入った所にあった岩小屋。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ナメラ沢に入った所にあった岩小屋。
いきなりのナメに大喜び。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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いきなりのナメに大喜び。
2014年07月13日 09:43撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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新品の渓流足袋を着けたT君。水量は多い。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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新品の渓流足袋を着けたT君。水量は多い。
10m3段滝が轟音を上げて水を落としている。流水沿いもステップ状だが水量が多く今日は回避。右壁隅から登った。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10m3段滝が轟音を上げて水を落としている。流水沿いもステップ状だが水量が多く今日は回避。右壁隅から登った。
10m3段滝を正面から
2014年07月13日 09:46撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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10m3段滝を正面から
10m3段滝を登ったところ
2014年07月13日 09:50撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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10m3段滝を登ったところ
二俣
2014年07月13日 09:57撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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二俣
中丿沢との二俣。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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中丿沢との二俣。
左岸から掛かる10m滝(1435m)。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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左岸から掛かる10m滝(1435m)。
ちょうど鹿一頭分の白骨が散らばる。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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ちょうど鹿一頭分の白骨が散らばる。
2014年07月13日 10:11撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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再びナメ床。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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再びナメ床。
珍しくカメラを構えっぱなしのAki-CLさん。ご満悦の表情。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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珍しくカメラを構えっぱなしのAki-CLさん。ご満悦の表情。
奥に15m2段三条滝が見えてきた。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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奥に15m2段三条滝が見えてきた。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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2014年07月13日 10:14撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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2段滝の下部。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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2段滝の下部。
2段滝上部を見上げる。
2014年07月13日 21:29撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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2段滝上部を見上げる。
Aki-CLさんは流水の中心を行く。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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Aki-CLさんは流水の中心を行く。
T君も続くが、ちょっとおぼつかないかな?
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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T君も続くが、ちょっとおぼつかないかな?
と思っていたら振り出しに戻った。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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と思っていたら振り出しに戻った。
美渓を堪能するAki-CLさん。これで燦々と陽射しが入っていたらより美しかったとの弁。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:30
美渓を堪能するAki-CLさん。これで燦々と陽射しが入っていたらより美しかったとの弁。
どこまでも続くナメ床。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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どこまでも続くナメ床。
奇妙なトゲトゲのキノコ。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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奇妙なトゲトゲのキノコ。
所々でベンチマークを見かけた。今でも測量に使われているのか?
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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所々でベンチマークを見かけた。今でも測量に使われているのか?
白骨に停まる蝶。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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白骨に停まる蝶。
10m二条ナメ滝(1525m)。右から8m階段状の滝が掛かっている。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10m二条ナメ滝(1525m)。右から8m階段状の滝が掛かっている。
新緑との対比が実に美しい。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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新緑との対比が実に美しい。
左岸に掛かる8m階段状滝。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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左岸に掛かる8m階段状滝。
10m二条ナメ滝を登るT女史。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10m二条ナメ滝を登るT女史。
休憩
2014年07月13日 10:44撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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休憩
休憩
2014年07月13日 10:47撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
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休憩
どこまでも続く感があるナメ。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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どこまでも続く感があるナメ。
15mS字状ナメ滝の下で新兵器でパノラマ写真を撮影する13Kさん。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:30
15mS字状ナメ滝の下で新兵器でパノラマ写真を撮影する13Kさん。
パノラマカメラ(RICOH THETA)は右手を挙げて撮影しました。
2014年07月13日 11:01撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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パノラマカメラ(RICOH THETA)は右手を挙げて撮影しました。
15mS字状ナメ滝に先ずT女史が取り付く。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:30
15mS字状ナメ滝に先ずT女史が取り付く。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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きっと紅葉の季節も絶景だ。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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きっと紅葉の季節も絶景だ。
二俣(1675m)。左俣を行く。水量は大分減る。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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二俣(1675m)。左俣を行く。水量は大分減る。
右岸から倒木が大量に流れ込んでいる。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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右岸から倒木が大量に流れ込んでいる。
二俣からは川幅も狭まる。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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二俣からは川幅も狭まる。
10mボコボコ滝だろうか?
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10mボコボコ滝だろうか?
勾配も大きくなるのでナメにはなっていない。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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勾配も大きくなるのでナメにはなっていない。
苔むしたイカダがかかる5m滝(1745m)。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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苔むしたイカダがかかる5m滝(1745m)。
鹿の角。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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鹿の角。
随分と沢が立ってきた。面白みも減って来たのでこの辺りで遡行終了とする(1805m)。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:30
随分と沢が立ってきた。面白みも減って来たのでこの辺りで遡行終了とする(1805m)。
遡行終了点
2014年07月13日 12:09撮影 by  RICOH THETA , RICOH
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遡行終了点
遡行終了点から下流側の眺め。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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遡行終了点から下流側の眺め。
遡行終了点から上流の眺め。かなり上流感はあるが、尾根まではまだ400m以上ある。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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遡行終了点から上流の眺め。かなり上流感はあるが、尾根まではまだ400m以上ある。
沢に咲くカラマツソウ。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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沢に咲くカラマツソウ。
15m2段三条滝では懸垂下降を選択。初体験のT君にレクチャーするAki-CLさん。バックアップにプルージックも。
2014年07月13日 21:30撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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15m2段三条滝では懸垂下降を選択。初体験のT君にレクチャーするAki-CLさん。バックアップにプルージックも。
懸垂下降中のT君
2014年07月13日 13:36撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/13 13:36
懸垂下降中のT君
沢の脇が開けていて快適に歩けるところも多い
2014年07月13日 13:55撮影 by  DMC-FX40, Panasonic
7/13 13:55
沢の脇が開けていて快適に歩けるところも多い
10m3段滝では捨てスリングを使用。
2014年07月13日 21:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
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10m3段滝では捨てスリングを使用。
名残惜しいナメラ沢。
2014年07月13日 21:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:31
名残惜しいナメラ沢。
ケルンは健在だった。
2014年07月13日 21:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:31
ケルンは健在だった。
秩父街道への登り返しがキツい!
2014年07月13日 21:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:31
秩父街道への登り返しがキツい!
駐車場に帰還。お疲れ様でした。でもこの後湘南に戻るまでがまた大変だった。ずっと運転していた13Kさん、本当にお疲れ様でした。
2014年07月13日 21:31撮影 by  NIKON D90, NIKON CORPORATION
7/13 21:31
駐車場に帰還。お疲れ様でした。でもこの後湘南に戻るまでがまた大変だった。ずっと運転していた13Kさん、本当にお疲れ様でした。

