武尊神社から武尊山周回
- GPS
- 06:38
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 6:34
天候 | 曇り 無風・微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
分岐から剣ヶ峰へのルートは急傾斜で且つ樹木の根の張り出しが多く歩きづらい。それ以外は特に危険箇所は見られなかった。紅葉は標高1500メートル付近が見頃だった。 |
写真
感想
くねくねの林道を運転して武尊神社の駐車場に4:19到着。ガラガラに空いていることを期待したが、既に10台くらい駐まっていて驚く。それでもスペースが十分なのが幸い。準備の後4:30ちょうどに行動開始。外気温7℃と低いため、Zさんはレインジャケット着用だったが、自分はじきに暑くなると思いシャツ2枚だけで出発。しかし最初の30分は傾斜も緩いし体が温まらず、特に指先が寒かった。また10月後半なので既に日の出時刻も遅く真っ暗闇。ヘッドライトの灯りが頼りだった。25分ほど歩くとダートの奥の林道に到着。ここにも既に5台ほど駐まっていた。林道はあまり荒れていなかったので、今日の状態であればここまで乗用車できても問題ないように思えた。ここからもしばらくは林道のような道が続くが、やがて本格的な登山道が始まる。既に2人ともウォームアップは終わったので良いペースで歩き始める。まだ暗いが徐々に空が白み始め、周囲の様子も見えるようになってきた。標高が上がると紅葉が見えるようになるが、いかんせん暗くて写真には不適。きれいなところもあったが素通りするしかなかった。5:55頃に武尊沢を渡渉。この頃には既に明るくヘッドライトは使用しなかった。武尊沢を過ぎるとコースは等高線を直登するようになる。急登が連続するがそれだけでなく、土砂が流出しているのか、樹木の根が張りだしているところが多く、滑り易くて歩きにくい。慎重に進むしかないが、所々段差もあってペースは落ちた。ペースを気にするよりも、滑って転ばないように要注意だった。ゆっくり確実に進む。木の根を掴んだり、四肢を駆使して歩いた。稜線のコースに合流すると剣ヶ峰ピークまではわずかだった。7:13に剣ヶ峰に到着。無人。天気は曇りだが展望に問題はなく、遠くには富士山を望むこともできた。狭いので座って休憩はしなかったが、写真を撮ったり飲食をして休憩する。この先目指す武尊山の本峰が堂々として見えた。
休憩後に行動再開。剣ヶ峰直下は特に急傾斜だったので落ちないように気を付けて歩く。下った後は登り基調。風も弱く歩いていれば寒さは感じない。天気予報では強風予報も出ていたが、その点は外れたようで助かった。ここまですれ違う登山者は皆無だったが、登りにかかると少しずつ目にするようになる。前方の武尊山を見たり、後方の剣ヶ峰を振り返ったりしながら進む。Zさんは特に剣ヶ峰がお気に入りのようだった。景色が良いので、急な登りもあまり苦にはならなかった。剣ヶ峰から1時間ほどかけ8:16に武尊山到着。ここまで数人しか見掛けなかった登山者だったが、山頂では既に多くが休んでいた。我々も写真撮影後に座って休む。山頂はさすがに風が抜けて寒かったので、風を避けられるところで休憩した。ここで自分は1枚着足す。山頂からの眺望は相変わらず良い。尾瀬の山や、新潟の山がよく見えた。曇ってはいたものの高曇りなのが幸いした。山頂にいる間少し晴れ間も見えたが、それは一瞬だけでその後はずっと曇っていた。景色がいいのでZさんは長居をしたそうだったが、下山もあるので適当なところで切り上げて行動再開。山頂の人の数は更に増えていた。下り始めると続々と登山者。登りの時とは大違いで面食らう。山頂がこの後人であふれカオスになると思った。人が途切れることがない。花時期の平標山がこんな感じだが、それに似ているように思えた。紅葉の時期に混む山なのかもしれない。尾根伝いの下りだが、途中の岩場には鎖がかかっていた。それほど難しくはなかったが、湿っているところがあったのがいやらしかった。避難小屋を過ぎると後は林道に向けてジグザグに下る道に入る。そしてこれが今日2つ目のメインイベントだった。標高が下がり1500メートル付近に至ると紅葉がきれいになってきた。特にぶなの紅葉は美しく、曇天なのは本当に残念だったが、それでもじゅうぶんに楽しむことができた。下りの足が止まり、写真撮影に時間をかけたことは言うまでもない。紅葉見物しつつ下るが、その間も登りの登山者は引きも切らない。駐車場が溢れかえっているのが容易に想像できるようだった。標高が下がると徐々に緑が増し、10:27に分岐に到着。ここまで降りると紅葉はまだ始まったばかりに見えた。あとは駐車場まで消化試合をこなすだけ。行きとは違い明るくなったので歩き易い。岩にも蹴躓かない。30分ほど下り基調のダートを歩き11時ちょうどに駐車場到着。予想どおりにクルマは林道まで溢れていて路駐が多かった。
今回の武尊山は実は消去法的に選んだのだが、紅葉がきれいでなかなか楽しかった。この時期の定番にしてもよいくらいだった。
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