安達太良山
- GPS
- 06:10
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 769m
- 下り
- 765m
コースタイム
天候 | 1日目 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年04月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
快晴のGWを迎えると、我慢できずに登山の計画を練り始める。今回は都合で中止も考えられるため、行きなれた安達太良山にした。
冬山の入門コースであるが、この時期にどのくらい雪があるかは?である。
いつも通り、早朝の取付きを考えるが、今はシーズンオフであることを考慮して、6:30に登りだせるようにスケジュールする。
●登山
奥岳PAに到着して、ロープウェイの山麓駅に立ち寄ると、あだたらエクスプレスは「強風のため運転中止」と書いてある。昨日の運行の事なのか、本日の事なのか不明・・。登りはロープウェイを使うつもりはないが、下山時には利用も考えていたので、その時までには動くと思う。準備万端で、くろがね小屋→山頂に向けて出発する。コースは、半年前の10月とまったく同じなので、問題なし。
天気は抜群であるが、風が強い。フリースを着ていて丁度、手袋は必要である。
小屋までの道は、残雪ありドロドロ道ありで、歩きにくい。結構疲れ一時は山頂登頂が難しいかとも思った。残雪ありと無し状態が半々でそのため、アイゼンを付けるわけにもいかない、結構面倒である。
小屋直後の登りはきつく、ここからはアイゼン必須かと思ったが、その先はまた雪がなくなる。
しかし、峰の辻の直前の200mぐらいの雪渓の通過はチョットビビル。傾斜はゆるいが、滑れば遥か下まで落ちてしまう。先行する夫婦がアイゼン無しで、渡るのを見ながら、ストックを握り締め恐る恐る通過する。
アイゼンを着けるかどうかの判断は結構難しい。以前那須の雪渓では、距離は30mぐらいだったがアイゼンはつけた・・傾斜は確かに那須のがきつかったが。
また、この雪渓を見てもピッケルは持っている方がいい。しかし、今回すれ違った登山者でピッケルを持っているのは一人だけだった。
結局今回の山行では、私はアイゼンを一度もつけなかった。
手前でザックをデポして、山頂に無事到着、先行した夫婦と話が弾む。奈良に住んでいて、百名山を目指しているとの事で、磐梯山・安達太良・吾妻山を連登しているらしい。結構ツワモノである。
頂上に着くと、不思議と風は治まり、遠景はチョット霞んでいるが天気はこれまでで最高である。岩場を降りて、和尚山を見ながらお結びを食べる、うまい!
下山は、山頂駅・薬師岳に向かう。ロープウェイが動いていれば、乗るつもりであるが、すれ違う人に聞くと「強風で動いてない、登りが大変だった」とのこと。薬師岳までの道でも50mほどの雪渓を渡る箇所がある。ここも「ピッケル必要かな」と思わせる。薬師岳手前まで残雪路が続き、アイゼンを着用した方がよかった。
薬師岳から奥岳への下山、前回下りているが、今回は残雪と雪解けの水で道がドロドロ、一部川状態でかなり疲れる。残雪の下りではキックステップするが、ヒザには良くない感じである。
PAに着くと観光客が待機している。ロープウェイの開始待ちのようである。
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