上野原駅より根本山・秋葉山・八重山・能岳・聖武連山を経て聖武連へ

2022年10月08日(土) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 14.2km
• 登り: 978m
• 下り: 927m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:34
• 休憩: 1:09
• 合計: 5:43

距離 14.2km 登り 985m 下り 927m

7:10 上野原駅
7:31 日大明誠高校入口バス停
7:40 7:41 根本山
8:06 8:15 秋葉山
8:34 8:37 八重山登山口駐車場
9:13 9:31 八重山展望台
9:37 八重山歌碑
9:49 八重山
9:54 9:55 能岳峠
10:02 10:03 能岳
10:36 10:41 八重山ハイキングコース入口
11:22 11:52 聖武連山(小勢籠山)
12:22 八重山ハイキングコース入口
12:40 虎丸山登山口(光電製作所前バス停)
12:46 12:47 新井バス停
12:53 大堀バス停
12:53 ゴール地点

7:10 上野原駅
7:31 日大明誠高校入口バス停
7:39 根本山
8:10 秋葉山
8:37 八重山登山口駐車場
9:12 八重山歌碑
9:25 八重山展望台
9:49 八重山
9:55 能岳峠
10:02 能岳
10:41 八重山ハイキングコース入口
11:24 聖武連山(小勢籠山)
12:40 虎丸山登山口(光電製作所前バス停)
12:46 新井バス停
12:53 大堀バス停

天候

曇時々晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

10/8 7:35

根本山登山口。

10/8 7:41

山名標は見当たらないが、ここが根本山山頂らしい。

10/8 7:55

木々の向こうに秋葉山が見える。

10/8 8:10

秋葉山山頂には祠。火除けの神様ですよね。

10/8 8:10

消えかけの秋葉山山名標と三角点。

10/8 8:11

秋葉山山頂より富士山を臨む。

10/8 8:27

墓地に降りた所で迷ったが、墓地を突っ切ってこの道標に出るのが正解。

10/8 8:36

八重山登山口には立派な便所と駐車場。便所は隣の中学校が掃除しているそうです！

10/8 8:39

あれが八重山？

10/8 8:41

ほととぎす。

10/8 8:41

と親切な案内板で学んだ。

10/8 8:47

銀竜草擬は去年絶滅。筆致に無念さが滲む。

10/8 8:56

鹿威し。下には水車も。

10/8 9:22

八重山展望台は流石に眺めが良い。

10/8 9:22

大室山も行きたい。

10/8 9:23

上野原駅周辺が見える。結構遠くまで来たなあ。

10/8 9:26

展望台にはユニークな針葉樹の見分け方。

10/8 9:39

八重山かな。

10/8 9:49

八重山山頂。

10/8 10:03

能岳山頂。2020年版昭文社地図には「展望なし」とあるが、富士山が良く見えた。

10/8 10:45

まだ早いので隣の聖武連山へ。

10/8 10:49

聖武連山東コース登山口。

10/8 11:20

茸。美味しそうに見えるが。

10/8 11:23

聖武連山山頂。中央道の騒音が届くが昼飯にして一休み。

10/8 11:49

10/8 12:04

西コースには廃屋。湯殿には湯船が二据えも。

撮影機器：

SHG07 SHARP

感想

usatosi

能岳という低山が上野原市にあり、展望が素晴らしいという事を最近立ち読み
した本で知った。先週は鷹ノ巣山できつい山行だったので、今回はそちらに行っ
てみる事にした。

本の案内には上野原駅からバスに乗るとあったが、全体の行程が短すぎるので、
根本山・秋葉山と経由して歩く事にした。駅からは桂川の段丘なのか、急な階
段や坂を登る。街中には案内板は無かったので、Googleマップと昭文社地図を
交互に読んで根本山登山口を探した。県道33号から北に折れる箇所が分かりに
くかったが、幼稚園を目指して進むので間違い無いようだ。途中、コロナ禍に
よる祭礼中止のお知らせを掲示板で見かけた。これから向かう秋葉神社のもの
で、それでも個別訪問により御札の販売はするそうだ。地元で大切にされてい
る神社のようだ。

幼稚園の脇の坂を登り詰めるとそれらしい登山口があった。雨に濡れた轍を進
むと、右手に墓地と東屋が見える頂に出た。「根本山・秋葉山」の道標が北西
を指している。その先は山を降りているが、GPSを見る限りはここが根本山ら
しい。そこからも良く整備された里山の道が続く。緩やかな下りと上りを繰り
返して秋葉山に着いた。山頂には祠があり、これが秋葉神社のようだ。道はそ
のまま西へ続くようだが、雨で塗れた急斜面と蜘蛛の巣が嫌になって少し戻り、
巻き道を選んだ。

八重山へは一度羽佐間の集落へ降りるようだが、墓地へ出たところで少し迷っ
た。墓地に入らず畑の脇から集落に降りようとしたが、墓地を突っ切るのが正
解だった。車道へ降りて峠に出たところが登山口で、向かいに中学校がある。
そこからは更に良く整備されたハイキングコースで、多数の案内板が植物に付
けられていた。希少な野草を念入りに世話しているようだ。鹿威しや水車、ス
ズメバチの警告からも、訪問客をもてなそうという様子が伝わった。それに反
して誰とも出会わない。三連休の初日に低山に来るのが珍しいのか。

目当ての八重山展望台からの見晴しは期待以上だった。丁度陽が差してきたの
もあって、権現山や九鬼山等の周辺の馴染の山から富士山、大室山、焼山と数
える事ができた。房総半島は見えないが、東京湾は光って見えた。

展望台からは軽い登りで八重山、能岳と続いた。能岳からの下りで蜘蛛の巣を
喰らうようになった。先行者はここまでだったらしい。杉の植林の巻き道となっ
た。竹林も混ざるのが面白い。登りとは対照的に暗い道だった。

麓に降りて11時前。流石に早過ぎるし、用意した昼飯もある。そのまま隣の聖
武連へ向かった。聖武連山は八重山・能岳程歩かれていないようだが、丁寧に
整備はされていた。相変わらず誰にも会わないが。

ただ楽な道は早々に終わり、ひたすら尾根筋を忠実に追う道は傾斜を増してき
た。30度は越えていたかもしれない。ピークかと思えば先が未だあるという事
を三度程繰り返しているうち、汗が滴ってきた。電柱の列と併走するうちに、
電波塔のある山頂に着いた。やはり誰も居ない山頂で昼飯の笊蕎麦を食べ、麓
へ降りた。下りは西コースを選んだが、東側とはうって変って九十九折れの歩
き易い道だった。向風(むかぜ)バス停に着くも、平日のみ一日一本という有様
だったので、大堀までのんびり下った。

今回は誰とも会わなかったものの、全体に良く歩かれ、整備も行き届いたコー
スだった。里山なので多数の枝道はあるが。特に八重山周辺は自然に人の手が
多く入っているものの、多彩な植物を穏やかなコースで楽しめるので、山登り
に慣れない人を連れてくるのも良いかもしれない。半日しか時間は無いけど山
に行きたい時の候補にも良いと思う。

この記録を書いていて気付いたのだが、近くには上野原美術館があって、川合
玉堂や横山大観の常設展示があるらしい。次は是非行こう。

http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_link_02.html