笠ヶ岳
- GPS
- 30:15
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 2,044m
- 下り
- 2,044m
コースタイム
5:10新穂高温泉-6:10笠新道入口6:11-7:45杓子平中間地点7:45-10:01杓子平10:05-11:35抜戸岳分岐11:38-12:05抜戸岳12:07-13:30笠ヶ岳山荘13:45-14:06笠ヶ岳山頂14:20-14:35笠ヶ岳山荘(宿泊)
(8月17日)
5:50笠ヶ岳山荘-7:43杓子平7:48-9:07杓子平中間地点9:07-10:26笠新道入口10:27-11:25新穂高温泉
天候 | 8月16日:晴れ後曇り夜雨 8月17日:曇り後晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
(交通) 往路:新宿から毎日アルペン号で新穂高温泉。 復路:新穂高温泉から毎日アルペン号で新宿へ。 笠新道は、ジグザグに登る急坂です。いけどもいけども杓子平にはつきませんでした。槍・穂高が見えるため疲れがいやされましたが、きついです。杓子平から稜線に取りつくのも急坂のためきつかったです。稜線からは、適度なアップダウンがありますが、笠新道を登ってきたのが応えました。いずれも危険個所はありませんでした。笠ヶ岳山頂へは、岩場もしっかりしていましたので、危ない場所はありませんでした。2日間ガスが出たので、景色が望めずに残念でした。 |
写真
感想
新穂高温泉から笠新道の入口までは200mも登ることになるが緩やかな登りのため心地良い汗がかけ、体がほぐれてきた。笠ヶ岳という山は、優美な形であるが、思った以上に急峻な個所が一杯あるように感じた。
1時間ほどで笠新道の入口に到着。ここで一息入れていよいよ笠新道を登り始めます。最初は、ブナやナラの樹林帯をジグザクにひたすら進んでいきます。汗は滝のように出始め、予想以上に水を補給するような状況になった。ともかく下るところがない急登は想像以上である。ただ、コースタイムよりは若干早い感じで杓子平までの中間点に到着。ここから1時間30分というので少し気持ちが楽になりましたがとんでもなく、ここからも相変わらずの登りがそれ以上に続きました。非常に「1時間30分」が長く感じました。樹林帯を抜けたあたりで、槍・穂高の景色が見事に見ることができました。確かに槍を見ると登りたくなってきます。延々登って5時間(新穂高温泉から)で杓子平に到着しました。ここで今までとうって代わって笠ヶ岳の稜線が目に飛び込んできました。見事な景色でもう一度頑張ろうという気になり、歩き始めました。
ここまで会う下山者に杓子平まで急でさらに稜線までずっと登りが続くと言われ、その稜線までの登りを味わうことに。一度下りそこから半端ない岩場の登りにさすがに辛く、引き返したいと何度も思いましたが、ふと、目を横にするとなんと、「ライチョウ」が岩の上にポツンといました。やはり北アルプスという後景を目の当たりにしました。じりじり辛い登りを登ると抜戸岳との分岐につき、一旦下って双六との分岐についに到着し、稜線に辿り着きました。ついに笠新道終着です。予定時刻より早かったので、抜戸岳まで足を運びました。ガスで眺望は望めず証拠ビデオを撮り笠ヶ岳へ向かいました。
ここからは、アップダウンのきいた稜線歩きとなる。やはり、笠新道がかなり体に答えていたようで稜線の登りがかなりきつく感じました。残念ながら笠ヶ岳を望むことができず、笠ヶ岳山荘に到着しました。ここで手続きをすませ荷物を軽くして山頂を目指します。本当は、翌日にしようとしましたが、天候や時間を考慮して、登れる時にまず登ろうと考えました。山頂までは、岩場でありますが、よく舗装されておりますので、非常に登りやすく20分程で山頂に着きました。ガスで眺望を望めず、下山し、途中の祠で祈願をして山荘に戻りました。夕食は、とても豪華でした。から揚げあり魚ありフルーツありと最高のおもてなしを受けました。
夜は雨となり朝には止んでほしいと思い、ゆっくりと時間を過ごしました。この山荘は、田舎の民宿といった印象でとても、山荘には思えませんでした。朝、雨こそ止みましたがガスはかかり頂上に再アタックせず、下山を始めました。ルートは、全く同じ道を歩きますが、慎重に歩き長い長い稜線と笠新道を下山しました。11時30頃新穂高温泉に戻りました。
残念ながら、笠ヶ岳を望めませんでしたが、厳しい登山を経験することができました。
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