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Yamareco

記録ID: 4803750
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

娘(12歳)と2500m峰全山チャレンジ140小日影山

2022年10月15日(土) ~ 2022年10月16日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
18:40
距離
16.6km
登り
1,813m
下り
1,790m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:01
休憩
0:24
合計
7:25
5:44
89
スタート地点
7:13
7:13
24
7:37
8:01
308
トンネル手前取り付き地点
13:09
2日目
山行
9:16
休憩
1:52
合計
11:08
6:14
135
8:29
9:02
122
11:04
11:53
211
15:24
15:54
33
トンネル手前取り付き地点
16:27
16:27
55
17:22
ゴール地点
崩壊林道:釜沢(駐車地点)〜湯折ゲート〜トンネル(登山口取り付き地点)
P2128にてテント泊。時間切れのため、山頂アタックは翌日に持ち越し。
天候 1日目:快晴
2日目:快晴のち曇り
過去天気図(気象庁) 2022年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場なのか工事現場入り口なのかよくわからなかったが、広いスペースの端に駐車させていただいた。
コース状況/
危険箇所等
アプローチの林道は崩壊。
登山ルートはバリエーション。リボンなどはほとんど無し。
その他周辺情報 下山後、赤石温泉に立ち寄ってみたが現在、営業していないとのこと。
■1日目 スタート早々に林道崩壊地。
2022年10月15日 06:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/15 6:13
■1日目 スタート早々に林道崩壊地。
通過する人が少なく踏まれていないので、大きい石でも不安定です。
2022年10月15日 06:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/15 6:14
通過する人が少なく踏まれていないので、大きい石でも不安定です。
崩壊地の先も落石がゴロゴロ。
2022年10月15日 06:23撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
1
10/15 6:23
崩壊地の先も落石がゴロゴロ。
ここが難所。写真ではわかりにくいです。動画を見てください。
2022年10月15日 06:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/15 6:45
ここが難所。写真ではわかりにくいです。動画を見てください。
大崩落個所を通過して振り返った写真。
2022年10月15日 06:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/15 6:54
大崩落個所を通過して振り返った写真。
金網が守ってくれています。
2022年10月15日 06:55撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
10/15 6:55
金網が守ってくれています。
少し展望が開けた場所から。
2022年10月15日 07:00撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/15 7:00
少し展望が開けた場所から。
写真では緩やかに見えますが、結構な勾配で転倒。3回転くらいして止まりました。
2022年10月15日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
3
10/15 8:13
写真では緩やかに見えますが、結構な勾配で転倒。3回転くらいして止まりました。
がんばって立ち上がります。 
踏まれていない分、岩が動きやすく、乗った石が転がって転倒しました。
2022年10月15日 08:13撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/15 8:13
がんばって立ち上がります。 
踏まれていない分、岩が動きやすく、乗った石が転がって転倒しました。
険しい箇所が出てきたので念のためロープで安全確保。距離を開けて進みます。
2022年10月15日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/15 9:27
険しい箇所が出てきたので念のためロープで安全確保。距離を開けて進みます。
険しい箇所が続く区間。
2022年10月15日 09:32撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/15 9:32
険しい箇所が続く区間。
予定の13時を過ぎてしまったので、本日の山頂アタックは明日に延期。 テントを立ててのんびりします。
2022年10月15日 13:42撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/15 13:42
予定の13時を過ぎてしまったので、本日の山頂アタックは明日に延期。 テントを立ててのんびりします。
まだ山頂に行ってないですが、乾杯〜。
2022年10月15日 16:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
4
10/15 16:09
まだ山頂に行ってないですが、乾杯〜。
ラーメン作りました。
トッピングは海苔、ゆで卵、イカ天。
ちょっとしょっぱかった。。。
2022年10月15日 16:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
1
10/15 16:50
ラーメン作りました。
トッピングは海苔、ゆで卵、イカ天。
ちょっとしょっぱかった。。。
■2日目 まだ暗いですが、朝ごはん。
2022年10月16日 05:48撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/16 5:48
■2日目 まだ暗いですが、朝ごはん。
くぐったり、かき分けながら進みます。
2022年10月16日 06:58撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 6:58
くぐったり、かき分けながら進みます。
踏み跡がはっきりしている区間は普通に歩けます。
2022年10月16日 07:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 7:37
踏み跡がはっきりしている区間は普通に歩けます。
頭上にも注意。
2022年10月16日 07:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 7:47
頭上にも注意。
踏み跡がわからない場所はルートファインディングしながら進みます。
2022年10月16日 08:16撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/16 8:16
踏み跡がわからない場所はルートファインディングしながら進みます。
2500m峰 140/151座、「小日影山」山頂ゲット!
2022年10月16日 08:39撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/16 8:39
2500m峰 140/151座、「小日影山」山頂ゲット!
遠かった、小日影山。 コーヒーで乾杯。
2022年10月16日 08:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:38
遠かった、小日影山。 コーヒーで乾杯。
山頂からは景色は見えません。山頂から頭上の写真です。
2022年10月16日 08:35撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:35
山頂からは景色は見えません。山頂から頭上の写真です。
少しだけ先に行ってみました。
隙間から塩見岳をはじめ、主稜線の山々が見えています。
2022年10月16日 08:50撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/16 8:50
少しだけ先に行ってみました。
隙間から塩見岳をはじめ、主稜線の山々が見えています。
ここで引き返します。
2022年10月16日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/16 8:52
ここで引き返します。
本当はこの先に行けるといいのですが、まだまだ経験不足。体重もないので、藪漕ぎが難しいです。
2022年10月16日 08:52撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 8:52
本当はこの先に行けるといいのですが、まだまだ経験不足。体重もないので、藪漕ぎが難しいです。
今回の山行でもっとも開放的な写真。
2022年10月16日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
2
10/16 10:45
今回の山行でもっとも開放的な写真。
さあ、帰りましょう!
2022年10月16日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 10:45
さあ、帰りましょう!
テント撤収しました。
お世話になりました。
忘れ物・落とし物チェック完了。
2022年10月16日 11:54撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/16 11:54
テント撤収しました。
お世話になりました。
忘れ物・落とし物チェック完了。
また重い荷物を背負って歩きます。
2022年10月16日 12:01撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
10/16 12:01
また重い荷物を背負って歩きます。
下り急こう配なので、転倒注意。
2022年10月16日 12:19撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 12:19
下り急こう配なので、転倒注意。
3時間半ほど歩いてます。
あと少しかな。
2022年10月16日 15:31撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 15:31
3時間半ほど歩いてます。
あと少しかな。
無事に林道に着地して、崩壊地を通過していきます。
2022年10月16日 17:15撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
10/16 17:15
無事に林道に着地して、崩壊地を通過していきます。
ゲートまで戻ってゴールイン!
お疲れさまでした。
2022年10月16日 17:23撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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10/16 17:23
ゲートまで戻ってゴールイン!
お疲れさまでした。
車を置かせていただいたスタート地点。
工事用車両が出入りするようなので注意と配慮が必要です。
2022年10月16日 17:30撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
10/16 17:30
車を置かせていただいたスタート地点。
工事用車両が出入りするようなので注意と配慮が必要です。
インター近くの定食屋さん。
おなか一杯食べました。
2022年10月16日 18:56撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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10/16 18:56
インター近くの定食屋さん。
おなか一杯食べました。
いつもの諏訪湖サービスエリア。
2022年10月16日 20:04撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
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10/16 20:04
いつもの諏訪湖サービスエリア。

