ツンデレの爆風・眺望〜鳳凰三山〜
- GPS
- 15:20
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,692m
- 下り
- 2,682m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 8:47
天候 | 初日 雨のち晴れ 二日目 晴れも爆風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
迷う箇所はありませんでした |
写真
感想
今年の秋遠征は久々の南アルプスへ行こう!と日百で唯一残している鳳凰山へ。
ちょうど計画した後で国民旅行割が採用になり、後泊の宿が安くなるラッキーもあり意気揚々で挑みます。
車で青木鉱泉へ、駐車場に停めて受付に行くと左の指に激痛が。おそらく蜂に刺されたと… ポイズンリムーバーで毒を吸い出そうとしますが何も吸えません。みるみる腫れてくるので、指の根元をテーピングで絞めて毒が回らないようにしてスタート。いきなり萎えてしまいました。
ドンドコ沢ルートを登りますが、沢コースなのにアップダウンが多い。昨日の豪雨もあり、すごい水量です。途中の巨大な滝たちに驚きつつ、それでも雨でなくてよかったなーと思ってましたが甘かった・・・中腹でついに雨が降り出します。休憩場所もなくお昼ご飯は立ち食いおにぎり、意外に蒸し暑く雨具の下は汗だくです。木の根で滑らないように慎重に歩きつつ「もう苦行だ」と心凍らせて五色の滝を過ぎました。
が、突然沢に出ると目の前にオベリスク&青空が・・・このギャップ、何じこりゃ?と^^
そこからは急登もなく、無事小屋に到着。オーナーから「お疲れさん、天気になってよかったのー」と言われなんか安心。この後 16時半までに帰れるなら地蔵岳に行ったらいい とのことで、荷物を置いて向かいます。途中から砂地になり、足を取られながらオベリスク付近へ、めっちゃ疲れます。せっかくなので登っちゃろーと挑みますが、なかなかの強風で恐怖心が出てきて且つルートが見つけられない!で 途中で諦めました。みんなどーやって登ってるの?
青木鉱泉から同じコースだった新潟の男性(オベリスクチャレンジで帽子を暴風に飛ばされたとか)が「赤抜沢の頭の眺望がいいですよ」と伺ったのでピストン、甲斐駒仙丈の雄姿を堪能して小屋に戻ります。が、「すぐそこ」と聞いたはずの富士見岩まで富士山を見に行ってばててしまい、夕食食べてコーヒー飲んだら(懲りずに鳳凰カフェやりました)18:30の消灯!後すぐに眠りにつきました。
翌朝5時に起床(何時間寝た?)し、これもオーナーのご意見で朝食をお弁当にしてスタートします。観音岳までの道すがらでお腹がすきお弁当いただきますが、めっちゃ冷えてました…そして風の轟音が響き渡っています。そして尾根に出るや否や、南アルプスを一望する最高の眺望と、体を持っていかれるほどの爆風が!
防災センターでも感じたことのない風に押されながら?一気に観音岳へ。北から南までのアルプスに八ヶ岳、秩父の山に富士山… いやはや厳しくも優し〜。
ここで同宿だった宝塚のご夫婦と、また朝食を取ったのに追いついた新潟の若者とも写真を撮らせてもらい、薬師岳への見た目快適稜線を歩きます。紅葉が進んで白砂に映え、南アルらしい風景が広がりますが、すぐに中道で下山。この稜線はもっと歩きたいですね~。
中道はひたすら樹林の中を、途中薬師岳小屋の歩荷さんから「最近滑落、転倒、行方不明頻発」と忠告を受け慎重に下ります。青木鉱泉に戻ると先行の2組にもお会いできてよかったです。
鉱泉に入るという新潟の若人と別れ、昨年雲ノ平~黒部五郎のツアーで出会った方をサプライズ訪問。ワイナリーでお仕事中に訪問(さすが山梨!)1年ぶり2回目の面談で最初ピンと来られてませんでしたが、最後にはお土産のワイン用ブドウまでいただきました。ありがとうございました。
石和温泉に泊まりお土産クーポンをワイン購入に使い、充実した行程をこなせました。お会いできた皆様 小屋の皆様 ありがとうございました~!
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