八ヶ岳(硫黄岳@桜平)


- GPS
- 07:45
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 878m
- 下り
- 890m
コースタイム
天候 | 1日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
登山者は結構いる。
10分も歩けばグチャグチャの雪道になる。このコースは、頻繁に小屋があるので安心である。
夏沢鉱泉では、20名ぐらいの人が休憩している。ここからは、北アルプスがきれいに見えて感激した。
アイゼンをつけて、次のオーレン小屋を目指す。
今回朝食のパンを調達できなかったので、車中ではリッツを2枚食べただけである。さすがに腹が減ってきた。
オーレン小屋では、ベンチが全て人でうまっていて、仕方がなく休まずに進むことにした。
この時、コースとして周回コースを考えていたのだが、後付で分かった事は、反時計回りのコースは冬季通行禁止であった。結果時計回りを選んだので問題なかったのだが。
ここから、夏沢峠までもなだらかな登りである。1時間ぐらいで峠の到着する。
峠には、2つの小屋があるが、両方とも休業中である。
その前にテラスがあり、15名ぐらいの人が休憩している。目の前には手前のピークと硫黄岳らしい山が見える。峠から見るとかなりの急登である。これまでのなだらかな登りの付が回ってきたかのような道。ちょっとタジログ。
硫黄岳頂上は、ガスが掛り気味で頂上での展望は今一かもしれないと不安がよぎる。
初めの樹林帯を登り出すと、強風が吹いてくる。慌ててフリースを着込みつつ、頂上は大丈夫かと不安が増す。しかし、登り続け森林限界を越えると、風は止んでしまう。
上に行くにつけ、雪の量が減り、ガレ場と半々ぐらいになる。途中のケルンでアイゼンを外して登る。ピッケルの出番もない。左手には、爆裂火口が見え大迫力である。
程なく、頂上に飛び出す。頂上はかなりの広さがあり、目の前に赤岳等がせり上がってくる。これはスゴイ景色である。
ガスで見えないかと半分諦めていたが、きれいな視界で万々歳であった。
阿弥陀・赤岳・横岳が手に取るように広がる様は、想像外の迫力である。
頂上での景観に酔いしれてた後、下山のコースを検討する。
何か、松の目経由オーレン小屋コースは、立入禁止との情報を聞こえてくる。
そちら方向から登って来た登山者に話を聞くと、積雪期は立入禁止とのことであった。知らなかった・・・
でも、無駄な登り返しを回避できてよかったよかった!
結局、来た道をピストンすることになる。下りの雪道はとても楽である。グイグイ降下する。
峠手前の樹林帯では雪も深くなり、安全のためアイゼンをつける。
夏沢峠では、さらの多くの人達が休憩している。
どうもグループの一部の人が、登頂を断念して荷物番をしているようでもある。
確かに下から見るとメゲル急登であるが・・登るとそうでもないのだが・・・
食事をして、十分休憩後オーレン小屋への下山に入る。
帰りは、気分的にも体力的にも楽である。
オーレン小屋では、ベンチも空いていて休憩。トイレは有料であるがとても綺麗である。ただし、靴を脱ぐのが大変である。
夏沢鉱泉でアイゼンを外し、小休止。
そこから桜平までは、アイスバーンとミゾレのような歩きづらい道である。朝より状態が悪くなっていると思われる。先行する女性は2度ほどこけていた。
ともあれ、無事にPAに到着した。
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