1年越しの北アデビュー 燕岳
- GPS
- 10:54
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,488m
- 下り
- 1,485m
コースタイム
第1P 6時15分 〜 1462m 登山口 6時25分 〜 1670m 第1ベンチ 7時00分 〜 1838m 第2ベンチ 7時27分 〜 2000m 第3ベンチ 8時12分 〜 2200m富士見ベンチ 8時46分 〜 合戦小屋まであと10分表示 9時07分 〜 合戦小屋まで後5分表示 9時19分 〜 2350m 合戦小屋 9時23分 〜 燕山荘 11時13分
(合戦小屋手前辺りから景色が良いので頻繁に立ち止まっています!)
2日目
燕山荘 6時02分 〜 合戦小屋 6時45分 〜 富士見ベンチ 7時17分 〜 第3ベンチ 7時41分 〜 第2ベンチ 8時20分 〜 第1ベンチ 8時55分 〜 登山口 9時29分 〜 第1P 9時36分
(出発後、雷鳥に出会い撮影。カッパを着て暑く、全てのベンチで休憩しています)
天候 | 1日目 土砂降り〜小雨〜晴れ〜ガス〜小雨 2日目 小雨〜雨〜小雨〜薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あくまでも北ア初の人間の目線です。 鎖、ガケはありますが細心の注意と言うほどの箇所は日中、明るい時間なら特に心配はないです。 第1Pからの舗装路、寝起き直ぐ、若しくは到着後直ぐに歩くと結構キツイ登りの舗装路です。 そしていよいよ登山口を入り、数十mも歩かない内に北ア3大急登の洗礼を受けます^_^; 登山口〜第1ベンチまでが一番キツイと思い、第2ベンチくらいまでは景色も余り見えず辛抱です。 そこからはそれまでに比べると緩やかになり、景色も見え始めるので頑張っている自分への褒美として視線を下ばかりでなくアチコチに向けて下さい! 合戦小屋まで近くなると、より一層の絶景です。 小屋を過ぎて10分程で槍が貴方を向かえてくれます(^_-)-☆ (運が良ければ) その辺りからは目的地の燕山荘や燕岳、大天井への稜線、八ヶ岳を眺めながらの最高の時間が満喫できます。 頑張って富士山を見つけて下さい! そしてキョロキョロしているうちに燕山荘直下にくるでしょう。 燕山荘〜燕岳 往復コースタイム1時間ほどですが、2700mの稜線歩き、一度緩やかに下って登り返します。 イルカ岩、メガネ岩、後は自分の想像力を膨らませて下さい。 私は奥歯、ムーミン、シャレコウベに見えました^_^; 下りは登ってきた道なので既知ですね。 ただ、一言! 第1ベンチを過ぎ、中房温泉の屋根が見えたら要注意! 後数分で着きますが、気が緩み滑落しないまでも、あの段差でつまづいたら・・・・・ 考えると怖いです(ーー;) 登りは杖をついて歩くよりも、段差がキツイ第2ベンチくらいまでは両手をフリーにして手を使って登った方が良いと思います。特に背の低い方は。 ですので、手袋は必須アイテムですね。 軍手でもいいのであったほうが重宝します。 下りでは段差がキツイので、一歩一歩慎重に。つまづいて転ぶ程度ならいいですが、50cm以上ある段差で前に転んだら痛い程度は済まないかも。 帰路は杖が2本あると楽でした。 くれぐれも登りで張り切らないことです。 延々の登りですが、ユックリユックリ登っても7時間もあれば着くでしょう。 それよりも、慌てて登り膝を痛めてしまったら急登の下り地獄を見ますよ! 私、歩き始めて間もない頃、運動不足やら何やらで何度か地獄を見ています。 以上、初心者目線でした。 |
写真
感想
去年予定を立て、荷造りまでしたのに行かなかった燕岳。
自分自身、天候やなんかを理由に後一歩が踏み出せなかった。
今年は敢えて雨の中を歩いてみたり、経験も積み駄目なら引き返すの気持ちで出発!
Pには前夜到着。
翌朝4時に起き、5時にはスタートで目覚ましをセット。
明け方の3時過ぎ、雨音が聞こえだしたと思ったら、土砂降り(T_T)/~~~
遅いながらも繋がるAUスマホで雨雲をチェックしようと思っても、中々繋がらず
ま、4時まで寝よっと!
すると隣に着いた人が大声で話したり、ドアをどたんバタンと “うっせ〜なぁ〜<`ヘ´>”
で、時計を見たら4時半。
あれ・・・・寝坊じゃん(^^ゞ
しかし相変わらず小雨なので、雨雲チェック!
