浅間山(黒斑山・Jバンド)


- GPS
- 07:00
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 876m
- 下り
- 866m
コースタイム
天候 | 1日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年11月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
この時期になると、山の車道の降雪が気になり雪の降る前に駆け込みの登山も行いたい。
そこで、天気の良い三日に登山を計画することになった。行き先は、那須・黒斑山@浅間山が候補である。那須は完全に紅葉終了で冬山直前であるが、空いていて静かな山行が狙い。しかし、kameの無言のプレッシャーで、以前からの宿題である、黒斑山@浅間山が有力になった。
天気は、概ね晴れで昼あたり一時曇の予報である。
登山口まで車の走行距離もかなりあるが、ICからも近いのが救いである。
冬山の初期で、路面の状態や登山の服装に迷う。そして、ガスコンロ+カップそば も登場である。
●登山
高峰高原PAから登りは表コースをたどり、昨夜に薄っすら降雪した登山道を登る。一度大きく登り返すが、難なく槍の鞘にたどり着く。
途中で赤裸々な浅間山が飛び出す。ここからの浅間山は壮大である。まるで人工物かのような無機物の山容は逆に活火山の威厳を感じる。
鞘で小休止した後、登り返してトーミの頭に着く。ここからの浅間と湯の平の眺望は飽きない。
多くの登山者は、手前から草スベリを下降して前掛山に向かったらしい。
黒斑山方向に行く人は激減する。
黒斑山山頂で中休止した。それほど特長がある山頂ではないが、景色は一級である。
ここから先のJバンドまでの尾根も一望できる。
Jバンドまで結構updownがある。蛇骨岳の標識で「Jバンドまで1時間」とある。ガイドによると黒斑からJバンドまで50分なので大きく違う。チョット心配になり、それ以降速めに歩き出した。ピークを巻く道はチョット不明瞭な所がある。30分遅れつまり1時間20分でJバンドに到着した。
ここからの浅間は大きく28mmでも入りきらない・・・すごい迫力である。噴火の生々しい跡が山肌を覆う。
チョット、空気の透明度が落ちてきたのが残念であるが、うわさどおりの展望で大満足である。
Jバンドからの下降はガレているが思ったよりは問題なく、浅間を見ながら優雅に下る。降り切った麓には人が寄り集まっている。麓で登山夫婦と話しが弾む。浅間に入るには今回の車坂峠よりは、浅間山荘からのが楽とのこと。
火口原を歩く、前半は荒涼とした噴火地形、後半は森林地帯となる。
湯の平を分けて、火山館で大休止した。
トイレもキレイで感じのいい山小屋である。いつも10人ぐらいの登山者が休憩している。コンロでお湯を沸かし、今年冬初めてのカップソバである。なかなか美味である。
来た道を戻り、湯ノ平から草スベリ直登に入る。目の前には絶壁があるだけ、どこを登るやらである。直ぐに九十九折の急登になる。まさしく45度の絶壁を徐々に登っていく。
道の危険はないが、とにかく急で長い。1時間登り詰めであった。
尾根に出ると、朝とは違い家族連れのハイカーで賑わっている。
帰りは、中コースを下りる。単調に下る道で、チョットぬかるんでいるが歩きやすい。
表コースと中コースであるが、ガイドブックの時間表示と道標の表示が違う。ブックでは、中コースのが長かったが、実際はupdownが無い分中コースのが速かった。
PAは満車状態である。朝とは全く雰囲気が違う。
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