早朝の伯耆大山
- GPS
- 05:46
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 953m
- 下り
- 941m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夏山登山道は石が多いので、落石やスリップに注意が必要です。 |
写真
感想
最近恒例になっている毎週土曜日の早朝登山。いつもは近くの低山に行くのですが、「大山のお花畑が見ごろ」という文章が目に留まり、鳥取県の大山に行ってきました。
兵庫県の自宅から大山までは車で2時間半。5時には登りだしたかったので、朝ごはん(?)を外で食べる時間も考え、1時半に自宅を出発。閉店間際のラーメン屋で朝ごはん(なんかへんやな)を食べ、高速道路で大山に向いました。
大山山麓の南光河原駐車場に着いたのは4時半。この時間で既に駐車場の8割が埋まっていたのにはびっくり。車中泊の方も多かったです。
出発は5時前。山麓から見る弓ヶ浜の景色が、「夜景」から徐々に「朝焼けの町並み」に変わっていくのをリアルタイムで見ることができました。夏山登山道をとり、3合目を過ぎた辺りから道は狭くなりかつ急勾配に。メジャーな山で高校生の林間学校でも登られる道ですが、結構きつかったです。六合目の避難小屋からは北壁の絶景!今でも崩壊を続けている北壁は迫力があり、その下の堰堤には、崩れ落ちた大量の岩が堰きとめられて溜まっていました。
さらに急勾配となった七合目を過ぎると道は細くなりますが、振り返ってからの景色は素晴らしいものとなります。左手に見える北壁、北西に向けて広がる森林、そして日本海も眺めることができます。
しかし、八合目を過ぎ頂上の草原を守るための「木道」に入ってからは一面霧、霧、霧。しかも風が強く、油断していると木道から落ちそうになります。こうなると「お花畑鑑賞」どころではなく、とにかく山頂避難小屋を目指して歩きました。避難小屋に7時10分着。外は大きな風切り音がなっています。朝が早かったので横になって10分ほど仮眠。いつまでもここにいても仕方ないのでとりあえず頂上で写真だけ撮って下山しました。
木道が終わって急な石の下り坂となり、緊張して進みます。時間は8時前後だったかと思いますが、登ってこられる方が多く、すれ違いに気を使いながら、またスリップしないように気をつけながらの下山となりました。七合目辺りから霧は晴れまた絶景が楽しめるように。多くの人で賑わう六合目避難小屋でおにぎり1個を食べ小休止。さらに五合目まで下り、復路は行者谷コースをとりました。
行者谷コースは夏山登山道の賑わいが嘘のような静かなハイキングが楽しめました(すれ違う方も何人かおられましたが)。途中で、缶ビール1ダースと一斗缶、その他多くの荷物を担ぎ上げている方とすれ違い。山頂避難小屋に荷物を上げている方なのでしょうが、缶ビール1ダースだけで15kg以上。全重量だと30kg近くでは・・・脱帽です。
行者谷コースはブナの森林浴と、青色の花を楽しみながら下山となりました。木の階段中心の道で角度はかなり急ですが、とてもいい道です。急坂となることさえ覚悟すれば、登りでこの道を使うのもありだと思います。
大堰堤まで下ると、頂上の雲はすっかり晴れていました!北壁の絶景を再度楽しんで大神山神社へ。あとは大山寺やみやげ物ショッピングを楽しんで帰路へ。頂上からの展望が霧で見えなかったので、今夏中のリベンジを計画しているところです。
(その他メモ)
・持参した食料はおにぎり3個とソーセージ2本。おにぎり1個は下山中の六合目避難小屋で食べる。残りの食料には手を付けず。朝食が「濃厚とんこつラーメン」だったせいか登山中は空腹を覚えず結構動けました
・水分はポカリなど1.8リットル持参。山中での消費は1.2リットル。
・登山開始が2時間遅かったら頂上も晴れ渡っていたはず。あまり早すぎる登山だと、かえって頂上は雲がかかりやすいのだろうか・・・
早朝登山、お疲れ様でした!
大山といえば、中国地方最高峰のお山ですね
すごいですねー!!
夜景から朝焼けへの変化を見ながらの登山、いいですね〜
霧は残念でしたが、またリベンジ計画中とのこと、素晴らしいです
私はまだまだ経験が浅いので、なかなか低登山から勧めませんが
いつかは体力と根性を付けて夏場「涼しいね〜!」って思える標高
のお山に登ってみたいです
氷ノ山も行きたいのですが、まずは鉢伏山で高原ハイキングをしたいなー
と思っています
青いお花、紫陽花の一種だったような。。。
山紫陽花って呼ばれてた気がしますが、はっきりとは覚えてないので
間違ってたらすみません
いつもコメントありがとうございます。
大山は数年前に一度登ったことがあるのですが、その時も山頂は霧・霧・霧・・・
今回は天気予報もチェックし「大丈夫!」と自信を持っていったのですが、残念でした。ま、お山はこちらの思い通りにはならない、ということですね。
鉢伏山、私も行きたいなあと思っている山の一つです。氷ノ山から見る鉢伏山はまさに高原!氷ノ山からの尾根道の登山道もとても見晴らしが良さそうです。でも「見晴らしがいい=日陰がない」ということだから、もう少し涼しくなってからにしようかな、とも思っているところです。
「山紫陽花」情報ありがとうございました。ネットで山紫陽花で検索した画像がまさに、私が見た花でした。花や木、野鳥の名前ももっと覚えたいです
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