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Yamareco

記録ID: 480370
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

【百名山を往く】斜里岳 <清里コース 旧道 ⇒ 新道>

2014年07月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:15
距離
10.9km
登り
1,121m
下り
1,120m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
1:11
合計
6:14
距離 10.9km 登り 1,121m 下り 1,120m
5:33
5:36
28
6:03
6:06
78
7:24
7:25
23
7:48
7:51
20
8:11
9:05
13
9:18
9:23
18
9:41
9:43
32
10:15
10:16
41
10:57
10:57
26
11:23
11:23
12
11:35
11:35
0
11:35
ゴール地点
5:20 清岳荘登山口 ⇒ 6:05 下二股 ⇒ 7:25 上二股 ⇒
8:10 斜里岳 ⇒ (9:05迄休憩) ⇒ 9:40 上二股 ⇒
10:15 熊見峠 ⇒ 10:55 下二股 ⇒ 11:35 清岳荘登山口

【消費水分】水1+オランジーナ半分
【すれ違った人】40組くらい
天候 晴れたりガスったり
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【車】自宅 ⇒ 清岳荘
札幌から車でざっと400繊
とってもとっても遠い。
清里の市街地から道道857号線に入る。
後は青看板があるので分かり易い。
前日夜の時点で駐車場は半分くらい埋まっていた。
清岳荘での車中泊は\510也。
WC・水場を利用できるが、
水は要煮沸とのことで自宅から3隼ち込んだ。
コース状況/
危険箇所等
沢の水量が多かったのかどうかは分からないが、
旧道コースの登りは想定以上に大変だった。
水に強い登山靴+スパッツがあるならば、
飛び石を選んで渡るよりも沢に突っ込んだ方がずっと楽。
ポールよりも両手を使った方が安定するような気がする。
新道コースの下りは熊見峠以降の傾斜がかなり急で、
泥濘でいたこともありとても歩き難かった。
前日は丸一日を移動に費やした。
清岳荘に着いたのは夕方だった。
2014年07月19日 18:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/19 18:45
前日は丸一日を移動に費やした。
清岳荘に着いたのは夕方だった。
最初にお出迎えしてくれたお花。
ミヤマアズマギク。
2014年07月20日 05:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 5:27
最初にお出迎えしてくれたお花。
ミヤマアズマギク。
ヤマブキショウマ。
2014年07月20日 05:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 5:28
ヤマブキショウマ。
オオハナウドかな?
2014年07月20日 05:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 5:28
オオハナウドかな?
お馴染みウコンウツギ。
2014年07月20日 06:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 6:07
お馴染みウコンウツギ。
旧道コースに入る。
序盤はまだまだ楽だった。
2014年07月21日 06:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/21 6:50
旧道コースに入る。
序盤はまだまだ楽だった。
サラシナショウマ?
2014年07月20日 06:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 6:14
サラシナショウマ?
マイナスイオンのシャワーを浴びる。
2014年07月21日 06:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/21 6:51
マイナスイオンのシャワーを浴びる。
え、
これ登るの…?
2014年07月21日 06:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/21 6:52
え、
これ登るの…?
手持ちスローシャッター。
のんびり撮っていたら、
すぐにブヨが寄ってくる。
2014年07月20日 06:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7
7/20 6:31
手持ちスローシャッター。
のんびり撮っていたら、
すぐにブヨが寄ってくる。
これは何だろう。
小さすぎて分からない。
2014年07月20日 06:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 6:47
これは何だろう。
小さすぎて分からない。
お初のミソガワソウかな。
沢沿いの斜面で必死に撮った。
2014年07月20日 06:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/20 6:50
お初のミソガワソウかな。
沢沿いの斜面で必死に撮った。
ふと振り返ると、
沢に虹が架かっていた。
2014年07月21日 06:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/21 6:56
ふと振り返ると、
沢に虹が架かっていた。
チシマフウロ。
吹き付ける風が強くて上手く撮れない。
2014年07月20日 06:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/20 6:58
チシマフウロ。
吹き付ける風が強くて上手く撮れない。
正直言って、
旧道はもっと軽いものだと思っていた。
先行者の方も大変そうである。
2014年07月21日 06:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/21 6:57
正直言って、
旧道はもっと軽いものだと思っていた。
先行者の方も大変そうである。
カメラを仕舞い忘れたのは完全に失敗だった。
何とかここまで登って来れたが、
片手しか使えないのは本当にしんどかった。
2014年07月20日 07:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:06
カメラを仕舞い忘れたのは完全に失敗だった。
何とかここまで登って来れたが、
片手しか使えないのは本当にしんどかった。
チシマノキンバイソウ。
2014年07月20日 07:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:18
チシマノキンバイソウ。
ミヤマキンバイ。
2014年07月20日 07:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:20
ミヤマキンバイ。
初めて買った登山靴が、
重登山・縦走用で本当に良かったと思う。
2014年07月20日 07:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:21
初めて買った登山靴が、
重登山・縦走用で本当に良かったと思う。
山頂は…ガスの中。
しかし展望は期待出来るかも?
2014年07月20日 07:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 7:21
山頂は…ガスの中。
しかし展望は期待出来るかも?
ウラジロナナカマド。
2014年07月20日 07:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 7:26
ウラジロナナカマド。
ゴゼンタチバナ。
新道では沢山咲いていた。
