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Yamareco

記録ID: 479892
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ハイキング
石鎚山

修験者の山は厳しいなぁ!石鎚山(弥山〜天狗岳)

2014年07月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:08
距離
9.8km
登り
1,063m
下り
1,055m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム


7:30 ロープウェイ山頂駅出発
7:55 成就(石鎚神社)
8:15 八丁のコル
8:45 前社の森
9:20 夜明峠
10:00 二ノ鎖下
10:20 石鎚山弥山(20分休憩)
10:50 天狗岳(10分休憩)
11:10 石鎚山弥山(20分休憩)
12:05 夜明峠
12;30 前社の森
12:45 八丁のコル
13:20 成就(石鎚神社)
13:30 ロープウェイ山頂駅到着

天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)

登山道はロープウェイでアクセス(往復1,980円/人)
ロープウェイは20分おき、混雑時には臨時便も出る
ロープウェイ下の駐車場は500円/日

コース状況/
危険箇所等
【全体】
大勢のハイカーが訪れるようで、登山道の整備、案内板等の準備は完璧
足元はザレ道と木段が中心、イベントのような鎖場は自信がなければ回避可能、山頂近くは鉄製の階段や渡り橋が整備されている
この日は天気がイマイチのために小バエは少なかった

【ロープウェイ山頂駅 〜 成就 〜 八丁のコル】
整備された登山道で、高低差もあまり多くないため歩きやすい
成就から八丁のコルまでは100mほど下っていて、帰り道は大変かと思ったもののそうでもなかった
八丁のコルにある鳥居から頂上が見えるので、気分が引き締まると共に登りの辛さも想像できて・・・

【八丁のコル 〜 前社の森】
木段中心の急坂の連続だが、木の根の段差や1m近い段差も少なく、歩きやすい
ハイライトは「試しの鎖」と呼ばれる練習用?の小山を鎖で登り降りする箇所
巻き道もあるので、混雑が嫌いだったり鎖が苦手なら回避することも可能
回避して合流したところに売店があって一服できる
山バッジ等そろっているが、商品の価格は山価格!

【前社の森 〜 夜明峠 〜 二の鎖下】
多少植生は高山な感じに変わるが、コースはこれまで同様に木段をひたすら登る
途中に「一の鎖」があるが、比較的斜度が緩い上に手足の置き場もあるので登りやすい
当然巻き道もあり、帰りは鎖場に気付かずに降りてしまった
二の鎖下あたりで土小屋からのルートと合流、ハイカーが一段と増える

【二の鎖下 〜 山頂(弥山)】
二の鎖は下から見ると絶壁の急坂に見えるが、こちらも手足を確保できれば問題なさそう
巻き道は鉄製の階段や渡り橋もあって、高度を感じないまま登ることができる
ただ、ガケ側に手すりがないので、ちょっと怖かった(笑)
山頂は山小屋とお社があり、休憩できるスペースも十分にある
ただ、この日は連休中日のため、大勢のハイカーであふれかえっていてスペース的にギリギリでした

【山頂(弥山) 〜 山頂(天狗岳)】
稜線上の岩場を歩くコースだが、修行の山の本領発揮でかなり高度を感じる
ここは正式コースから外れているため、ガケにも柵がなく、鎖が1箇所のみで他の補助器具は一切ない
岩場登り未経験者や高所が苦手な方はやめたほうが無難