装備

個人装備
シュリンゲ3本 カラビナ4個 ツエルト(各自) ポカリまたはお茶(ペットボトル) ハイドレーション1.5L 水(2L+3L) 食料 非常食 ヘッデン(1人2個) 地図 高度計 コンパス スマホ 予備バッテリー
共同装備
9mm×30mロープ テント泊装備

感想




崩壊林道区間動画(画面が乱れているため後日修正アップします)

【全行程の動画は後日アップします】

2500m峰 全山チャレンジ 難関峰の1つ、「小日影山」にチャレンジ。
健脚な皆さんや、経験豊富な皆さんとは違い、子連れチャレンジのため安全第一。
そして山行を楽しみたいと考え釜沢ゲートから入山し、P2128でテント泊して小日影山をピストンするプランを立てた。

大日影山からのチャレンジャーなルートにも興味はあったが無理は禁物。
釜沢からの林道区間の崩落状況が情報不足でよくわからず、時間がかかっても大丈夫なプランとし、ロープ(30m)も持参して臨んだ。ロープは下山時に何度も使用して、安全登山を心掛けた。 崩壊林道を歩くことがそもそも安全かどうか、判断はそれぞれ基準が異なると思うが、崩壊してから数年が経過し、ある程度は踏み跡ができ、斜面も少しは落ち着いているのではないかと考えて実施した。

この崩壊林道がどの程度の崩壊状況なのかを知る手段がなかったため、この区間の動画をYouTubeで公開しておきたいと思います。この山に登ろうと思われるレベルの皆さんの参考になるかどうかわかりませんが。。。
今回も誰にも会わない、二人だけの山行でした。

危険だと感じたこと:
(1)崩壊林道の崩壊区間の通過
(2)下山時のルートミス(スマホだけを頼るのはNGだと感じた)
(3)トンネル手前の取り付きなどの急坂。(勾配角度だけでなく、登山者が少ないため浮石や、朽ちた枯れ木も多い。)

よかったこと:
(1)時間に余裕のあるプランだったこと
(2)ルートを外してしまってもすぐに気づけたこと
(3)ロープワークが役にたったこと

当初予定では、1日目にP2128にテントを設営し、そのまま小日影山へ向かうプランだったが、のんびり登ったため当初案のタイムリミット13時を超えてしまったため、山頂アタックは翌日に持ち越し。初日はテントでのんびりした。10時間くらい寝たのは何年ぶりだろうか。

結果、時間に余裕を持って(荷物は父20kg、娘14kg)と重かったが、心に余裕を持って歩くことができた。
十分注意して歩いたつもりだったが、下山時には3回ほどルートを外れてしまったが、都度、最適と思われる方法でルート復帰した。
特に下山時には、万一スマホが動かなくなった場合にも困らないように、地図・コンパス・高度計もフル活用し、無事に帰還することができた。

もう少し寒いかなと思って防寒対策をしていったが、寒さを感じることはなかった。

登りでは赤リボンをほとんど見つけることができず、山頂のリボンが輝いて見えた。
下山時には所どころ赤リボンを見かけたが、これを当てにして登ってはいけない山だと感じるとともに、自分のルートファインディングの能力が試されてとても楽しく歩くことができた。リボンをたどって歩くだけじゃ楽しくない。

踏み跡なのか獣道なのかを見極め、太陽やコンパス、地図、自分の勘を信じながらの楽しい山歩きだった。もし日帰りだったら、もっと違う登山になっていたと思う。

景色はほとんど見ることができず、たまに木々の間からチラッと南アルプスの高い山が見え隠れするだけだったが、1泊にして大正解の山歩きができたと思う。

これからも精進して、安全登山したいと思います。


===当初計画===
10月15日 6時 釜沢 入山
       9時 トンネル
       12時 P2128(テント泊)
10月16日 9時 小日影山
       11時 P2128(テント撤収)
       14時 トンネル
       16時 釜沢 下山

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