2014年07月20日 07:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 7:31
ゴゼンタチバナ。
新道では沢山咲いていた。
ハイオトギリ。
お初。
2014年07月20日 07:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 7:35
ハイオトギリ。
お初。
エゾカンゾウ。
こちらもお初。
2014年07月20日 07:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/20 7:36
エゾカンゾウ。
こちらもお初。
お馴染みハクサンチドリ。
2014年07月20日 07:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:37
お馴染みハクサンチドリ。
周囲のふわふわは一体。
2014年07月20日 07:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 7:41
周囲のふわふわは一体。
胸突八丁。
思った程の登りではなかった。
2014年07月21日 06:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/21 6:59
胸突八丁。
思った程の登りではなかった。
さぁ山頂は目の前だ。
空は蒼い。
2014年07月20日 07:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/20 7:51
さぁ山頂は目の前だ。
空は蒼い。
タカネシオガマかと思って上から撮ってみたが、
どうやら違ったようだ。
2014年07月20日 07:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:53
タカネシオガマかと思って上から撮ってみたが、
どうやら違ったようだ。
エゾツツジ。
2014年07月20日 07:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 7:53
エゾツツジ。
イソツツジ。
2014年07月20日 07:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 7:54
イソツツジ。
晴れてくれと念じながら登る。
2014年07月20日 08:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 8:06
晴れてくれと念じながら登る。
ミヤマオダマキ。
2014年07月20日 08:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 8:07
ミヤマオダマキ。
チシマギキョウ。
もふもふ再び。
2014年07月20日 08:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/20 8:08
チシマギキョウ。
もふもふ再び。
これは…?
もう終わりかけのようだけど。
2014年07月20日 08:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 8:10
これは…?
もう終わりかけのようだけど。
登頂!
オホーツクの展望に圧倒される。
2014年07月20日 08:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
10
7/20 8:12
登頂!
オホーツクの展望に圧倒される。
山頂と私。
山頂はえらい強風で、
風に身体を預けても倒れなかった。
2014年07月20日 08:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
14
7/20 8:15
山頂と私。
山頂はえらい強風で、
風に身体を預けても倒れなかった。
知床半島と、
遥か遠くに見えるのは…?
2014年07月20日 08:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
7/20 8:18
知床半島と、
遥か遠くに見えるのは…?
知床半島。
もう少し雲が下りてくれれば…。
2014年07月20日 08:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
8
7/20 8:20
知床半島。
もう少し雲が下りてくれれば…。
陸地のようにも見えるが…はて。
2014年07月20日 08:36撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 8:36
陸地のようにも見えるが…はて。
農が織り成すパッチワーク。
大福を食べながらのんびりと眺める。
2014年07月20日 08:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
7/20 8:46
農が織り成すパッチワーク。
大福を食べながらのんびりと眺める。
ミヤマエンレイソウ。
ヘキサグラムが美しい。
2014年07月20日 09:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/20 9:49
ミヤマエンレイソウ。
ヘキサグラムが美しい。
急に目の前を走り抜けたのでびっくりした。
…リス?
2014年07月20日 10:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 10:03
急に目の前を走り抜けたのでびっくりした。
…リス?
これは…?
本当は下を向いていたが、
ちょんと触ったら横を向いてしまった。
ピンク好きにはたまらなく可愛い。
2014年07月20日 10:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
7/20 10:06
これは…?
本当は下を向いていたが、
ちょんと触ったら横を向いてしまった。
ピンク好きにはたまらなく可愛い。
熊見峠。
本来は展望が素晴らしいようだ。
2014年07月20日 10:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 10:14
熊見峠。
本来は展望が素晴らしいようだ。
しかしガスの中で真っ白。
下山時はずっとガスの中だった。
2014年07月20日 10:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
7/20 10:16
しかしガスの中で真っ白。
下山時はずっとガスの中だった。
下山後は温泉へ。
道の駅『パパスランドさっつる』\390也。
水風呂とサウナは無い。
2014年07月20日 12:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
7/20 12:55
下山後は温泉へ。
道の駅『パパスランドさっつる』\390也。
水風呂とサウナは無い。
昼食のタイミングを逃したので、
美幌まで移動して昼食兼夕食。
『一心』の味噌ラーメン\700也。
自家製麺が美味。
2014年07月20日 16:32撮影 by  SO-05D, Sony
2
7/20 16:32
昼食のタイミングを逃したので、
美幌まで移動して昼食兼夕食。
『一心』の味噌ラーメン\700也。
自家製麺が美味。
戻れるところまで戻り、
道の駅『田園の里うりゅう』にてダウン。
日の出と共に目が覚めた。
2014年07月21日 04:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
7/21 4:21
戻れるところまで戻り、
道の駅『田園の里うりゅう』にてダウン。
日の出と共に目が覚めた。
戦利品は斜里岳のピンバッジ。
清岳荘にて\500也。
\700のものもあり、
そちらは清岳荘が描かれている。
2014年07月21日 06:40撮影 by  Canon EOS Kiss X6i, Canon
4
7/21 6:40
戦利品は斜里岳のピンバッジ。
清岳荘にて\500也。
\700のものもあり、
そちらは清岳荘が描かれている。