もう一回まとまった雲が通過した後は大丈夫そうなので準備を始めます。
準備中やはり降り出したので車中に避難。
雨も上がったので、念の為カッパを着てスタート。
途中、日がさしてきて上着は脱いだがスパッツを必要無いと考えて
車に置いてきてしまったので、裾の汚れ防止でパンツは履き続けたけど
暑かった。 失敗!!
降りてくる人に聞いたら、山頂もかなりの土砂降りだったらしい。
そして合戦小屋辺りからの絶景に暫し見とれるなんてもんじゃなく、
5分歩いて立ち止まるって感じで、最高の時間を満喫、堪能しながら
存分に時間を掛けて歩く。
燕山荘到着後、ザックをデポして燕岳に行こうとした雨がパラついてきたので
一旦、引き返し。
カッパを着て行くか・・・・・・
富士山に登った時と同じ、弱い自分の考えが・・・
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-207824.html
別に行かなくてもいいんじゃない!
明日、行けばいいんじゃない!
一旦部屋に行き、荷物を整理して外を見ると雨はやんでいそう。
景色を見がてら外に行き、結局行ってみることにしました。
翌日なんて後延ばししないで良かった。
山荘に戻った後は何年振りかの大ジョッキでひとり乾杯!
が、この後微妙に頭痛が(T_T)
高山病もありえるけど、そこまで標高も高くないし。
今回は定員6人を2人で使いましたが、同部屋の人と山の話をしたり
偶然にも同市の近隣区の方だったので、地元の話なんかをしながら半寝。
夕食後もスッキリしない頭、夕日も見えそうもない、お隣さんも寝ている。
そんな訳で”ホルンが始まりま〜す”の声を聞きながら、20時過ぎに就寝。
グッスリ寝たので、翌朝4時起きでもスッキリ!
御来光は残念。
4時45分朝食開始。
下山後は有明荘で温泉と思っていたので、余り早く降りても仕方ない。
ノンビリ準備をして外をウロウロ、カッパを着ずに行こうとしたら
結構降ってきたので、再度戻り雨支度を完了させてスタート。
何年振りかで訪れた穂高方面。
バイクに乗っていた頃やスキーをやっていた10年以上前には年に数回来たこともあるけれど、
麓から山並みを見て景色の良い場所としか考えたことは無かった。
まさか、自分がその頂に立つとは正に夢にも思わなかった。
最近では見える山並みは丹沢が圧倒的に多く、それが当たり前になっていたけれど、
やはり丹沢の倍近い標高の山並みは麓から見ても清々しかった。
また何時かとは言わず、近いうちに訪れたい。
空いている時にネ。
やっぱり布団1枚に2人で寝るなんて、想像がつかない。
そして登る途中、場所によって沢山の虫、小さいハチが多数。
あまり気にせず、ハッカ油をスプレーして歩いていたけれど、
山荘に着いて気付いたのか忘れたけど、両耳が腫れて痒い。
ガマン出来ないほど酷くはないけれど、虫刺されの薬で持ってくればよかった。
帰宅後、薬を塗りこんで寝たら随分と腫れは引きました。
なので、行かれる方は虫避けも必要だけど、虫刺されの薬も持っていったほうが良いですよ。
オマケ
行く道中、途中通過する高速インター付近の立体交差化の工事で早めに出たのに大渋滞。
そこを抜けた後も混雑する国道。
やった抜け出し信号先頭スタート後の有料バイパス。
なんとなく後続引き離し、ここは何キロ制限なんだろう?
なんて考えながら、あ、60キロなのね!
って、少しばっかオーバー気味。
と、ミラーを見ると白い2輪が赤灯回してやんの、幸い音は出していない。
”ヤベ、高い出費の山行かと” 減速。
左車線に寄っても着いて来る、嫌な奴!
(ま、あちらさんもお仕事ネ!)
こちらも気がついていることは向こうさんにも分かっているし、
速度以外に止められて困る事も、物もないからと思っていたら側道に反れて行きました。
あ〜、ビックリした(~_~;)
オシマイ
天候は変わりやすいけれど槍や絶景を堪能できましたね!
おまけにライチョウの親子まで!
私も燕岳に登った一年前を思い出します。
次はどこのお山ですか?
ありがとうございます。
去年、kitausagi さん燕岳を教えて頂き、地図まで買ったのに行かず、
長い道のりでした。
今回も早朝の土砂降りの時に心は半分折れそうでしたが、
登って良かったです。
次はあっちの山?を考えていますが、ここ最近の疲れが溜まってしまったようで、
考え中です
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