いつもと違う Feel So Good 天気が読めない唐松岳
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- GPS
- 09:35
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,134m
- 下り
- 1,297m
コースタイム
6:47鎌池-八方池山荘6:52(0:05)/[予定]6:57/[差]+0:05
6:52八方池山荘-第三ケルン7:43(0:51)/[予定]8:09/[差]+0:26
7:43第三ケルン-唐松岳頂上山荘10:14(2:31)/[予定]11:09/[差]+0:55
(休憩0:56)
11:10唐松岳頂上山荘-唐松岳11:30(0:20)/[予定]11:24/[差]-0:06
11:30唐松岳-唐松岳頂上山荘11:45(0:15)/[予定]11:44/[差]-0:01
11:55唐松岳頂上山荘-八方池14:20(2:25)/[予定]14:38/[差]+0:18
(休憩0:05)
14:25八方池-八方池山荘15:35(1:10)/[予定]15:50/[差]+0:15
15:40八方池山荘-鎌池15:45(0:05)/[予定]15:55/[差]+0:10
(鎌池散歩0:15)
16:00鎌池-黒菱第三リフトP16:07(0:07)/[予定]16:17/[差]+0:10
天候 | 曇り・雨・濃霧たまに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【黒菱第三リフトP〜鎌池】 黒菱第三ペアリフトで登れます。リフト以外の道があるかどうかは不明。 グラートクワッドリフトと併せて往復料金大人は1120円。 運行開始時間は日によって違うのでWeb等で事前に調べたほうがいいでしょう。 http://www.happo-one.jp/green/trekking/kurobishi.html 【鎌池〜八方池山荘】 鎌池にはニッコウキスゲが大量に咲いていました。 黒菱第三リフトの終点には展望台もあり。 グラートクワッドリフトに乗り換えて八方池山荘へ。 【八方池山荘〜八方池】 よく整備された道で危険個所は特にありません。 八方池山荘からは尾根筋を行く道と山腹を通る道とがあります。尾根筋のほうは石ごろごろでやや歩きにくい印象です。 山腹のほうは石畳の道です。合流点あたりで木道に変わり、第二ケルンまで登ります。 第二ケルン手前に水洗トイレあり。 しばらく稜線を歩くと第三ケルンがあり、八方池です。 【八方池〜唐松岳頂上山荘】 登山らしい登りの道となってきます。 途中で一部のみ雪渓を登る箇所も。ステップがきってあるので難しい雪渓歩きではありません。 ダケカンバの灌木帯を抜けていくと岩の稜線の道になってきます。 難しい場面は特になし。 【唐松岳頂上山荘〜唐松岳】 ハイマツと砂岩の稜線を行きます。 この日は風が強かったのでやや慎重に行きました。 ガスがなければ良い景色のはず〜。 【立ち寄り湯】 白馬八方温泉みみずくの湯 http://www.shinshuu-hakuba.com/onsen/mimizukunoyu/ セットリフト券やリフト乗り場で前売り券がお得。 【たこ焼き】 https://www.facebook.com/pages/ポチのたこ焼き/1503143119899255 わんこに似てるから「ポチ」とあだ名を付けられたお姉さんがやっている可愛いいたこ焼き屋さん。 【夕食】 カイザー http://kaiser-omachi.jimdo.com/ ボリュームがあるので山登る前の方がいいかも! |
写真
感想
[img]http://www.yamareco.com/uploads/photos/2945.gif[/img] [b][color=ff8c00]ひそやかなる毛無しの主張[/color][/b]
山に登るのに文明の利器には頼らない、というスタンスが基本ではある。
とは言えそれほどこだわりがあるわけでもない。
はっきり言って、我々はそのへん無頓着だ。
何しろ少なくとも登山口までのアクセスは文明の利器に頼らなければ困難だ。
かなり厳しいと言ってもいい。
男なら自力、という意気込みはあっても、例えば車、電車、バス、バイクや船。
とまぁ、そんな文明の利器を使わずに山に行けるだろうか。
はりきって自宅から全部徒歩で!というのは余程に近所の山でない限りは無理だ。
何と言っても今回は北アルプス、文明の利器に頼らざるを得ない。
ぞんぶんに山を楽しむ時間を取るには、なるべくスピーディにアプローチしたい。
やはりリフトを乗り継いで楽ちんスタートするに越したことはないのだ。
男梅みたいな干し梅?を食いつつ出発。
とりあえず前半はきつくもない稜線歩きの道だ。
はれ間がチラチラするので期待していたのに、その期待はやがて裏切られる。
雨がポツポツと落ちてきて、しょうがないので全身雨具装着。
がまんしてりゃそのうち晴れるに違いないと、気軽に考えていたのだが……。
降り始めた雨は弱くなったり強くなったりしつつ消え去る気配がない。
ついには八方池を過ぎたというのに青空は微塵も見えてこなかった。
てんきと暮らすに出ていた予報は大外れである。
もはやここまで登ってきてしまったからには嘆いても後の祭りだ。
傘をさしても登れるくらい危なげのない道なのは幸いだった。
なにも見えないくらい真っ白な景色ながら、足元に危険はない。
どこまで行っても何も見えないので精神的な疲労のほうが大きい。
ともかく、唐松岳頂上山荘までは到達した。
いきなり霧の向こうに山荘の壁が見えてくるので若干拍子抜けする。
う〜ん、この先もこの真っ白な景色が続くのだろうか?