感想

そろそろ『日本百名山』を攻略したい。

3連休なので大遠征が可能、
天気予報の兼合いも見て行先を道東方面に決定。

札幌からは遥か約400繊
斜里岳に登ってきた。

今年のGWに道東車中泊旅行を敢行し、
その雄大なる山容に圧倒されたあの山。

今年中に必ず登ろうと思っていた。

『夏山ガイド』には、
沢沿いを歩く旧道ルートは然程難しくないように書かれている。

そんなことはなかった。

パッと見はこれどうやって登るんですか状態。

甘く考えていたので、
カメラを持ったまま旧道ルートに入っていた。

片手がカメラの維持で塞がれてしまい、
残る片手を駆使して登る外になかった。

上にも下にも登山者が居て、
立ち止まることも難しかったので気合で突破した。

今思えば結構な無茶だった。

胸突八丁の登りはそんなにきつくなかった。

山頂は風が非常に強かったが、
雲の合間からオホーツクの展望を見ることが出来た。

風を避けられる場所を確保していつもの大福を頬張る。

これが天然リクライニング状態で、
直射日光を浴びてとても心地良い。

まったりしているうちについ寝そうになってしまった。

寝たら永遠に寝ることになりそうなので、
名残惜しくも下山を開始。

新道ルートの下り、
特に熊見峠から先はとってもしんどかった。

あの斜面で転ばなかったのは奇跡だと思う。

転倒記録は3連敗でストップした。

しかし、
木を潜ろうとして3回頭をぶつけた。

コツンではなくゴツンだ。

そして膝は少し笑っていた。

下山後、
隣の車のおっちゃんと会話。

旧道ルートで私の前を歩いていて、
二人で仲良くルートロスしかける。

あのおっちゃんだった。

私が丁度良いペースで歩いていたので、
途中で先を譲って後ろをずっと付いていたのだと。

カメラを持ったまま旧道ルートを登るのを見て、
ようやるなぁと思っていたそうだ。

私もそう思う。

このおっちゃんとは暫くお話をさせて頂いたが、
またどこかの山で会いそうな気がする。

今回の斜里岳は、
今までにない山行でとても楽しかった。

これで『日本百名山』2座目登頂だ。

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