堂満岳〜コヤマノ岳〜武奈ヶ岳
- GPS
- 09:00
- 距離
- 17.4km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,470m
コースタイム
- 山行
- 7:47
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ 一時 あられ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
200円/24時間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な個所は特になし |
写真
装備
個人装備 |
レインウェア上下
救急薬品
ナイフ
折りたたみ傘
非常食
携帯電話
帽子
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
水
|
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感想
前回に続いての比良。
秋の色が少し深まった山を歩いてきた。
最近の運動不足を実感していて、ハードな歩き方は自重するつもりであったが、地図を広げてしまうと勝手に目が赤線を辿ってしまい、お腹一杯のルートを組んでしまう。
途中に雨が降り出し、晴れの予報だったはずとスマホを見ると、「快晴」と出た。
それを信じることにして現地に着くと、雲は残っているが回復しかけている様子。
車を置いて湖岸に出ると、穏やかな水面にあいさつして山に向かう。
イン谷口の手前、桜のコバから今日は堂満岳に向かう。
足に不安を感じているのにわざわざ急登を選ぶのもどうかと思うが、ペースと足の運び方を意識すれば大丈夫と思い込んでしまっている。
ノタノホリからいよいよ尾根の急登にかかって、その辺を意識しながらゆっくり登る。
どうやら足の調子はよく、トラブルなく山頂に立ててホッとする。
予報通りの青空と、はるか下の湖面の青が美しい。
金糞峠から奥の深谷に下ってコヤマノ岳への登り返し。
久しぶりに最短ルートの直登コースを歩いたが、ずいぶん勾配を感じる。
こんなに急だったかと少々意外に感じながら一定ペースで登りかけるが、ここで足が悲鳴を上げだした。
両腿がつる前兆の筋肉の痙攣を足の運びで抑えながら歩き続ける。
立ち止まるより歩き続ける方が悪化を防げる。
コヤマノ岳のブナの森は前回から2週間の間に雰囲気が変わっていた。
何がというのではないが、秋の空気を感じながら歩ける。
それほど目立つ紅葉があるわけでもないのに、この季節の色を感じられるのはすばらしい。
ぴくぴくする脚を宥めながら、なんとか武奈ヶ岳の山頂に到着してまわしを見渡すと、ついさっきまで広がっていた青空に、ほとんど目線に近い低い雲が黒く垂れこめていた。
一雨来る前にと急いで食事を済ませた途端、雨ではなくてあられの粒がばらばらと落ちてきた。
気温が急に下がったように感じ、濡れた手がかじかむ。
休憩もそこそこに撤収し、山頂を後にした。
15分もすると天気は回復し、八雲ヶ原に向かって下りだすころにはもとの青空に戻っていた。
山頂で降られたのは運が悪いことのように思われがちだが、すべて山の普段の顔なので気にしないようにしている。
晴れ着を着飾った山を見に来たのではなく、今日の山に会いに来たのだから。
膝の痛みを少々気にしながらの下山となったが、結局現在の自分のキャパをオーバーした山行だったのだろう。
こんな風に体をいじめながら山を歩いているのが結局好きなのだろうと思う。
ただそこまで目いっぱいのボリュームでなくても同じように楽しめるのも確かなので、硬軟取り混ぜていろいろなバリエーションを組んでいこうと思う。
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