軟らかな泥道になったりしない岩稜なので歩くのには苦労はしないが。
弱まる気配もなく延々と真っ白な霧が漂っている。
なんならここで切り上げて引き返そうか?とも考えた。
もはや天候の好転には期待が持てなかった。
のんびり山荘で休憩しつつ、ココアを飲んで少しだけモチベーションが回復。
にもつは山荘にデポってともかく山頂まで行ってみることにした。
頼りになるのは数歩先までの視界だけ。景色は皆無である。
らいちゃうさんが出迎えてくれたので登った甲斐はあったというものだろう。
ずっこけたらどこまで落ちるのかも見えないような霧だった。
そんな感じで「北アルプス登ったぞ〜」という感じはあまりないまま帰途へ。
のんびり下っていたら雨がまたも強くなってカメラが濡れた。
頭にくる雨だ。
皮膚にピッタリ張り付くカッパの感触も不快である。
でも脱ぐわけにはいかない。
直感に従って一度脱いだらその後に豪雨になって、ずぶ濡れになったからである。
接写したい花もあったが、カメラは下山まで封印だ。
雨はやんだと見せかけては降ってくるから油断がならぬ。
粒々とした雨の跡が石についたら要注意だ。
を?と思う間もなく、陽光が出ていようとも降ってきやがるのだ。
受難である。
けして隙を見せてはならない。雨はカメラを濡らす機会を常に狙っている。
止まる前にリフトまで下りることが出来たので、少し鎌池を散策。
めんこいニッコウキスゲがいっぱい咲いていた。
るいるいと咲き乱れるその様はなかなかに素晴らしい。
もちろんそれでもカメラは出さぬ。雨は油断ならないからだ。
のんきにカメラを構えたが最後、途端に豪雨が降ってくるに違いないのだ。
であるかして今回はほとんど写真を撮っていない。特に帰り道は。
あらためて天気の良い時に出直すことにする。
ルート沿いでホタル祭りをやっていたので帰りに寄り道した。
[img]http://f.st-hatena.com/images/fotolife/w/wicket/20140720/20140720165100.jpg[/img][b][color=228B22]お天気残念で景色残念だけど次の楽しみ出来た[/color][/b]
夜が明ける前、車の上に雨がボトボトと落ちる音がして『こりゃ雨止まないのかなぁ…』と
心配しつつ出発の前まで不安だったけれど空が明るくなり雲も薄くなって晴れる兆しが出てた。
リフトで上がる時、足元にある草花や振り向いて後ろの景色など楽しんだ。
山歩きするのにリフト使うのが初めてなのでちょっとウキウキ。
リフトの乗継の間にある展望台みたいな所が山肌に雪渓で描かれた形を見てあーだこーだ。
そしてニッコウキスゲの花畑がお出迎え。
次のリフトも『リフト乗る大好きな娘が喜びそうな所だなぁ』と楽ちん楽ちんと楽しく。
登り始めは雨で足場の石がツルツルと滑りやすくなっていて慎重に。
傾斜も緩やかだし、道の両脇には色々な草花が並ぶ。
しかし、周りの景色は真っ白。
しばらくして霧雨が・・・。
雨具は邪魔だからいいやとそのまま歩くと雨は止む。
時折日がさすので大丈夫ので雲が通り過てそろそろ晴れるかもと歩く。
予報では晴れるマークが点いていた時間になるがまた雨。
歩いていくと降っているところと降っていないところに出るといった感じか?
Mizはテンション下がりっぱなしでご機嫌斜めだ。
私は湿度でじっとり張り付くような雨でないので気持ち良くて楽しかった。
すぐに乾く雨ならこのまでもいいかぁと思ったけど時折本格的な雨が降るので雨風避け着用。
上に出ると風も強くなり止まっていると一気に体温が奪われる感じ。
じっくり草花を撮りたいのだけれどとりあえずの撮影で我慢。
久しぶりに吐く息が白い世界、下界は連日猛暑だというのに…冷たくて気持ちが良い。
唐松岳頂上山荘に着くとガスガスであまりにも寒いので休憩室を借りて休憩。
すっごい綺麗な山荘で居心地満点。
休憩中に山頂まで行くかどうか相談。
行ってもガスガスで見えないしつまんないのでは?となったのだけれど
横を通り過ぎた人が
「雷鳥がいた〜」
と休憩している仲間に声をかけていたので行くことに決定。
頂いたココアのカップを返す時に山荘の方とお話し。
「今朝の予報は晴れでしたけどね…お天気残念でしたね。
でもここに住んで一か月になるけどずーっと晴れたことないです(笑顔)
朝に晴れてるから外でコーヒー飲みましょうと淹れているうちに真っ白とか(笑顔)
すっきり晴れている方が珍しいですね(笑顔)
今日は残念でしたけど今度お天気がいい時に泊まりに来てください(笑顔)」
山頂までは強風とガスで普段じゃ絶対山来ないし歩かないだろという世界。
そして雷鳥さん。
雷鳥たんはいつも♀が現れるね、♂はどこにいるのだろう?
