ブロッケン山の妖怪 天狗岳に現る
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 982m
- 下り
- 963m
コースタイム
21日 6:20黒百合ヒュッテ−7:30東天狗岳−8:10西天狗岳−9:30唐沢鉱泉
天候 | 曇り晴れ豪雨曇ったり晴れたり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・フォレストカントリー三井の森過ぎから砂利道 ・唐沢鉱泉まで砂利道整備あり ・駐車場約30台 トイレ有り ・特にありませんが 沢筋濡れ石滑ります ・西天狗からゴロ石 堆積岩注意 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
・アプローチ→黒百合ヒュッテ・中山
天気予報では雨、とは言え山の天気と女心は判らない。立てた計画を中止するにはなかなか難しい。
そんな訳で当日未明まで降って止んだ雨を期待して出かけた。
唐沢鉱泉―東天狗ー西天狗ルートは初めてである。以外にも砂利道の整備は良く、美濃戸口ル−トよりアプローチはるかに良い。駐車場もラッキーなことに駐められた。高曇りの天気に出足好調、歩き始めはゆっくり足慣らし、5月の唐松岳依頼ふくらはぎを痛め、治っては奥多摩で無理してまた痛めの繰り返しで今回もビビりながらの山行、カメラもPENTAX06M 軽量で我慢した。
黒百合ヒュッテのゴーロ石は雨上りで滑る。2時間半をかけ小屋へ着いた。天気も晴れ間が差す好天に中山まで足を伸ばす。東天狗、西天狗岳が爽やかに見える、遅咲きのシャクナゲも蕾と共に眼に潤いを頂いた。再び小屋のテラスで沢に足を投げ出し飲む生ビールは最高でした。ヒュッテでくつろぎ若者と談話中、一転にわかに掛け曇りバケツをひっくり返すほどの雨に、小屋は突然満杯となった。そんな中壁際に寝返りうって就寝。翌朝はガスれども回復の兆しあり。
・ヒュッテ→東天狗、西天狗
夏の天狗岳は今回初めてなので周りの風景、ポイント等見まごう所である。東天狗についた途端に雲は抜け西天狗との間の雲がスクリーンとなって朝陽が差しまさにブロッケン山の妖怪が出た。大和民族はこれを御来迎(光)と称し生きながらにして仏に会える光とし畏敬の念を抱く摩訶不思議な現象としてとらえる。やはり大和人なので心で合掌。
西天狗の道も歩いている中にガスは去りまさに空中散歩の世界でした。西天狗の最後の急登も腹式呼吸で達成した。
西天狗→唐沢鉱泉
花崗岩のゴロゴロ石に注意しながら2つの展望台を抜ければ樹林帯、木の根っこに斜め乗にらないよう気を付けていたがやっちまった。幸いお尻は汚れなかったが1回の転びで唐沢鉱泉着、そのままこの鉱泉に入って秘湯の湯に身を沈め、歩行中一度も降られなかった天候に感謝しさっぱりしたことでした。
麗嶺
こんにちは、nobuchanさん!
いいもの見ましたネ
天狗→妖怪→ブロッケン、何か繋がりそうですネ
私がブロッケンを最初に見たのは13歳、北アの燕岳でした
遙か昔の体験ですが、今でも鮮明に思い出します。
その後何回か見た記憶はありますが、ほとんど思い出しません。
ブロッケン現象は、長く関わってきた光散乱の一種ですが、最近見る機会がないですネ。
山ではガスとは縁があるのに、日帰りが多いので太陽の角度の問題でしょうネ。
お疲れ様でした
そうですね そんなレスポンスを待っていました。朝日夕日の斜光線に出るロッケンは素晴らしいですね。
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