【トイレ】
ロープウェイ下の駐車場、ロープウェイ乗り場(上、下)、成就、山頂にトイレあり
山頂トイレは未使用のため料金は不明

ロープウェー乗り場まで地味に歩きます。臨時便が出て、7時15分に乗れました。
2014年07月20日 07:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 7:12
ロープウェー乗り場まで地味に歩きます。臨時便が出て、7時15分に乗れました。
さ、出発です。
2014年07月20日 07:28撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 7:28
さ、出発です。
石鎚神社までこれまた地味に林道を登ります。
2014年07月20日 07:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 7:33
石鎚神社までこれまた地味に林道を登ります。
無事に登れますように。
2014年07月20日 07:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 7:53
無事に登れますように。
では、出発です!
2014年07月20日 07:53撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 7:53
では、出発です!
ゆるーく下って、鳥居まで来ました。
2014年07月20日 08:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 8:07
ゆるーく下って、鳥居まで来ました。
早く出たのでそれほど人とかぶらずに歩けました。
2014年07月20日 08:27撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/20 8:27
早く出たのでそれほど人とかぶらずに歩けました。
試しの鎖。パスです。
試しの鎖。パスです。
登ったところからは素晴らしい景色だったのでしょうか。
登ったところからは素晴らしい景色だったのでしょうか。
んー、いまいち晴れず。
2014年07月20日 09:14撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 9:14
んー、いまいち晴れず。
一の鎖。試しからここまでそこそこ距離があります。
一の鎖。試しからここまでそこそこ距離があります。
なぜかうちらの後ろから大勢の人が。急いで登って息が切れました。
2014年07月20日 09:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 9:37
なぜかうちらの後ろから大勢の人が。急いで登って息が切れました。
ああああぁ。見えない。
2014年07月20日 09:42撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 9:42
ああああぁ。見えない。
二の鎖の手前です。
2014年07月20日 09:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/20 9:48
二の鎖の手前です。
上が見えました!
2014年07月20日 10:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:12
上が見えました!
二の鎖です。
2014年07月20日 10:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:12
二の鎖です。
もちろん?巻きました。
2014年07月20日 10:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:15
もちろん?巻きました。
つらーい階段地獄を頑張れば頂上小屋です。
2014年07月20日 10:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:23
つらーい階段地獄を頑張れば頂上小屋です。
結構な人ですが、続々と登ってこられます。
さすが連休中日。
2014年07月20日 10:23撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:23
結構な人ですが、続々と登ってこられます。
さすが連休中日。
なかなかきつい山でした。
2014年07月20日 10:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/20 10:24
なかなかきつい山でした。
無事を報告。
2014年07月20日 10:24撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:24
無事を報告。
今は通行止めの三の鎖を上から。ほぼ垂直??
2014年07月20日 10:25撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 10:25
今は通行止めの三の鎖を上から。ほぼ垂直??
もやもやしてきましたが、人が増える前に天狗岳へ。
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もやもやしてきましたが、人が増える前に天狗岳へ。
なかなか高度感満載な尾根筋。もけもけでよかった?
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なかなか高度感満載な尾根筋。もけもけでよかった?
天狗岳到着!
2014年07月20日 10:52撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/20 10:52
天狗岳到着!
この右側が切り立った崖です。
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この右側が切り立った崖です。
戻るとさらに人が増えてきました!
休憩中に昨日剣山で出会った方に声をかけてもらいました。
2014年07月20日 11:22撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 11:22
戻るとさらに人が増えてきました!
休憩中に昨日剣山で出会った方に声をかけてもらいました。
山ガールや若い人もたくさん。
2014年07月20日 11:29撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 11:29
山ガールや若い人もたくさん。
まだまだ登ってこられますが、みんなが下りる前に帰りましょう。
2014年07月20日 11:30撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 11:30
まだまだ登ってこられますが、みんなが下りる前に帰りましょう。
futoは左側に手すりがほしいと訴えてました。
2014年07月20日 11:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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7/20 11:33
futoは左側に手すりがほしいと訴えてました。
さよなら。この後はもやもやになり見えなくなりました。
2014年07月20日 11:48撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 11:48
さよなら。この後はもやもやになり見えなくなりました。
登り返しはね、つらいのよー。
登り返しはね、つらいのよー。
ようやく鳥居まで。あと少し。
2014年07月20日 12:57撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 12:57
ようやく鳥居まで。あと少し。
これを登れば。
2014年07月20日 13:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 13:17
これを登れば。
帰ってきましたー。なかなか手ごわかったです。
2014年07月20日 13:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 13:18
帰ってきましたー。なかなか手ごわかったです。
ロープウェー乗り場までダラダラと下ります。
2014年07月20日 13:34撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 13:34
ロープウェー乗り場までダラダラと下ります。
おまけのロープウェー。13時40分だと余裕で乗れました。
2014年07月20日 13:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
7/20 13:37
おまけのロープウェー。13時40分だと余裕で乗れました。
撮影機器:

