日光白根山
- GPS
- 05:26
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 740m
- 下り
- 1,232m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨(湯元温泉スキー場で雨に降られた) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
(交通) 往路:東京方面から鎌田までバス。鎌田から丸沼高原スキー場までバス。さらにロープウエーで山頂駅まで 復路:湯元温泉からバスで東武日光駅へ。そこから東武線で東京方面へ。 車が無い者にとっては、日帰りとしてはなかなか頭を捻ります。高速バスで深夜に鎌田に入り、朝1番のバスで丸沼高原に移動。ロープウエーで山頂駅まで行きそこから頂上へ。登山道は、森林限界までは比較的なだらかで登山しやすい。森林限界からは、砂礫質の道を登るがすべりやすい。砂礫が終わり岩場を登ると山頂。山頂から前白根までは、一度下って登りかえすが、登山道もしっかりしてわかりやすい。前白根から天狗平までは、道がはっきりしてわかりやすく危険個所はない。天狗平からは、わかりにくく白根沢の方にいってしまった。大変危険な思いをして湯元温泉スキー場付近で元の道に合流した。湯元温泉に向かう道は、道標が少ないように思えた。 |
写真
感想
当初の登山計画では谷川岳にしようかと思ったのですが、せっかくなので関東一高い山にでも登ってみようかと思った。その山は、日光白根山である。
日光白根山は、群馬と栃木に跨る独立峰でこれより北には高い山はないということから以北最高峰呼ばれている。その山に登るには、群馬側の丸沼高原スキー場から登るか、栃木側の金精峠又は湯元温泉から登るかである。公共機関を使っていくと湯元温泉か丸沼高原スキー場のいずれかになるが、湯元温泉からは登山道が長く往復に相当時間がかかることから丸沼高原スキー場からのぼることとした。下りは、そのまま来たコ−スを戻るよりは湯元温泉に抜ける縦走コースを取ることとする。
丸沼高原スキー場へは、鎌田まで入りそこからバスだが、本数は少ない。そこで、夜行バスを使用して鎌田へ入り野宿をしていくことにした。時期は梅雨なので雨が心配されたが快晴とまでは行かなかったが、晴れてくれて最高の登山となった。
丸沼高原スキー場からは、ロープウエイに乗り込み標高2000mまで運んでもらいスタート。降りるとそこはロックガーデン。目の前には日光白根山が現れ、上信越の山を拝見することができる。身支度を整え登山開始。シラネアオイは見つからなかったが、高山植物の女王と呼ばれているコマクサが、可憐に咲き始めて登山者を和ませる。二荒山神社を過ぎしばし樹林帯を登る。なだらかで登りやすい。時折木々の切れ間から武尊山など有名な山が、姿を覗かせる。大日如来でちと休憩。こういうのがあると、信仰登山の山だと痛感する。七色平を過ぎ地獄ナギを抜けしばらく樹林帯を通ると、森林限界に達し山頂部が手前にとらえることができる。
そこからは、砂礫を一登る。すべりやすく登りにくい。ゆっくりと一歩一歩高度を上げていく。尾瀬の至仏山は優美に構えている。砂礫が終わり 岩場を登り返すと白山神社につく。もういちど登り返すと関東で一番高い日光白根山の頂上に到着。山頂はそれほど広くないが、上信越の山が雄大なパノラマで望める。ただ、これから向かう湯元温泉側は、本来であれば中禅寺湖と男体山が見えるはずだが、曇がかかり見ることはできない。
大分登山者が頂上に来始めたので、避難小屋を経由して前白根山へ向かうことにする。天気は、雨予報であったが晴れ。しかし、下山地湯元の方が雲かかっているので早めに向かうことに。避難小屋へは、急な道を一気にくだります。滑りやすく慎重に下ると樹林帯に入りなだらかになります。しばらく樹林帯を歩くと鹿が食事を楽しんでいました。人が近づいているのににげようとしないのには少し気になりました。
少し歩くと、視界が広がり避難小屋へ到着。ここから、前白根山へ向かい登りとなります。樹林帯を一登りすると視界が開くと尾根づたいに歩いていくと前白根山へ到着。眼下に五色沼を眺め日光白根山を眺め湯元温泉へ向かいます。尾根を歩き樹林帯に入りしばらく下ると天狗平に到着。そこから外山向かい湯元スキー場へ。しかし、道が不明瞭で非常にわかりづらい。新道へのアプローチがわからず旧道へ。樹林帯を下るが急で下りづらく白根沢へ。白根沢は、岩場の下りの雪渓で慎重に下る。ここを降りると湯元スキー場に着くことが分かるが、足の疲れと雪渓滑りで体のあちこちに傷だらけようやく白根沢が終わる頃にスキー場へ到着。そこで、新道への道を確認。最後には、足がつってしまった。とんでもない道を降りてきてしまったと反省。あとは、湯元スキー場のゲレンデをひたすら歩いていたら雨が降り始めびしょ濡れでバス停に着いた。バスの中で何事もなかったように着替え無事下山完了であった。
しかし、正直もう少し標識や道が整備されないと白根沢の方に迷いこんでしまうと思われる。白根沢は場所により下りづらく雪渓も遅くまで残り非常に危険な場所であるから。
いろいろ考えさせられた山行であった。
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