湯桧曽川 白毛門沢 (タラタラノセン登ってみた)
- GPS
- 08:02
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,156m
- 下り
- 1,141m
コースタイム
07:20〜07:25 860m 白毛門沢 出合
08:45 1080m タラタラノセン 下
09:35 1100m タラタラノセン 上
09:40〜09:55 1120m 5m滝 下
(以降、コンタ100m毎に小休み連発)
12:05〜12:35 白毛門山頂
02:40 ヘロヘロで下山終了
天候 | 晴れ 稜線は涼風 下山の樹林帯は熱中症寸前の暑さ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
共同装備 |
30mロープ×1
|
---|
感想
今日はbowさんにリーダーをお願いしました。
おかげで地形図も遡行図も持たず、気楽な沢歩きです(笑)。
二俣や枝沢出合のたびにbowさんがチェックしてくれて、大助かりでした(喜)
出発前に「ガチャ類は最小限で軽快に遡行しよう」
「今日はできるだけ巻きを減らそう」と申し合わせましたが、
タラタラノセンまでは一切巻かずに、想定通りの遡行でした。
■タラタラノセン登攀■
タラタラノセンは右壁に取り付く勇気はなく、左壁を登攀しました。
左上するバンドにのり、途中から直上して薮に至ります。
この間2〜3の残置ピトンがあり、ランニングは取れます。
薮から滝身へのトラバースは支沢のスラブ横断がスリップの恐怖でちょっと緊張です。
支沢を越えて2人が立てる凹でピッチを切り、ビレイ支点にピトン1枚打ちました。
2ピッチ目はややぬめった逆層で、スタンスとホールドを探しながらの登攀です。
小さなスタンスに立ち込み伸び上がると、眼前にしっかりしたホールドが見えます。
駄菓子菓子、だがしかし、僕の身長ではホールドまであと10センチ届かない!
意を決して跳ね気味にしてホールドをキャッチ。
あとはスリップに注意して落ち口へ抜けました。
以降は「やりきり症候群」でパワーがでず、小休み連続でようやく山頂。
ここでyoshi629さんとyoutaroさんに会えて、わずかな時間ですが楽しいひとときを過ごせました。
酷暑の夏道尾根の下降は思い出したくありません(笑)
今回は、沢に取り憑かれる基となった白毛門沢
前回といっても初めての白毛門沢は空が広く水量が豊かで
右を見ても左を見ても上を見ても下を見てもスゴイ・キレイの
連続で個々の滝などの印象が無くただただステキな沢といった印象でした。
今回もそろそろ雪も溶けたし谷川の沢に行けるかな、行きたいな
と話をしている所での実行となったのですがやはり期待を裏切らない沢でした。
タラタラノセンは、当初から巻くものと思っていたのが
まさか登ることになるとは思ってもいませんでした。
今回はなるたけ巻かずに登ろうとganちゃんから言われ・・・
やってみれば充実感と今後も慎重にを壮年短低団の目的を再認識することになりましたが
行ってみれば、入渓からハナゲの滝、タラタラノセンもスラブもすばらしく
時間の過ぎるのも忘れ、歩くのが速すぎると言われるなど
テンションが上がりっぱなしで、パートナーに迷惑をかけっぱなしとなり”済みませんでした。”
自然との付き合いは、最初が肝心を再認識すること然り。
すばらしさは、言葉より写真とビデオを見てください。
以上感想でした。
コメント
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素晴らしい沢ですね
私の近所の裏山?の沢とは大違いです。
気持ち良さそうなナメ!
歩いてみたいですねぇ。
スケール感が違いますね。
とりあえず、私は小さい沢で練習です。
ではでは
りんご屋さん、おはようございます。
白毛門沢は谷川の沢の入門用として人気があります。
上越らしく谷は開け、明るい滝とうつくしいナメ、爽快なスラブと、
当地の沢の要素がたっぷり詰め込まれています。
ちょっとした滝には全て巻き道が完備(?)されており、
単独の遡行者もずいぶん見ます。
地元の沢での練習が済んだら、是非おいで下さい。
おはようございます〜
youtaroさん達のレコを拝見し、な、な、なんと!!
ってことでお邪魔しました
gankoyaさん、シャイなyoutaroさん達と違って、壮年さん達のエアチェア、ご立派です!!
しかし、気持ちよさそうな沢歩きですねえ
ワタクシもenoshimanさん同様、最後の沢登りが16年前の米子沢だったりします
先日カビの生えた昔のフェルトの沢靴を捨てたんですが、明日から幌尻で渡渉があるので久々にフェルトの靴を買い替えました
足手まといになりますが、又の機会に簡単な沢登りに行かれる節は、是非是非連れていってくだされ〜
ふれさんと仲良しのえのしまんさんが、
「実は沢登りの経験がある」と言われていたので、
内心では「仲良しのおじさんふたりで沢歩きを再開すればいいのに…」
と、思っておりました。
中高年の僕らには登攀中心のハードな沢登りはできませんが、
今回youtaroさん達が行ったナメの旅などは実に楽しいです。
(その楽しさは記憶に残っておるでしょう)
山スキーだけでなく、沢歩きでも共通点ができると嬉しいですね!
