宝川から登る上越朝日岳は遠かった

2022年10月12日(水) ~ 2022年10月13日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,587m
• 下り: 1,582m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:55
• 合計: 7:40

9:00 スタート地点
9:20 9:20 宝川温泉
10:20 10:30 板幽沢橋
11:10 11:10 朝日岳登山道入口
12:10 12:30 渡渉地点
13:30 13:40 大石沢出合
14:40 14:50 露岩
15:30 15:35 朝日岳
16:40 笠ヶ岳避難小屋

2日目

• 山行: 3:20
• 休憩: 0:50
• 合計: 4:10

7:30 笠ヶ岳避難小屋
7:35 7:40 笠ヶ岳
8:20 8:20 白毛門
10:45 11:30 東黒沢
11:40 JR土合駅

　宝川から朝日岳に登る一般ルートは長く、秘境感漂う渓流沿いの山道。
バス停から板幽橋までは単調な林道、登山道入口までは夏草生い茂る道。登山道入口から渡渉地点までは高巻き道で、枝沢が合流する度に小さなアップダウンがあって体力消耗する。
　渡渉地点から右岸の湿った道を歩くが、ウツボキ沢が合流する広河原には天幕も見えた。大石沢から渓谷を離れ、山頂に向かう急な登りとなる。途中の露岩からは風景が広く見えたが、山頂に着くタイミングでガスが風景を隠し、宿泊した笠ヶ岳の避難小屋まで何も見えなかった。

天候

12日・晴のち曇、13日・曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

JR水上駅8：32発 湯の小屋温泉行バス利用・宝川入口9：01下車

コース状況／危険箇所等

林道は一部崩落、奥地では夏草が茂る道となる。道は明瞭だが、板幽橋を過ぎてから踏跡は二つに分かれ、谷間の壊れたワイヤー橋に向かう作業道が紛らわしい。
林道終点から渡渉地点まで小さなアップダウンの連続。
渡渉地点から大石沢まで右岸の湿った道で、ウツボギ沢の渡渉あり。
大石沢から樹林帯の急登で高度を稼ぐ。
露岩帯付近から展望良し。

その他周辺情報

宿泊：笠ヶ岳避難小屋（ブルーシートだけのカマボコ型の空間）

写真

10/12 9:19

バス停から約20分で宝川温泉の入口

10/12 10:13

時々見える渓流が綺麗

10/12 11:07

林道が終わり登山開始

10/12 12:12

飛び石で渡った渡渉地点

10/12 13:25

大石沢を渡ると渓流から離れて尾根道になる

10/12 14:39

目指す朝日岳は時々雲の中

10/12 14:46

露岩から見た宝川周辺の風景に感動！この後、ナル水沢を登ったパーティとすれ違う

10/12 15:30

蛇紋岩とホソバヒナウスユキソウの株

10/12 15:32

人生4度目の朝日岳山頂は霧の中

10/12 16:39

全然見えなかったので、到着した時は嬉しかった

10/12 17:11

夕暮時にはガスが晴れて風景が拡がった

10/12 17:11

歩いてきた朝日岳方面

10/13 7:33

晴天を期待したのに深い霧の中の笠ヶ岳

10/13 7:51

美しく山道を飾る紅葉

10/13 8:05

標高1700mから1800m周辺の紅葉が盛りで綺麗だ

10/13 8:19

計3回登ったが、今回も何も見えない白毛門の山頂

10/13 10:45

東黒沢にほぼコースタイムで到着

10/13 10:49

渓流で足を冷やしてのんびりする

撮影機器：

Xperia XZ SO-01J docomo SONY

感想

alpsommet

　今回もしっかり天気予報を見て入山したが、展望に恵まれず残念。
宝川からの朝日岳は登りたかったルートだが、長い行程なので笠ヶ岳避難小屋一泊の計画とした。山麓のバス停から7時間40分かけて歩いて到着した避難小屋で大阪から来た女性と同宿、山の話など盛り上がり楽しい時間を過ごした。朝はコーヒーもご馳走になり美味しかった。有難うございました。
The weather forecast confirmed clear skies, but I was disappointed by the fog. So, I could not enjoy the great view of the mountain.
Climbing Asahidake (朝日岳) from Takaragawa (宝川) is my first route, but a day trip to Doai (土合) station is too long for me. So, I planned to stay overnight at the Kasagatake (笠ヶ岳) shelter. After walking for seven hours and 40 minutes from the bus stop, I arrived at the shelter in the evening.
We shared a room with a woman from Osaka and spent a pleasant time talking about the mountains. The next morning, she treated me to a delicious coffee. Thank you very much.