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記録ID: 479464
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ハイキング
塩見・赤石・聖

聖岳

2014年07月16日(水) ~ 2014年07月17日(木)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
19.5km
登り
2,366m
下り
2,366m

コースタイム

聖沢9:00−10:10聖沢吊り橋−14:10聖平小屋
聖平小屋5:20−6:25小聖岳−7:40聖岳8:10−9:40聖平小屋−14:50聖沢
天候 ガス/強風
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
聖沢から聖平小屋までは崩れやすい細い道。吊り橋も脆いが,気を付けていけば問題ない。
小屋開きの日の畑薙ダムは車5,6台。朝一のバスは11名(釣り師3人,千枚方面4人,赤石方面3人,聖方面1人)。
2014年07月16日 07:02撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 7:02
小屋開きの日の畑薙ダムは車5,6台。朝一のバスは11名(釣り師3人,千枚方面4人,赤石方面3人,聖方面1人)。
聖沢下車は,自分一人だけ。
2014年07月16日 08:54撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 8:54
聖沢下車は,自分一人だけ。
なかなか気持ちいいルートです。
2014年07月16日 09:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 9:51
なかなか気持ちいいルートです。
乗った途端ベキッていう心細い吊り橋。
2014年07月16日 10:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 10:08
乗った途端ベキッていう心細い吊り橋。
だけど絶好の休憩ポイント
2014年07月16日 10:16撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 10:16
だけど絶好の休憩ポイント
吊り橋その2。やっぱり心細い感じ。
2014年07月16日 12:33撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 12:33
吊り橋その2。やっぱり心細い感じ。
聖岳が見えてきました。
2014年07月16日 12:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 12:34
聖岳が見えてきました。
東側は良い天気。
2014年07月16日 12:46撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 12:46
東側は良い天気。
アザミ平の方も見えてきた。
2014年07月16日 13:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 13:17
アザミ平の方も見えてきた。
巻き道を降りてこの橋を渡ると,
2014年07月16日 13:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 13:56
巻き道を降りてこの橋を渡ると,
ほどなくテン場が見えてきます。
2014年07月16日 14:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 14:10
ほどなくテン場が見えてきます。
小屋に近い方は,きれいに整備されている。この日は,風が強いせいかテントなし。
2014年07月16日 14:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 14:44
小屋に近い方は,きれいに整備されている。この日は,風が強いせいかテントなし。
荷物を下ろすとすぐにフルーツポンチを勧めてくれます。おおらかな聖小屋の人達。
2014年07月16日 14:45撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 14:45
荷物を下ろすとすぐにフルーツポンチを勧めてくれます。おおらかな聖小屋の人達。
素泊まりは冬季小屋を使います。団体と一緒にされなかったので,静かで非常にくつろげました。
2014年07月16日 15:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 15:03
素泊まりは冬季小屋を使います。団体と一緒にされなかったので,静かで非常にくつろげました。
片側を広々と使います。エアマットと枕を持って行ったので,小屋の寝袋と合わせて万全のネグラになる。
2014年07月16日 15:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 15:03
片側を広々と使います。エアマットと枕を持って行ったので,小屋の寝袋と合わせて万全のネグラになる。
冬季小屋に並んで建つ通常小屋のほうも作りはほぼ同じ。
2014年07月16日 15:45撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/16 15:45
冬季小屋に並んで建つ通常小屋のほうも作りはほぼ同じ。
北の小屋に比べて南アルプスの小屋は良心的な価格帯のような気がする。
2014年07月16日 15:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 15:47
北の小屋に比べて南アルプスの小屋は良心的な価格帯のような気がする。
今宵の食事は,シチューのプラ缶詰とくまモンの棒ラーメン(これは通常の半分の長さで,持っていきやすいしかなり美味しいし,今後,山屋の定番になりそうな予感)
2014年07月16日 16:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/16 16:12
今宵の食事は,シチューのプラ缶詰とくまモンの棒ラーメン(これは通常の半分の長さで,持っていきやすいしかなり美味しいし,今後,山屋の定番になりそうな予感)
2日目朝。ガスと風の中出発。
2014年07月17日 05:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 5:19
2日目朝。ガスと風の中出発。
ガスと風で小聖岳の看板がようやく見える。
2014年07月17日 06:26撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 6:26
ガスと風で小聖岳の看板がようやく見える。
聖岳の手前のガレ場の登りでルートを見失う。
2014年07月17日 07:31撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 7:31
聖岳の手前のガレ場の登りでルートを見失う。
足元の岩が見えないくらいのガスと強風。
2014年07月17日 07:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 7:43
足元の岩が見えないくらいのガスと強風。
それでも何とか頂上へ。
2014年07月17日 07:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 7:56
それでも何とか頂上へ。
標高の標識がカメラに映らないくらい。
2014年07月17日 07:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 7:56
標高の標識がカメラに映らないくらい。
兎岳を目指すもルートを見失い泣く泣く撤退を決意。
2014年07月17日 08:48撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 8:48
兎岳を目指すもルートを見失い泣く泣く撤退を決意。
聖平小屋まで戻ってきました。
2014年07月17日 09:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/17 9:39
聖平小屋まで戻ってきました。
聖沢登山口に戻る途中,聖岳の方が晴れてきてるではないか!!
2014年07月17日 12:23撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 12:23
聖沢登山口に戻る途中,聖岳の方が晴れてきてるではないか!!
へとへとになりながら戻ってきた。まさかこんな展開になるとは。とほほ。
2014年07月17日 14:54撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/17 14:54
へとへとになりながら戻ってきた。まさかこんな展開になるとは。とほほ。