イワヒバリたんもちょんちょんと歩いあちこちで囀って楽しかったよ。
Mizは
「雷鳥は許す。でもイワヒバリは許さない…イワヒバリのせいだぁ」
とイワヒバリたんに八つ辺りの愚痴ヾ(´∀`*)
下りはツアー登山3組とすれ違った。
一組は女性限定ツアーでとっても華やかだった。
お日様も出てきて晴れたから雨具脱いだんだけど・・・豪雨(ノД`)
カメラが濡れてMizはちょーーーー不機嫌。
その後も青空出たりお天気雨ふったりなコロコロとよく変わりまくる天候。
景色は残念だったけれど花好きの人は大喜びではないでしょうか。
花は写真に撮りきれなかったけど色々あって花が疎い私でも楽しかった。
そんなに労なく登れちゃって晴れていれば北アルプスを望む絶景が広がり
沢山の草花に出迎えられるのだからこりゃ女性限定でツアーも組まれるわけだと納得です。
下りのリフトで係りの方に
「雨は降ってましたか?」
と聞かれたので
「ずぶ濡れです」
と答えたら驚かれたので下の方は降ってなかったのでしょうね…。
温泉入って夕食済まして帰る途中に高瀬川でホタル観賞会をしているので立ち寄り。
沢山の天然のゲンジホタルが観れて大感激でした。
帰りの高速道路も空いていたし三連休の初日はいい感じだったと思う。
夏休みのどこかで子供たちと一緒に行けたらいいけど天気が良かったら混むんだろうなぁ。
Mizさん もここさん こんにちは
景色は残念でしたね
頂上の写真はひげダンスでしょうか
リフトを使えば結構手軽に登れるんですね。
いろいろな高山植物も見られて、晴れていればいい山なのかな〜と思いました。
ちょっと行くのには遠いけど〜
こんにちはぁ(*・ω・)ノ
景色は残念だったけど歩いていると気持ちが良い道でした。
景色が見えたら怖くて歩けないかもーとかいいながら
山頂のポーズはキューピーちゃんな感じです。
八方池までは登山装備なしでピクニックな感じでデートしながら歩くカップルさんもいたり。
上の方に行く方はやっぱり一日ではもったいないからお泊りが多いんでしょうね
縦走したり綺麗な山小屋でのんびりしたり。
こんばんは〜
お天気には勝てません、またの機会に行きたいと思います。
頂上のポーズは言われるがままでしたがキューピーちゃんだったとは私も今知りました
北アルプスの入門には燕岳の名前が良く挙がりますが、唐松岳のほうがリフトを使って一気に稜線まで上がれちゃうので手軽な印象でした
mizさん Mococoさん おはようゴザイマス
2度唐松岳に行きましたがどちらも
黒パグ隊が見た景色と同じ真っ白の世界
いつかアルペンラインのチケットのような景色を見てみたいものです
次回は晴れた時に気分爽快で歩きたいですね
にしても燕、白馬と北ぷすまで日帰りで運転なんて凄いです
こんにちはです(*´∀`)ノ
2度も真っ白というのはやはり山小屋の方がいうように
ガスで覆われている日が多くて晴れている方が珍しいのですかね?
梅雨時だからと思ってたけれど・・・。
お泊りでじっくりと晴れる瞬間を狙うしかないですかね。
あそこのテント場と山小屋はお泊りしたい場所リストに登録です
運転者さん
「せっかく遠いとこに行ったのに・・・」
と不満げですよ。
登るよりも運転が大変ですよね。
こんにちは〜
いやはや、何が辛いってアクセスが辛いです。
仕事終わってあたふた準備して夜通し車すっ飛ばして、いざ登ってみたら真っ白けだとマジ報われねぇ的な感じです。
ある程度苦労して出かける山は、やっぱり晴天が良いですわ〜
Mizさん、もここさん、こんばんは
八方尾根スキーでよく行きますが、
へ〜、
八方池山荘も・・・ここまでしか行ってないのですけど、
緑のシーズンも良いですね〜
唐松いいな〜
こんにちはです。
冬の八方尾根は澄み切った青空で白銀の世界で
下界を見下ろしながら滑れて気持ちよさそう!
私はスキー
初めて行ったものの真っ白で雨…澄んでいる唐松岳がどんなものかまた是非行きたいです。
また行きたくなるお山に出会えると嬉しくなります。
こんばんは〜
スキーですか、スキーも気持ちよさそうですね、八方尾根。
リフトがずいぶんと低いところを通っていたように思えたのですが積雪期に足着いちゃったりしないもんでしょうか
リフト下にはえている草花にぶつからないよう、足を上げなきゃいけないくらい低空なリフトでした
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