感想

名前の通りナメ、ナメ、ナメの連続。素晴らしい美渓だった。日本の渓谷美を再認識させてくれた。広葉樹が多いので紅葉の時期も絶景が約束されていそうだ。そう言う季節にも訪れてみたい。

湘南を5時過ぎに出発し、相模湖駅でT君をピックアップし、順調に雁坂トンネル料金所手前の駐車場に到着。みんなこれまで道の駅みとみ止まりでここは初めて。へぇー、と言う感じで辺りを見渡したりするが、意外に交通量は少ないようだ。準備を整えて林道入口にある熊王大権現で安全祈願をして歩き出す。林道はコンクリートスラブが敷かれた道で歩きやすいものの法面の崩壊しかけたところとか落石とかが散見されるので用心は欠かせないようだ。テント場に適当な所を大きく左にくねり右に曲がると久渡沢の沢音が間近に聞こえるようになる。順調に30分で沓切沢橋に達し、そこで舗装路は終わり、登山道らしくなる。急に細くなった道はまた急に上りくねり間もなくナメラ沢の標識に出合う。そこを沢に向かって一直線に降りて行く。振り返っても特徴もなく帰りにここが解るか不安もあり、13Kさんはケルンを詰み、Aki-CLさんは白テープを木の幹に巻きマーキング。

ここで沢装備を身に付けて150m程沢を下りナメラ沢の出合に至る。ナメラ沢の出合には岩小屋があった。そしてすぐに素晴らしいナメ床が広がり、思わずみんな満面の笑顔になる。少し遡るとやがて10m3段滝に出合う。台風の直後のせいか水量が多いようで、通常ならば水流沿いを登れそうだがこの日はとても無理そう。右壁の末端を登る。そして150m程歩くと明るい中丿沢出合だ。ともかくこの後もナメは続く。滝はあるもののナメ滝で滑らなければそれ程難易度が高いものではない。滑って落ちてもまあ危なくはないレベル。フェルト底の沢靴を新調したT女史、T君も順調に進んで行く。Aki-CLさんも終始ご満悦で珍しくカメラを構えながら沢を歩いて行く。13Kさんもここぞと言うところで新兵器のパノラマカメラを取り出して撮影している。みんなそれぞれに渓の旅を存分に楽しんでいるようだ。

ナメは永遠に続くように感じたが現実的には二俣でほぼ終了。これから上流は水流も細くなり、傾斜も徐々にきつくなりゴツゴツとした沢床になり、急速に登高欲も失われて行った。イカダが載った妙な5m滝を登って60m程登った所で遡行を終了とした。昼食を摂ってここからナメラ沢を下降する。下降すると意外と沢の弱点が読めるものだ。登る時にはむしろ難しい所を楽しんで行くのかもしれないが、下るとなると楽な道が良く見える。とは言え全行程でとは言えず一箇所だけ懸垂下降をすることになった。T君は懸垂下降初体験だったがAki-CLさんが懇切丁寧に指導し、且つプルージックで確保し安全に降りることに成功。もう一箇所の難所は最初の10m3段の滝だがここも途中で拾ったスリングを捨てスリングにして安全に下降した。遡行2h40m、下り2hと言う行程だった。久渡沢に出合い、無事入渓点に戻ることもできた。

入渓点で沢装備を解き秩父街道まで戻るがこれが一苦労だった。その後は概ね下りの登山道、林道を降りて行く。今日はこの林道で5人程に出合ったが沢では誰にも逢わなかった。もっと遡行されても好い沢だと思う。

皆さんに雁坂峠への登山道は「国道」と説明したが、帰宅後wikipediaで調べると、1998年雁坂トンネル開通でトンネルが国道140号となり、登山道は国道ではなくなったとのこと。
帰路は中央高速渋滞のため御坂峠経由としたが、東名高速も渋滞で結局246号線で帰った。
後席3人は狭いか?

Aki-CL氏撮影の動画を代理投稿します。





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