追伸
ポロシリ、いいですね。豪華だなあ。
お誘いの件、頭にいれておきます。
呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん・・・・古
すみません
沢もマルチピッチも体が重くて動かないんです。
ずーとナメだけだったらいいんですけど。
縦走の岩場ですら最近避けるようになってきているんです。
あとこれ以上趣味を増やすと全部中途半端になりそうでやばいです。
山スキーは行きたいのですが、FRESCHEZZAさんがえのしまんを怖がって相手にしてくれません
上越の山スキー企画ありましたら是非お声掛けください。(ファットが無いんで足引っ張ること必至ですが・・・)
う〜む、
あなたのイメージはボード抱えた湘南ボーイなんですが…。
山スキーですが、僕の板もセンター巾76个らいの普通のカービングです。
ファットとかロッカーとか欲しい気もするんですが重そうで。
体力ない中高年なので「軽さ」メインです。
それでも昔のストレート板+ジルブレッタに比べれば天国ですね。
初めて山に持ち込んだ時に、
「俺はスキーが上手かった!」って思いましたからね。
機会があったら、ぜひご教授下さい。
お願いします。
こんばんは。stkです。
本来なら我々も土曜に遡行して対面できればよかったんですが、本日(日曜)遡行となりました。
いや〜〜、1日違いですが最後のスラブ、青空が映えてキレイですね〜〜〜!うらやましい!本日は悪天でした。。
それにしてもgankoyaさん、ホントに足骨折してるんですか?(笑)
タラタラのセン、リードしちゃうとは!! あの滝は難しそうですね〜〜
みなさんスゴイです
そちらへお邪魔しまーす
gankoyaさん、こんばんは。「怪我つながり」のzaoluckです。沢登り全開(全快?)で楽しんでいらっしゃるようですね。こう暑い日が続くと、レコを見ているだけで自分も涼しくなった気分です 。
当方はまだ車山の高原歩きをダラダラやっている状態です。膝の多少の痛みは別として、左脚の筋肉はまだジャンプに十分耐えられず、時々ぴょこぴょこ跳ねる運動をやってリハビリ中。
沢や岩場の登攀とは無縁な自分ですが、gankoyaさんたちのレコを見て疑似体験を楽しませてもらっています。お気をつけて楽しい沢登りを
お見舞いいただきありがとうございます(笑)
蔵王楽さんも不便な様子ですね。
私も相変わらず右膝を90°以上曲げると痛いので、
登山中の大きな段差は全て左脚のノルマになってます。
滝の登攀中も変わらないので、ギャラリーがいれば「へたくそでぎこちない」おじさんと思われるでしょう(笑)
今回は2回だけ右脚を精一杯使わざるを得ず、あとで痛みました。
それでも最近は少し慣れてきて、河原歩きで石から石へ跳べるようになりました。
先月まではこれも恐くて怖くて…。
こんな思いをして沢登りしてるんだから、困ったものですね…。
お互いに時期がくれば良くなるでしょう。
来シーズン、1回くらいはスキーをご一緒したいですね。
ゲレンデ用カービングも古いの持ってます。
山用は普通のカービングを持ってます。
気が向いたらいかがですか?
おはようございます。ヒライデ沢の遡行記録を参考にさせていただきました。おかげさまで、楽しい遡行ができました 白毛門沢は、行ってみたいと思いながら、いまだ行けてません
>「ガチャ類は最小限で軽快に遡行しよう」「今日はできるだけ巻きを減らそう」
とても共感できます。と言いつつ、ゴルジュハンマーなど、注文してしまいました。単独で入るなら、あった方がいいかと思いまして
これからも、遡行記録を参考にさせていただきます。
記録一覧を見ていて、「記憶にあるタイトルだなあ」と思いながら拝見し、拍手してました 。
私どものコースミスのレコを参考いただいたとは恐縮です(笑)
実は二俣を間違えて右へ進み、すぐに気づいたんですけど、
「どちらも大差ないだろうから探検しようよ」
という事で右俣を詰めあげた次第です(笑)。
実際に大差なく、周回ルートとなって正解だったとは思っておりますが…。
沢バイル(ゴルジュハンマーなど)は草付きや泥壁で非常に有効ですので、
パーティに1本は必携すべきと思います。
私は今はステッキが必需品ですが、急斜面ではステッキのグリップをピックの代わりに土に刺す事が多いです。
あまり難しいところへはゆけない壮年短低団ですので参考になる事は少ないでしょうけれど、お互いに沢を楽しめると良いですね。
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