大荒沢川 左俣 溯行 (根菅岳ダイレクトルート)

2022年10月25日(火) [日帰り]

• GPS: 10:55
• 距離: 18.2km
• 登り: 1,369m
• 下り: 1,357m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:40
• 休憩: 0:13
• 合計: 10:53

6:32 高畑登山口
15:10 15:11 根菅岳（ねすがだけ）
15:43 15:55 高下岳(北峰)
17:24 17:24 高畑登山口
17:25 ゴール地点

天候

晴れ

写真

10/25 5:51

マイナス2度です(;゜∇゜)

10/25 5:57

霜ってます。

10/25 6:27

マイナスだろうが、霜だろうが行きます。
Eさん、不安度MAX!

10/25 6:38

駐車場から5分で大荒沢川着。
これは流木を塞き止める為のもの。
足冷たい。

10/25 7:47

暫く河原や林道を歩く。
昔は車も通れた立派な道があったようです。

渓らしくなってきました。

10/25 8:37

さあ、始まります。
膝より上にくる釜は、全てへつるか巻きます。

10/25 8:43

釜を行けば1分もかからない小滝ですが、巻きます。

10/25 9:03

巻きに25分かけてしまいました。

10/25 9:08

水がきれいです。

10/25 9:12

ここは左の壁を登ります。

10/25 9:16

お助け紐でフォローします。

10/25 9:28

夏なら泳ぎたい釜です。

10/25 9:34

が、巻きます。

10/25 9:36

いい感じです。

10/25 9:37

ここは左岸をヘツリます。
ヘツリが終わって降り立った場所で、なぜかEさんドボン((( ；ﾟДﾟ)))

10/25 9:42

ドボン後のEさん。
寒そうですが大丈夫のようです。
Eさんは様々な修羅場をくぐり抜けてきたクライマーです。ドボンくらいでへこたれません。多分。

10/25 9:43

紅葉真盛り中です。

10/25 9:47

ヘツリ

10/25 9:59

登れない滝

10/25 10:12

巻きます。
この巻きが神経を使いました。

10/25 10:26

巻き終了

10/25 10:29

癒し

10/25 11:19

巨岩帯

10/25 11:29

10/25 12:15

階段滝

10/25 12:23

階段滝を過ぎると、幕営地に適した二俣に到着します。流木も豊富。かなりのファイヤーができそうです。

10/25 12:25

二俣
右側が大荒沢岳行き
左側が根菅岳行き
となります。

10/25 12:39

今回は左に進みます。
暫くは単調な広い河原のような斜面を登っていきます。

10/25 13:01

突然滝が現れました！

10/25 13:03

8mはあります。
巻けば容易ですが、ここは登るしかないです！
この左俣ルートの記録はないので、もしかしたら初登攀者になるかも(笑)

ハーケン打ちます。
この後、シャワーになります。

10/25 13:21

結果的にホールドはあり容易でしたが冷水で指の感覚指数0%になりました。

10/25 13:42

その後も小滝が続く。

10/25 14:06

崩落地で水が枯れる

10/25 14:08

源頭です。

10/25 14:17

苔むした枯れ滝

10/25 14:20

小さな滝ですが登攀力必要

10/25 14:51

その後も微妙な小滝が出てきて、ショルダーとかを駆使しながら詰めました。
奥は沢尻岳。その奥にはモッコ岳。

10/25 15:00

沢形は最後まで続きました。

10/25 15:04

あっさり系藪漕ぎ。
50mくらい。

10/25 15:04

根菅岳手前の稜線に到着。

10/25 15:07

根菅岳
根菅岳に登り詰めるので、勝手に「根菅岳ダイレクトルート」としました(^^)。

10/25 15:41

高下岳
一週間前にも来ました。

10/25 17:23

下山。
私が30分遅刻をしなければ、明るいうちに下山できた(´Д` )

感想

tbf

大荒沢川の溯行は2回目になります。前回は二俣を右に進み大荒沢岳に抜ける正規ルートでした。
大荒沢川は渓相も良く、ゴルジュ帯の通過も程よい難しさで飽きさせないので、もっと溯行されても良い沢だと思っています。隠れた名渓と言いたいですが、長いのが難点です。
長いが故に、車を貝沢登山口にデポをすることが必要になります。それはまだしも、大荒沢川の入渓地点までの車の移動の際に激しい藪道を通る(洗車機状態)ので車のボディーが悲惨な状況になってしまいます。
そこで高畑登山口を発着とする、前から温めていた左俣のルートです。

正規の右俣ルートに比べれば多少歩行距離は長くなるが、左俣ルートのメリットとして、
�￣λ鵐襦璽箸茲衄羈單�安全に稜線に抜けられる。＝時間短縮可能
�∫�漕ぎがほぼ無しで稜線
��車をデポジットする必要がない＝ 時間短縮可能
�ぜ屬�傷つかない(笑)
でしょうか。
今回は水が激冷なので入水を避け、ちょっとした釜や滝もヘツったり高巻きしたので時間がかかりましたが、夏であれな1〜2時間は早く下山できると思います。

寒かったし水も冷たかったですが、左俣は記録にない未知のルートだったので、充実した沢登りになりました。