秋の槍ヶ岳、孫槍+小槍偵察
- GPS
- 16:31
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 2,118m
- 下り
- 2,492m
コースタイム
- 山行
- 7:08
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 10:17
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 6:44
天候 | 1日目:晴れ→曇り→一瞬降雪→晴れ強風 2日目:白い霧事件→下界は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
メジャーなのでよく整備されてます 南岳から槍平方面はちょっとだけ難あり(特に樹林帯) |
写真
感想
晩秋の山行
2年前の10月16-18の大日岳〜剱岳〜立山が一夜の内に30cmの降雪になったこと
同じく2年前の10月明神岳東陵〜奥穂高岳が暴風雪のブリザードに見舞われたことから
雪降る槍ヶ岳に行ってみたくなり予約した。
しかし結果は空振り。ほとんどの箇所で雪は積もっておらず、また1日目のごく短い間弱々しい降雪がわずかに見られたのみだった。
なので今回の目的は小槍の偵察にする事とした。
まずはサクッと大槍を登る。
次に小屋前に戻り小槍への道を探すため大槍へのルートの脇から踏み跡とと思しき道を辿る。
偵察した結果今の実力では小槍攻略は不可能と判断した
。南側は根元がちょっと抉れておりロープワークなしでは無理そうだ。東斜面も傾いてて90度を超えている。ならば西か北斜面に行きたいが、巻道もなさげであった。
また小槍に取り付くまでの道のり発見できなかった。
孫槍だけは大槍からの距離が近く手がかりも多くあったためサクッとフリーソロで攻略した。
午後から風が強くなり出してたので孫槍の頂から小槍方面への下降はしようとも思わなかった。
残置アイテムが多数あったので正解のルートと思われる。
小槍偵察中大きな物音がしたので振り返ると槍ヶ岳山荘の離れの1棟(ごみ集積所?)が火事になっていた。幸いこの日は飛騨側から信濃側に吹く強風の為他の建物には延焼せず単独火災に止まった。直ぐに通報したが、風向きが南から北に吹いていたら確実に全焼していたと思われる。下界に降りたら火事は他人事ではないので気をつけよう。
夕方晩飯の前に窓から強烈な夕陽が差し込んできているのに気づいて慌てて外に駆け出した。
槍が真っ赤に染まっているではないか!!
穂高や常念、双六、笠ヶ岳、抜戸、三俣蓮華、黒部五郎、など今年歩いだ山々が夕陽に染められていた
今年の北アルプスでの山行は今回で終了予定なのでとても感慨深くほんとに今日この場におれて良かったと思った。
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