無雪期堂満岳第二ルンゼ
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- GPS
- 04:45
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,226m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
天候 | 良かったですが、暑いです(^^;)。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最後のところになりますが、南比良にしろ隣の天神山にしろ、なかなか斜度があります(^^;)。低山ですが手強いです。 |
写真
感想
堂満岳の北壁は冬のバリエーションだと思っていたのですが、通年歩いていらっしゃる方々のレコを見て、行けるの?と思っておりました。まあ行ってみないとわからないので、本日は第二ルンゼに行ってみることにしました(^^)。
さて、比良駅からちょうどバスに接続する電車で到着したものの、今日は歩いて行ってみます。というのも、とにかく暑い(^^;)。駅で既に撤退の文字が浮かんでいたので、撤退のハードルを下げるためにも歩きで出発。イベントがあるのか、たくさんの学生さんたちに交じって歩き始めました。
イン谷口ですでに1本空になるほど水を消費。汗かきにはこの季節はつらいのでそろそろオフかなと考えていたのですが、とりあえず取り付きまでは行ってみることに(^^;)。途中、先週登ったウエ谷の取りつきに立ち寄っていろいろ再考します。これがあの巨大な堰堤の資材を上げたルートとは信じられない。これはもう一度行くしかないか(^^)。
そして青ガレへの渡渉ポイントである堰堤へ。みんなでストックを片付けようとする大グループをようやくパスさせていただき、そのまま金糞滝方面へ。静かな世界に立ち入りました。でもなんだか道ができているような(^^;)。やっぱり踏まれているんですね。それでは私も進ませていただきます!
最初の滝は左から巻きます。ここのトラロープ、なんだか新しくなっているみたい(^^)。ありがとうございます。冬場は雪でわかりませんでしたが、なんか手も増えているようで、ロープなしでも行けそうです。もっとも、下りではロープはありがたいですね。そこから先は一気に幽玄な渓谷美が広がります。こんないいところを独り占めしてスミマセン(笑)。
しばらくは左岸を歩きましたが、右岸も倒木を越えれば行けそう。まあどこでも歩けそうな感じです。そのあと少し大きめの滝が出てきますので、冬季ルート同様に右岸から高巻きをしていきました。無雪期は流水部をそのまま登れるようでしたが、行き詰まって巻きなおしも面倒なのでそのまま冬季ルートで進みました。ちょっとしたトラバースは慎重に。その後川に合流。苔むした岩がまるでジブリの世界観だわ(^^)。いい感じですね〜。
ルンゼに入ると思ったより暑くなくて助かります。それに想像していたより落石の心配がありませんでした。浮石も少なく足元も安定しています。というか、むしろ冬よりも踏み抜きがなくてずっと歩きやすい(^^)。なんでわざわざ冬に行っていたのかわからんぐらいやん(笑)。そんな感じでさくさく進めます。
振り返ると意外と斜度があったのかとわかりますが、登っていると冬と比べて滑落の心配がない分高度感は感じません。あっという間にじわっとカーブして最後の直登エリアに到着しました。ここからは踏み抜きとずり落ちで苦労した場所ですが、さてさて今日はいかがなものかと進んで行きます。
一応落石対策としてフォールラインをはずし、できるだけ右岸か左岸の端を歩くようにしていきました。しかし落石の気配もなく、とても快適(^^)。ふわっと雪が乗ると見えなかった足場も、見えればなんのことなく進めます。やがて3月に撤退した場所と思われる岩場に到着。めっちゃ苦労した挙句撤退したのに、今日はサクッと通過。これはむしろ今がシーズン?というか、両方の季節をやってこそということか。なるほど。やばい、めっちゃ楽しい(^^;)。暑さ忘れてます(笑)。
kouji-hiraさんに名付けられたナマズ岩は、季節柄木々にさえぎられて遠くからは見えませんでしたが、ようやっと久々に対面できました(^^)。その先でトラロープ出現。おお、こんなところに設置されているとは。足元は確かにザレていますが必要なほどではないものの、道案内としてほっこりさせていただきました。草付きになってくると、なかなか明瞭な足跡というかステップができています。その先で登山道に合流。この季節にこのエリアに来ることができることがわかったのは大収穫でした(^^)。
と、ちょうどやってくるハイカーさんと遭遇。え?なんか見たことあるウェアですやん。なんと、k-longvalleyさんでした(^^)。北小松から縦走してこられたとのことでしたが、この時間にここまで来られるって凄すぎる!私なんぞ暑さに負け負けの上に比良駅から最短ルートで来ただけなのに(^^;)。聞きしに勝る豪脚さんでした。せっかくなので堂満までご一緒させていただきます。
堂満山頂は春先よりなんかきれいになっており、虫も少なくなっていました。補給をしていると東稜道から別のハイカーさんが来られ、3人でしばし談笑。初対面で話が弾むのは山の楽しみですね(^^)。今日は霞んではいるものの天気良好。ここは眺望もいいのでいい山頂です。さて、しばらくすると下山にかかることにします。
下山は東稜道から。最初の急な斜面を降りるともうあとはルンルンの下山(^^)。先週に続き、話をしながらの山行は疲れを感じません。なら人と行けばいいのですが、どうも協調性がないようでして(^^;)。速いと聞いていたlongvalleyさんの邪魔にならないよう頑張って進み、やがてノタノホリに到着しました。
ここからは別れて、私は取りこぼした南比良に進むことに。一応山ではありますが、なぜここが南比良と呼ばれているのか。きっと歴史があるんでしょうね。池沿いに進み、ちょっとしたピークからちょっと下降。以前行った天神山方面から別れて南比良への尾根へ。意外と踏まれていることに驚きますが、しばらく快適な稜線歩き。眺望はありませんが、山域にいられるだけで気持ちいい(^^)。
尾根の先端には広場のような開けた場所があり、人工物あり。ここがそうか。うん、予想通り特に何もない(^^;)。よくわからない標識をもって到着とします(笑)。多分何かを加工する場所だったんでしょうね。さて、残るはここからの下山。意外とてこずりました。
天神山よりはやさしい下山でしたが、あちら同様足元はザレているのに手が少ない(^^;)。木があっても枯れていたりと体重をかけづらい。でも人の気配がありルートははっきりしていたので迷うことなく進んでいたものの、最後がちょっと迷いました。
地図でも崖表示でしたが、目の前に湖西道路があるのに降りられない(^^;)。左方向に踏み跡らしいものを見つけ、それを辿ると登山道みたいなものに合流。最後は豪華に階段を下って着地できました。あとは道を歩いて比良駅へ。駅前の一休でlongvalleyさんと合流し、一緒にビールをいただいているとsymlyさんも到着。本日も実に楽しい時間を過ごさせていただきました(^^)。そろそろ梅雨入りなのでしばらくどうしましょうか。本日もありがとうございました。
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