感想

四国百名山めぐり2日目。
昨日の疲れを少し残しつつ、7時前には駐車場へ。
1番近い駐車場でしょうか、500円でした。
トイレもティッシュはご用意を、と書いていたので、入らずロープウェー乗り場で済ませました。

ロープウェーは何時からかわかりませんが、臨時便が出てました。
ほんのすこーし早く出発できたのは、どん亀隊の私たちにはラッキーでした。

登山より参道みたいなもの?と勘違いしてた私はかなーり疲れました。
階段でぐんぐん高度をかせぐ、がっつりな登山でした。

鎖は経験しておこうと一の鎖のみ行きました。
結構、巻いている人も多いです。
人が多いのでせかされるし、私の前は早い人だったので良かったですが、前の人が鎖で止まってしまうと、自分も待たされるので、無理していかなくても…というのが感想でした。

あまりに蒸し暑く、頂上でお茶を2本も買ってしまいました。1本480円なり。
でも冷えてます。生き返りました。

天狗岳へは慎重にいけば何も問題ないですが、高度感は満載。
こちらも人が増えると行き違いがしにくいので渋滞します。

連休中日のせいか、観光登山の人が圧倒的に多かったです。
でも、観光のついでに登るには楽ではないですね。
どちらかというと剣山のほうがお手軽でした。

まさか夏に四国の山に来るとは思いませんでしたが、登山中は雨にも降られず登ることができました。
四国も山深いので、また機会があれば登りたいですね。


天気予報は曇りと晴れ、まぁ何とかなるかなぁと石鎚山にいざいざ
宗教の山は風情があって結構好きです
登山口から始まり、途中の建物、山門や鳥居、頂上のお社まで・・・
登る前には登山の無事を祈願、下山したら道中の無事の御礼、思わずしちゃいますよね
八丁のコルの鳥居から山頂が見えたときは、景色の素晴らしさと登りの険しさの複雑な気持ちに・・・

この日は連休の中日、想像していたよりも大勢のハイカーと登っていきます
いつもの通り亀さんスピードでモクモクモクモク
あまりに多い木段にうんざりしながらモクモクモクモク

途中の鎖場は「一の鎖」のみ参戦
「試しの鎖」は渋滞していたのと、登って降りてがイマイチだったのでパス
「一の鎖」は近畿の山よりも技術的には楽だけど、登山者が多くて煽られるのが閉口
「二の鎖」は面倒になってパス
他のハイカーからは「何しに来たの?」と突っ込まれそう

途中から北斜面は雲がわいてきて・・・残念
頂上近くで南側が見えると雄大な景色がバーン!
登りの疲れが吹き飛びますなぁ
少し登って弥山に到着、大勢のハイカーが入り乱れて写真撮影大会
信者の方は、お社で祈祷を受けてます

最後の目的地天狗岳へは岩場のアドベンチャーコース
それほど難しくないのですが、切り立った両側のガケが脚をすくませます
この日は北側のガケは雲で視界がなかったものの、それでも十二分に怖いよう
天狗岳山頂から東側を周回できるようだけど、岩場の険しさに怖気づいて、本日はここまで
来た道を帰ります

弥山で休んでいると、昨日剣山で出会った方と遭遇
「立派なお腹でわかったよ!」の言葉をいただき、顔で笑って心で泣いて・・・

帰りは暑さとの闘い、高度が下がると暑さが倍増・・・
またもや木段をモクモクモクモクくだって2時間ほどでロープウェイ到着
途中の成就では、やっぱり石鎚山に頭をさげました

石鎚山は急峻で、四国の山の険しさを体験できました
信仰と修行の山は、厳しく楽しい山でした

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