感想

休みが取れたので,天気をにらみながら去年行けなかった南アルプスに行くことにする。聖,赤石,荒川岳と時計回りでハートを描くルートを計画したのだが,これが失敗の元だった。天気予報は,4日のうち初日が晴/曇,2日目が曇,後半2日が曇/雨になっていたので,テントを車に置いて,アップダウンのきつい聖平−百瞭挟屬鯀鞍召僕茲襪茲Δ砲掘ぞ屋泊りで行くことにした。ちょうどこの日が小屋開きだったので,小屋も空いているだろうとふんだのだ。
 1日目は快適に聖沢ルートを登って聖平小屋で,今年もやってたフルーツポンチを頂き,格安越冬ビールでまったりと過ごした。やることもないので夕方早々にラーメンを作って食べ,そのまま寝る。なぜか頭が痛いので頭痛薬を飲む。やたら喉が渇くので軽い脱水になっていたようだ。夜半から風が強くなり素泊まり小屋の屋根がバシバシ言う。素泊まり小屋は越冬用小屋なので広々としているが,この夜は自分と便が島から上がってきた女子の2人で独占状態だった。風がうるさく眠れないまま朝を迎える。
 2日目。フリーズドライで朝ごはんを食べ,5時に出発する。小屋は完全にガスの中で,風もおさまっていない。アザミ平から小聖岳まで,ガスに濡れた草木の雫を浴びながら淡々と登るも,ガスと強風で視界が非常に悪く,おまけにかなり寒い。聖岳の手前のガレ場でとうとう視界が2,3m程度になり,ルートが判らなくなる。寒風のなか右往左往するが,よく判らず,途中で追い抜いてきたおじさん2人が登ってこないか待つが全然来ないので,直登することにする。崩れやすいし,視界はないし,後から考えると切れ落ちた崖が結構あって危なかった。しばらく登って,ようやくルートを見つけて,何とか頂上まで来た。しかしながら,霧雨寒風が凄まじく荷物を担いでいても立っていられない。標識の写真も1m位まで近づかないと写らないくらいすごい。とても休んでいられないので,兎岳に向かうが,奥聖岳の方に迷い込み完全にルートが判らなくなる。地図も出せない状況なので,じっくり落ち着いて右往左往しているうちに,山頂への道を見つけ山頂に戻って,岩陰で風が落ち着くのを20分くらい待つ。ガスも風もおさまらないし身体が冷え切って,こりゃひょっとすると不味いかもと考え出す。聖平に昨晩泊まっていたのは,団体20名くらいと光岳から来たおじさん2人,県職員2人と便が島から来た女子1人。この日,百瞭兇諒に行く予定の人はいなかった気がする。百瞭兇泙任療喘罎把秣硫江匹砲覆辰燭蘆も助けてくれないよな〜と独りで悩んでいると,ようやくおじさん2人が登ってきた。写真を撮ってさしあげ,少し雑談をして,思い切って引き返すことにする。3泊4日の山旅の2日目にして敗退する。
 聖平小屋まで降りてきて,コーラで復活する。20分ほど休み,降りることにする。途中で聖岳方向を見ると晴れていた...。夏山は早立ち早着きが鉄則ですが,梅雨時に限ってはそうとは限らないようで...(思えば昨年の富士山も山頂部だけ酷い霧風だった)。朝遅く出ていたら越えられていたなと思うと,悔しさ百倍です。
 聖沢入口に着いたのは大体15時。途中小屋で20分ほど休んだものの10時間歩き通しで,敗退の悔しさもあり,何ともやりきれない。椹島ロッジに行き泊まることにする。ロッジには釣り師もたくさんいて,次回は釣りに来て,連泊して飽きたら山に登るというリゾート的夢想に浸りながら,次回につなぐことにする。

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コメント

お疲れ様でした。
22日から椹島〜聖〜赤石〜椹島と行く予定なので、誰かレポしてくれないかと待っていました。
お天気は残念でしたね。
雪はなかったですか?
お天気良ければ迷わないのかしら。
聖は初めてなので、ワクワクドキドキしています。
2014/7/19 18:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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