爺ヶ岳@扇沢
- GPS
- 39:40
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,837m
- 下り
- 1,824m
天候 | 1日目 曇、2日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
●登山(登り)
登りはずっと曇り。とにかく湿度が高くて蒸し暑い。洋服は汗でグショグショである。
updownは無く、常に登りの道である。三点支持が必要な岩場もない。分岐も無い。しかし、足元が濡れていて歩きにくいし、座るところがない。
一本道なので同じグループと抜きつ抜かれつである。
暑さのせいか、かなりへばった。
天気のせいで景色もなくあまり面白くは無いが、道がよく整備されているのがgood
●小屋
着いた時の印象は、外見はバラック風で、中が暗く野暮そうであった。
天気が悪いので気分も落ち込み気味・・、この時間だと、爺ヶ岳を触って日帰りも可能だな・・などとも、考える。
今回は一泊二日の予定なので、冷池まで行く事もできないので、宿泊の予約をする。
受付の女の子は、なかなか愛想がよくて感じがいい。チョット救われる。
いつものように一番乗りのようで、晴れれば鹿島が見える二階の8人部屋に通される。
シャツはなかなか乾かず冷たくて気持ち悪い。
仮眠しながら、晴れるのを待つが、あまり変わらない。一部青空が見えるがすぐに曇ってしまう。
●登山
夕飯17時から逆算して、13時にとにかく爺ヶ岳を触りに出かけた。
唐松岳に似た山容で、一時間で頂上である中峰に到着。ここでしばらく一瞬でも鹿島が見えるのを待つ・・・人形焼を食べながら・・。ダメ
天気は益々雲が厚くなる。
気分はかなりブルーである。天気予報では、初日は晴れ、明日は晴れ時々曇りなので、初日に期待が大きいだけに、心配であった。
●小屋
部屋に帰ると、一組の宿泊客が入っている。感じのよい夫婦である。
漫画を読んで時間つぶしをして、5時から夕食である。思ったより良い。
消灯は8時15分。相部屋の夫婦と山の話で盛り上がる。岐阜から来て、登山を始めて2年チョットとのこと。その割には、剣や薬師岳などに登っている。
明日の天気を祈って、7時半ぐらいには、床に入る。
なんだかんだでよく寝てしまった。
4時半ごろ起きると期待通りの晴天!日の出前にはオリオン座と金星がきれいだった。
これなら、再度爺ヶ岳に登頂して、念願の鹿島槍を見に行く!
5時の朝食後、ほとんどの荷物をデポして、ゆっくり出発。本日は、スケジュールがゆるゆるでのんびりモードである。
再度爺ヶ岳に向かう。すぐに、真後ろに、大きな山!剣岳である。右には槍穂、すごい風景が広がる。
南峰山頂から大パノラマを満喫する。じきに相部屋の夫婦も登頂し、4人で記念撮影をした。
その後はできる限り、鹿島に近づくように北峰に向かって巻き道を歩くが、本日の下山を考えるとあまり無理は禁物である。
北峰手前の鹿島が大きく見えるところを終点とした。
鹿島槍に雲が湧き上がってくるのを見て、やはり午前中勝負かと思う。このままピーカンだと鹿島に登りたいものである・・
●登山(下山)
そのまま巻き道で山荘に戻るが、太陽が出るとやはりかなり暑く体力が消耗する。山荘前に着くと、扇沢からガスが吹き上げてくる。やはり天気は悪化気味である。
山荘前の景色は見る見る悪くなり、それも後押しとなり踏ん切りをつけて、下山に入る。
後半一時間は、ヒザに違和感があり、かばいながらのユックリ歩行である。
後方から2倍ぐらいのスピードで追い抜かれる・・・。やはり、アルプスになると健脚者が多い。
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